ニューアルバム寸評 その3
「楽曲がいい」
いくら演奏やヴォーカルが良くても、アルバムに収録されている楽曲が良くなければどうしようもない。
“Hotel California”“Thriller”“Tapestory”…。世に言われる名盤というものは、いずれも収録されているほとんどの楽曲が優れていることが絶対条件だ。
その点「ケイオス」は楽曲の良さに関してもひと通りの必要条件をクリアしていると思われる。
どの曲も粒が揃っており、駄作が1曲もない。大ヒット曲がないことなど全く気にはならないほど各曲が独立した輝きを放っている。
また曲調がバラエティに富んでいることもプラス評価だ。
稀代のメロディーメーカーとしてはまさに面目躍如。これだけの曲を1枚のアルバムに揃えられたのはさすがとしか言いようがない。
あえて言うなら、タイトなロック調の曲が1曲も収録されていないことが少し不満なことくらいだろうか…(あくまでも個人的な意見です)。しかし、それもアルバムに統一感を持たせるにはかえって邪魔になったかもしれないから、これはこれでよいのだと思う。
「ケイオス」は1枚のアルバムとして完成された作品なのだ。
こうなったらナイジェルと組んであと2、3枚はアルバムを制作してもらいたい。なんなら終身専属プロデューサーでもかまわないぞ。次はロックアルバムだ。ポールもう一丁!
いくら演奏やヴォーカルが良くても、アルバムに収録されている楽曲が良くなければどうしようもない。
“Hotel California”“Thriller”“Tapestory”…。世に言われる名盤というものは、いずれも収録されているほとんどの楽曲が優れていることが絶対条件だ。
その点「ケイオス」は楽曲の良さに関してもひと通りの必要条件をクリアしていると思われる。
どの曲も粒が揃っており、駄作が1曲もない。大ヒット曲がないことなど全く気にはならないほど各曲が独立した輝きを放っている。
また曲調がバラエティに富んでいることもプラス評価だ。
稀代のメロディーメーカーとしてはまさに面目躍如。これだけの曲を1枚のアルバムに揃えられたのはさすがとしか言いようがない。
あえて言うなら、タイトなロック調の曲が1曲も収録されていないことが少し不満なことくらいだろうか…(あくまでも個人的な意見です)。しかし、それもアルバムに統一感を持たせるにはかえって邪魔になったかもしれないから、これはこれでよいのだと思う。
「ケイオス」は1枚のアルバムとして完成された作品なのだ。
こうなったらナイジェルと組んであと2、3枚はアルバムを制作してもらいたい。なんなら終身専属プロデューサーでもかまわないぞ。次はロックアルバムだ。ポールもう一丁!