ポールの曲 “Little Lamb Dragonfly(リトル・ラム・ドラゴンフライ)”
僕の記憶が正しければ、ドラゴンフライ(とんぼ)という名前の子羊が死んでしまったことに心を痛めたポールが書いた曲と言われている。
動物をこよなく愛するいかにもポールらしいタイトルだ。
特に詩を意識しなくとも、十分に切なく美しいメロディーを持つ名曲なのだが、その詩の内容を理解しながら聴くとより感動が深まる。
ドラゴンフライが窓の外を飛んでいる
君と僕には、まだ未来がある。
どうして今もドアの前をうろうろしているの?
僕はもうここにはいないのに…
君がいなくなって、僕はどうなってしまったのか。
人生は続くけど、君のことが忘れられない。
この曲は意外にもポールファンの間ではかなり人気の高い一曲である。
僕にとっても、この曲は好きな曲というよりは、人知れず大切に心の中にしまっておきたい、というような一曲である。
この曲が発表されたアルバム“Red Rose Speedway”の頃までのポールは、どちらかといえば甘さや優しさが前面に押し出されており、散漫だとか、ビートルズとは比較にならないなどと云われることが多い。
だが、実際この曲のような素晴らしい作品も残されていることを考えれば、ソロ初期の作品群は特別な意味合いを持ち始めることに気付く。
事実、この曲のように優しさと癒しに満ちたタイプの楽曲を、その後のポールの作品に見いだすことは難しい。
結果的にポールの全音楽人生という観点からみれば、ソロ初期の作品群はポールの幅広いレパートリーをさらに拡大させる役割を果たした、と言っても良いような気がする。
動物をこよなく愛するいかにもポールらしいタイトルだ。
特に詩を意識しなくとも、十分に切なく美しいメロディーを持つ名曲なのだが、その詩の内容を理解しながら聴くとより感動が深まる。
ドラゴンフライが窓の外を飛んでいる
君と僕には、まだ未来がある。
どうして今もドアの前をうろうろしているの?
僕はもうここにはいないのに…
君がいなくなって、僕はどうなってしまったのか。
人生は続くけど、君のことが忘れられない。
この曲は意外にもポールファンの間ではかなり人気の高い一曲である。
僕にとっても、この曲は好きな曲というよりは、人知れず大切に心の中にしまっておきたい、というような一曲である。
この曲が発表されたアルバム“Red Rose Speedway”の頃までのポールは、どちらかといえば甘さや優しさが前面に押し出されており、散漫だとか、ビートルズとは比較にならないなどと云われることが多い。
だが、実際この曲のような素晴らしい作品も残されていることを考えれば、ソロ初期の作品群は特別な意味合いを持ち始めることに気付く。
事実、この曲のように優しさと癒しに満ちたタイプの楽曲を、その後のポールの作品に見いだすことは難しい。
結果的にポールの全音楽人生という観点からみれば、ソロ初期の作品群はポールの幅広いレパートリーをさらに拡大させる役割を果たした、と言っても良いような気がする。