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エピフォン・カジノ

9月18日の日記で僕はこう書いた、
「右スピーカーから聴こえるエピフォン・カジノの音こそビートルズを最も感じさせる音だといえば言い過ぎだろうか…。

生前ジョン・レノンが絶賛したポールのギターテクニックが「ケイオス」ではかなりよみがえっているのではないのか?
ビートルズでは僕たちが思っているよりずっと多くポールはギターを弾いていたのではないか。聴けば聴くほどにそんな思いが脳裏をよぎる。」

最新のローリング・ストーン誌のインタビューで、ポールは以下のように語っている。

「ナイジェルが『あなたのギターが聴きたいんですけど、何かありますか?』って言った。ぼくはエピフォンのエレクトリック・ギターを引っぱり出してきた。初期のギブソンみたいに安物のやつだ。
これは僕が“Paperback Writer”でオープニングのリフを弾いた素晴らしいギターなんだ。ある意味ギンギンで荒々しく、変化に富んでいるギターだ。“Taxman”のソロで僕がやったようにね。その時、僕にはあるアイディアがあったからジョージは僕にソロを弾かせてくれたんだよ。
その頃はジミ・ヘンドリックスが出てきたばかりで、僕はジョージになんとかしてフィードバックを使った気違いじみたことをやらせようとしていた。そして、僕は実際にそれをジョージの前でやって見せていたんだけど、『じゃ、君がやりなよ。』って言ってくれたんだよ。ジョージの曲だったにもかかわらず、彼は気前よくそれをやらせてくれた。そんなわけで、このギターはナイジェルの大のお気に入りになったんだ。」

最後には引っぱり出すはめになる古いギターはたくさんあるのですか?

「好きなギターは何本かあるよ。名声と富を得ることの弊害はギターの数が増えてしまうことなんだ。ガキの頃にはギターはたった1本しかなくて、それをとても大事にしていた。自分で弦を張り、いつも抱きかかえ、一緒に寝たり、といったぐあいだ。ギターが友達だった。それが、やがて2本になり、どちらかを選ばなくてはならなくなる。金持ちになって困るのはそこなんだよ。気がつけば、それが3本になり4本になっている。僕の段階までくると、ギターをタダでもらえるようになる。で、いつの間にか地下室はギターでいっぱいになってしまうわけだ。」

「だけど、このエピフォンは僕のギターだ。これこそまさしくそんなギターなんだよ。こいつを弾くのが好きなのは、少しばかりくたびれた爺さんみたいだからだ。チューニングを合わせるのが大変なんだよ。ジミ・ヘンドリックスのギターがそうだったようにね。ジミはいつも観客に向かって『こいつをチューニングできる奴はいないか?』なんて言っていた。
ある晩、これは僕のお気に入りの古い逸話なんだけれども、僕たちが金曜に“Sgt.Pepper's”をリリースした直後の日曜、ジミはロンドンでコンサートを開いた。彼は独特の長いソロを演奏していたんだけど、最後のところでどうしようもないほどチューニングが狂ってしまったんだ。彼はよろけながらマイクまでたどり着くとこう言った、『エリック(クラプトン)はいるか?』。エリックは椅子に深く腰を沈めた。ある女の子が『ここにいるわよ!』と言ったので、ジミは答えた、『ちょっとここに来てチューニングしてくれないか?』。もちろんエリックはもっと背をかがめ、ジミは仕方なく自分でチューニングするはめになったというわけだ。」


やはりあのエピフォンの音はビートルズの音だったのだ。ギターも弾けず、楽器の事もほとんどわからない僕だが、違いが聴き取れたことを我ながら少し嬉しく思った。

そして“Paperback Writer”と“Taxman”でのギターソロがポールであったことも今回初めて知った。多くのビートルズファンにとっては知っていて当たり前のことかもしれないが、もともと僕はあまりデータ的な事は深く追わないのだ。
ともかく、いずれも素晴らしいギタープレイであることに違いはない。
今後はギタープレイヤーとしてのポールにももっと注目してみよう。
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