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行きたかったぜ武道館

読者の皆様の温かいコメントの数々に心癒され、早くも元気を取り戻しました(笑)。厚く御礼申し上げます。

さて、ポール・マッカートニー日本公演2015の最終公演となった武道館公演。一夜明けてその全貌が明らかになったが、その内容に僕は驚愕した。

なぜなら、ポールはこの武道館公演だけのために本当に特別なセットリストを用意してくれたからである。ポールが一つの会場のためだけに他とは全く違うプログラムを用意したことは彼の長いキャリアの中でもおそらく今回が初めてことであろう。この事実は我々が考える以上に重いものだということをファンは認識し、ポールに深く感謝すべきであると僕は思う。つまり、それはポール自らがこの「武道館公演だけ」のために特別なメニューを出すことに頭をひねり、それを実際に行動に移したことを意味するからだ。そして、そんな事は過去において一度も起こった試しはないのである。1曲か2曲の特別な変更・追加ならばあったが、今回のように5曲もの大幅な変更は前代未聞のことなのだ。しかも5曲のうち1曲はライヴ初披露というオマケ付きである。

今回初披露された『アナザー・ガール』。この1曲を予告なしにライヴで聴けただけでも武道館に行った人は幸運であったと思う。なにしろ、ポールが書いたビートルズの曲の中で、まだライヴで1度もやっていない曲はもう約10曲ほどしか残されていないからだ。そのうちの1曲を武道館にいた人たちは世界で初めて聴くことができたのである。その他の4曲も最近のライヴでは比較的演奏回数が少ないものばかりが選ばれている。

そして、やはり会場は小さいほうがいい。次回はアリーナ席は5万、スタンド席は2~3万程度に抑えてもらって武道館5daysなんてどうだろうか。欧米ではポールは1~2万人規模のアリーナで普通に公演を行なっているから、けっして不可能ではないと思う。

当日のパフォーマンスについては僕は自分が観ていないのでなんともいえないが、撮影もされたということだから、もし平均点以上の出来であれば是非ブルーレイ/DVDで発売してほしいと思う。ビートルズの武道館公演とチケットのレプリカ、そして今回の公演とチケットのレプリカを同梱して5000円くらいで販売すればベストセラーを記録すること間違いなしである。

とにかく2015年の日本公演は大成功に終わった。めでたし、めでたし。
おめでとうございます、ファンの皆さん。
そして、ありがとうございます、ポールさん!また来る、よね?


4/30追記:読者のテツさんより、武道館公演について詳細なレポートが寄せられましたが、コメント欄だけにとどめておくのはもったいない内容なので、皆さんと共有する意味で以下にその全文をアップさせていただきます(テツさん、無断で掲載させていただきますね~)。

「武道館公演は 本当に夢の様な素敵な時間でした。通りすがりのビートルズファンさんが 詳細なレポートをコメントされていましたね。正しくあの通りでした。特に日本公演初披露となった「アナザー・ガール」 「ガット・トゥ・ゲット・ユー・イン・トゥ・マイ・ライフ」での会場の盛り上がりは凄まじいモノがありました。あの一体感は二度と忘れる事が出来ません。 今回の武道館は ステージ横と若干後ろの観客の為に 少し小さめのスクリーンが設置してあるだけで 殆ど生のポールに注目しての観賞でした。ドームだと やはりスクリーンの助けがないと 観賞が難しいですけど、こうして2階席からとは言え ポールを直接見ていると 子供の頃から夢中だったポールが、ビートルズだったポールが 今 目の前で歌っている… もうそれだけで胸が熱くなりました。今まで 山ほど見てきた映像と同じ立ち姿で 目の前にポールがいるのですから 感激です。マイクから離れた所で「イェー!」など かけ声を発してるポールの声は 正しく生の声ですしね。あのへフナーのベースも照明に反射して 眩いばかり。アリーナ席を経験していない私にとっては 2階席とは言え 昇天しそうなほど 夢の様な時間でした。

ポールの素の表情も近くで垣間見れて 幸せでしたね。「レット・イット・ビー」でのサプライズでは ポールは本当に感激していて ちょっと動揺したのか 次の曲で再び「レット・イット・ビー」を歌い出してしまう珍しいシーンも… あれはジョークだったのかな…? いや ポールの慌てている様子を見る限りは 本当に動揺して間違ったのかな。「NEW」では最後の箇所を少し歌い間違えて 演奏が終った後に もう一度 間違がった箇所をやり直すシーンもありました。アウトゼアーツアーでは「NEW」が終った後に ピアノの前に乗り出しながら 観客に「どうだった?」ってな感じで 観客の様子を伺うシーンも お約束の一つですが、武道館では ちょっと間違ってしまったので 苦笑いでお約束のシーンを演ずるポールも 面白かったですね。最後の「ジ・エンド」での こちらもお約束「ソロソロ カエル時間デス…」の後の観客の大きな悲鳴には さすがのポールも「困ったな…」って感じの表情で 色々と人間味溢れるポールを近くで観れたのも良かったです。

あと 武道館で一つ思ったのが、「死ぬのは奴らだ」での大爆発、大阪で観た時よりも 火薬の量が多かった様に思うのですが、京セラドームは特別に規制があって少ないのでしょうか? 昨日の武道館は 火薬の量を間違ったんじゃないの?って思うぐらい爆音で驚きました。2階席まで 熱風を感じましたしね。ポールが いつも「耳が聞こえないよー」とこちらもお約束のジェスチャーをしますが あながち冗談じゃなさそうですね(笑)

セットリストの曲数が減って 通常よりも短縮された内容でしたが、全く損した気分ではないです。新しい曲が加わって セットリストが新鮮になったのもありますけど 時間とか量とか そんな次元では語れない 満足感が昨夜の武道館公演にはありました。ポールの声も好調でしたし、もっと聞きたかったと言うのも本音ですが あれ以上 遅くなると 遠方から通われた方は 帰れなくなりますし せっかくの武道館公演を途中退席なんて事になったら気の毒でしたから。あの時間で丁度良かったのです。

コンサートが終って 会場が明るくなり、退席となった時に 自然発生的に起こった拍手。これはアンコールを求める拍手ではなく 武道館公演に対しての感謝の拍手でした。そして 「ポール、有り難う~!」の掛け声… 私の隣で観賞されていたご婦人は これだけ日本でやってくれたんだから まだ世界中で ポールが訪れた事がない国が沢山あるから そんな国のファンの為に コンサートやってあげて欲しいと話されていて ファンの温かい気持ちに 私自身も 本当に感激してしまいました… そうなんですね、我々は幸せなファンなのですよね。これは忘れてはならない事です。

そしてC席の方と思われる若いファンの方も 多くいらっしゃいました。京セラドームでもそうでしたが 若いファンの方も多いですよね。親子で来られている方も多かったですが 決して安くないチケットを握りしめ 若いファンもポールに会いに来ている… これも同じファンとして嬉しい事です。今は高く痛い出費かも知れませんが、この経験は絶対に人生の良き思い出になり お金では買えない大きな心の財産になります。これからも ビートルズ、ポールを愛して欲しいな。

元気なポールを また見れるのか?もう最後なのか? 武道館公演を見ると 再びツアーに出る時は また日本を選んでくれそうな期待もあります。そう信じたい、そう思って過ごす方がファンとして幸せですしね。 ポールには心から有り難うを言いたいです。そして京セラドーム、武道館で同じく観賞したファンの方々も 温かいポールへの声援で 私自身も嬉しくなってしまいました。有り難うございます。東京ドームも同じく素敵なコンサートだったと思います。ポール 日本公演有り難う!」


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