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2015年は大ブレイクの年となるか

カニエ・ウェストとのコラボ曲『オンリー・ワン』に続き、リアーナ、カニエ・ウェストとのコラボ曲『フォー・ファイヴ・セカンズ』が今世界中でチャートを駆け上がっている。すでにイギリスでは4位、アメリカでは6位を記録。その他の国々でもスウェーデンで1位になったのをはじめ、フランス、ニュージーランドで2位、オーストラリア、ハンガリー、スイスで3位など軒並みチャート上位に食い込んでいる。

ポールは2月8日のグラミー賞当日のステージでリアーナ、カニエ・ウェストと共にこの曲を披露し大喝采を浴びたばかり。この日のパフォーマンスは各方面からも絶賛されており、今後さらなるチャートの上昇が見込まれる。この日のポールは完全に脇役に徹しており、逆にそれが僕には新鮮に感じられた(カッコよかった)。また顔色もよく元気そうで、年齢による衰えなどは微塵も感じさせなかった。この状態で日本に来てくれるならば、2013年の時と同等か、もしくはそれ以上の究極のパフォーマンスが見れるかもしれない、などと一人勝手に想像してしまったのであった(やっぱり行きたくなるネ)。

さてイギリスでの4位という成績だが、英シングルチャートで5位以内に入ったのが1984年の『ウィ・オール・スタンド・トゥゲサー』(3位)、『ひとりぼっちのロンリー・ナイト』(2位)以来なんと31年ぶりのこと。本当に久しぶりの大カムバックであり、ファンの一人として素直におめでとうと言いたい。

かわってアメリカでは現在6位だが、僕はまだもう少し順位が上がるのではないかと期待している。が、もしこのままだとしてもビルボードのシングルチャートで10位内に入ったのが1985年の『スパイズ・ライク・アス』(7位)以来こちらも約30年ぶりということになる!⇒正確には29年と2週間で、ビルボードの歴史上最も長いブランクがあってトップ10に返り咲いたアーティストになったということだ。おめでとう、ポール!尚、これまでの記録はサンタナの28年7か月と2週間との事。

アルバムについては現在もコンスタントに5位以内に入る作品を世に送り出し続けているポールだが、シングルはやはり当代若者の支持を得られないとなかなか結果の出せない世界であることを改めて痛感させられた。今回ポールがチャートにカムバックしたことで、ひょっとしたら「ポールは人気アーティストの力を借りて・・・」などという否定的な見方も生まれるかもしれない。しかし、2000年以降ポールは一貫してストイックなほど自作自演のスタイルにこだわり続け、また実際に結果も残してきた。だから、ここらで若いアーティストたちと自由に交流し、共同で作品を作ったとしても僕は何も非難される筋合いはないと思っている。むしろ、今や世界のトップアーティストたちから最大級の尊敬を集めるポールが、彼らの呼びかけに応えることのほうがよほど重要であるし、それが現在、そして未来の音楽界のためにもなると思うのである。(まあ72才なんだから、好きにやらせてあげてよ、というのが本音だ)

そしてさらに先日報道されたのがあのレディ・ガガとの共演である。まだ詳細は発表になっていないが、近いうちにポールとのコラボ作品が発売されるものと思われる。またポールは他にも数多くのシークレット・プロジェクトを同時進行形で抱えていると以前から噂されている。なんと2015年はまだ始まったばかりだから、これから日本公演を含めどんなサプライズが待っているのか・・・非常に楽しみになってきた。案外あとで振り返れば2015年はポール大ブレイクの年だったね、なんてことになるのかもしれない。

参考:
『フォー・ファイヴ・セカンズ』(iTunes)
『オンリー・ワン』(iTunes)
『カット・ミー・サム・スラック(Cut Me Some Slack)』/ポール・マッカートニー&ニルヴァーナ(iTunes)
『イフ・アイ・テイク・ユー・ホーム・トゥナイト』/ダイアナ・クラール(曲:ポール・マッカートニー)(iTunes)

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