エルトン復活だっ!その3
びっくりしたなぁ、もう…。
ほとんどスルーされることを承知で新年からエルトンに関する記事を2本書いたのだが、意外と読者から熱い反応が返ってきて昨日から気を良くしていた。そして、今日遅ればせながらアルバム『ワンダフル・クレイジー・ナイト』のアウトテイクというか、デラックスエディションのみにボーナストラックとして収録されている『イングランド・アンド・アメリカ』と『フリー・アンド・イージー』をiTunesストアで買って聴いてみたのだがマジで腰を抜かしそうになるほど驚いてしまった。
2曲ともメチャクチャいい曲だったからである。とはいっても、ポールに勝るとも劣らぬメロディ・メーカーであるエルトンのことだからそれぐらいのことはあっても僕にとっては不思議でもなんでもないはずであった。が・・・しかし、『イングランド・アンド・アメリカ』にだけは参った。今回だけは本当に参りました、エルトンさん。この曲はいくらなんでもいい曲すぎます!!こんな曲をボーナストラックにできるのは世界でもあなたとポール・マッカートニーの2人しかいないでしょう。
というような気分になっていたのである。
『イングランド・アンド・アメリカ』はこれまでにエルトンが書いた数あるアップテンポのポップロックの中でも最上級に位置する名曲である。こんな曲を68才の人が作り、演じ、寸分のミスもない完璧な曲として完成させたこと自体が奇跡以外のなにものでもない。僕はできればこの曲をアルバムのオープニングに持ってきて欲しかったし、スタンダード・エディションに収録されなかったことが本当に残念でならない。もちろんシングルとしても十分に通用するものだと思う、いや今からでもシングルカットしてほしい。
とにかくコンサートのオープニングにももってこいの非常にパワフルで楽しい曲なのである。この曲はひょっとしたらエルトンの晩年を代表するような特別な曲になるのではないか?そんな思いがふと胸をよぎる。
さて、そうして改めて全12曲を通しで聴き直してみた。完璧である。12曲で完璧…。新たな名盤の誕生…。
このアルバムにはある意味60年代、70年代の生き生きとした西洋音楽のエッセンス全てが詰まっている。しかも、それは焼き直しでも、懐古主義でもない。それは2016年の今もエルトンサウンドが音楽界の最高峰に君臨することができるということの宣言であるように僕には思われる。
「楽しんで作ってたら16日でできちゃったよ~」。涼しい顔で言うエルトンのそんな声が聞こえてきそうな気がする。しかし、それにしてもこの充実ぶりはある意味不気味でさえある。ひょっとしてエルトン復活どころではなく、まさか黄金期到来か??
参考:エルトン・ジョン『ワンダフル・クレイジー・ナイト』
ほとんどスルーされることを承知で新年からエルトンに関する記事を2本書いたのだが、意外と読者から熱い反応が返ってきて昨日から気を良くしていた。そして、今日遅ればせながらアルバム『ワンダフル・クレイジー・ナイト』のアウトテイクというか、デラックスエディションのみにボーナストラックとして収録されている『イングランド・アンド・アメリカ』と『フリー・アンド・イージー』をiTunesストアで買って聴いてみたのだがマジで腰を抜かしそうになるほど驚いてしまった。
2曲ともメチャクチャいい曲だったからである。とはいっても、ポールに勝るとも劣らぬメロディ・メーカーであるエルトンのことだからそれぐらいのことはあっても僕にとっては不思議でもなんでもないはずであった。が・・・しかし、『イングランド・アンド・アメリカ』にだけは参った。今回だけは本当に参りました、エルトンさん。この曲はいくらなんでもいい曲すぎます!!こんな曲をボーナストラックにできるのは世界でもあなたとポール・マッカートニーの2人しかいないでしょう。
というような気分になっていたのである。
『イングランド・アンド・アメリカ』はこれまでにエルトンが書いた数あるアップテンポのポップロックの中でも最上級に位置する名曲である。こんな曲を68才の人が作り、演じ、寸分のミスもない完璧な曲として完成させたこと自体が奇跡以外のなにものでもない。僕はできればこの曲をアルバムのオープニングに持ってきて欲しかったし、スタンダード・エディションに収録されなかったことが本当に残念でならない。もちろんシングルとしても十分に通用するものだと思う、いや今からでもシングルカットしてほしい。
とにかくコンサートのオープニングにももってこいの非常にパワフルで楽しい曲なのである。この曲はひょっとしたらエルトンの晩年を代表するような特別な曲になるのではないか?そんな思いがふと胸をよぎる。
さて、そうして改めて全12曲を通しで聴き直してみた。完璧である。12曲で完璧…。新たな名盤の誕生…。
このアルバムにはある意味60年代、70年代の生き生きとした西洋音楽のエッセンス全てが詰まっている。しかも、それは焼き直しでも、懐古主義でもない。それは2016年の今もエルトンサウンドが音楽界の最高峰に君臨することができるということの宣言であるように僕には思われる。
「楽しんで作ってたら16日でできちゃったよ~」。涼しい顔で言うエルトンのそんな声が聞こえてきそうな気がする。しかし、それにしてもこの充実ぶりはある意味不気味でさえある。ひょっとしてエルトン復活どころではなく、まさか黄金期到来か??
参考:エルトン・ジョン『ワンダフル・クレイジー・ナイト』