FC2ブログ

『ピュア・マッカートニー』収録曲レビュー その1 - Macca Go Go Go! ポール・マッカートニーファンブログ・・・プラス!PLUS!+!

Macca Go Go Go! ポール・マッカートニーファンブログ・・・プラス!PLUS!+! ホーム » ポールのアルバム » 『ピュア・マッカートニー』収録曲レビュー その1

『ピュア・マッカートニー』収録曲レビュー その1

前回の記事を書いた直後に『ピュア・マッカートニー』の詳細が判明した。結果はれっきとしたベストアルバム(笑)。だが決まったからには今さらジタバタしても始まらない。ここはニューリリースを祝福し、受け入れた上で収録曲について極めて個人的な見解を記事にさせていただく。繰り返すが、これはあくまでも「私だけの個人的な見解」である。あまり深刻にならずに一つの意見として楽しんで読んでいただければと思う。

アルバムの詳細についてはユニヴァーサル・ミュージック・ジャパンをご覧いただくのがよいかと思う。

ユニヴァーサル・ミュージック・ジャパン「ポール・マッカートニー」のページへ

このページについては一つだけ突っ込みを入れさせていただこう。商品紹介のキャッチコピーは以下の通りとなっている。

すべてが名曲。すべてが伝説。
ソロ・キャリアのレコード総売上1億枚以上!
ザ・ビートルズ解散後45年間の全ヒット曲を網羅した、究極のベスト盤!


「ザ・ビートルズ解散後45年間の全ヒット曲を網羅した」???

完全に間違いである。もっとも何をもってヒット曲とするかで判断基準は変わってくるのであるが、たとえばごく一般的にアメリカのチャートでトップ40に入ったものをヒット曲と考えるなら、以下の曲が外されていることになる。

Give Ireland Back To The Irish(米21位、英16位)
Mary Had A Little Lamb(米28位、英9位)
Helen Wheels(米10位、英12位)
Letting Go(米39位、英41位)
I've Had Enough(米25位、英42位)
London Town(米39位、英60位)
Getting Closer(米20位、英60位)
Take It Away(米10位、英15位)
So Bad(米23位)
Spies Like Us(米7位、英13位)
My Brave Face(米25位、英18位)

どんなに控えめに見てもこれはけっこうな数だ。しかもトップ10ヒットが3曲もある。上記以外にもイギリスのみでヒットした曲なども含めると、その数はさらに膨らむのだが、ともかくこのキャッチコピーが完全な誤りであることがこれでわかるだろう。新しいファンはだませても、我々のようなオールドファンはだませない。事実をゆがめてまでCDを売らんとするレコード会社の戦略がこれでわかろうかというものだ。念のために言っておくが、ポールの公式サイトには全ヒット曲を網羅したなどとはどこにも書かれていない。そこに書かれているのは「67曲のうち、40曲以上がトップ40ヒット」という極めて客観的な事実のみである。

さてそれでは収録曲を見ていこう。まずなんといっても驚かされるのが、ビートルズ解散後のポールがいかに大量の名曲を残してきたのかということである。今回デラックス・エディションに選ばれたのはなんと合計67曲。べスト盤にしては破格の曲数であるが、それでも入り切れなかった曲が本当にたくさんある。もし時間があれば僕個人の選曲によるポールのベスト盤も披露してみたいと思うが、どれだけ絞り込んだとしても100曲に収めるのはきっと困難だろうと思う。というのも極論すればポールの曲はすべてが名曲といっても過言ではないからである(ナンチャッテ)。

今回CD4枚組のデラックス・エディションと2枚組の通常盤が用意されたが、正直言って僕には通常盤の意味がわからないので4枚組67曲のほうだけに絞って収録曲レビューを書いてみたい。

DISC 1:
1. Maybe I'm Amazed
2. Heart Of The Country
3. Jet
4. Warm And Beautiful
5. Listen To What The Man Said
6. Dear Boy
7. Silly Love Songs
8. The Song We Were Singing
9. Uncle Albert / Admiral Halsey
10. Early Days
11. Big Barn Bed
12. Another Day
13. Flaming Pie
14. Jenny Wren
15. Too Many People
16. Let Me Roll It
17. New

Disc1はあまり文句のつけどころはない。あえていえば『Heart of the Country』はいらなかったかな、という感じ。

DISC 2:
1. Live and Let Die
2. English Tea
3. Mull of Kintyre
4. Save Us
5. My Love
6. Bip Bop
7. Let 'Em In
8. Nineteen Hundred and Eighty Five
9. Calico Skies
10. Hi, Hi, Hi
11. Waterfalls
12. Band on the Run
13. Appreciate
14. Sing The Changes
15. Arrow Through Me
16. Every Night
17. Junior’s Farm
18. Mrs Vandebilt

Disc2は『English Tea』→『This Never Happened Before』、『Bip Bop』→『Tomorrow』、『Arrow Through Me』→『Getting Closer』 or 『Rockestra』 or 『Daytime and Nightime Suffering』に差し替えてもらいたかったところ。

1. Say Say Say [2015 Remix]
2. My Valentine
3. Pipes of Peace
4. The World Tonight
5. Souvenir
6. Dance Tonight
7. Ebony and Ivory
8. Fine Line
9. Here Today
10. Press
11. Wanderlust
12. Winedark Open Sea
13. Beautiful Night
14. Girlfriend
15. Queenie Eye
16. We All Stand Together

Disc3は『Winedark Open Sea』→『Hope of Deliverence』、『Girl Friend』→『London Town』 or 『I've Had Enough』 or 『Girl's School』に差し替え要である。

DISC 4:
1. Coming Up
2. Too Much Rain
3. Good Times Coming / Feel the Sun
4. Goodnight Tonight
5. Baby’s Request
6. With a Little Luck
7. Little Willow
8. Only Mama Knows
9. Don’t Let it Bring You Down
10. The Back Seat Of My Car
11. No More Lonely Nights
12. Great Day
13. Venus and Mars / Rock Show
14. Temporary Secretary
15. Hope For The Future
16. Junk

Disc4は『Good Times Coming / Feel the Sun』→『Only Love Remains』、『Little Willow』は微妙。

しかしこうして改めて見ると突っ込みどころは意外と少ないように思われる。つまり今回のベスト盤についての主な不満点というのは「どうしてこの曲が入っているの?」ということではなく、「どうしてこの曲が入っていないの?」という部分なのだ。次回はそのあたりについて書いてみたい。

参考:
Pure McCartneyデラックスエディション国内盤
HMViconAmazonTower Records

Pure McCartneyデラックスエディション海外盤
HMViconAmazonTower Records

関連記事