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USツアーのセットリストを見て思った事

ポールのUSツアーのセットリストが公開された。

Magical Mystery Tour
Flaming Pie
Jet
I'll Get You
Drive My Car
Till There Was You
Let Me Roll It
Got to Get You In My Life
Fine Line
Maybe I'm Amazed
Long and Winding Road

In Spite of All The Danger
I Will
Jenny Wren

For No One
Fixing A Hole
English Tea (band comes back)
Yellow Submarine (short version)
I'll Follow The Sun (with reprise)
Follow Me
Classical tune he and George used to do together
Blackbird
Eleanor Rigby

Too Many People
She Came In Through The Bathroom Window
Good Day Sunshine
Band on the Run
Penny Lane
I've Got A Feeling
Back in the USSR
Hey Jude
Live and Let Die

Encore 1
Yesterday
Get Back
Helter Skelter

Encore 2
Please Please Me
Let it Be
Sgt. Pepper

個人的にこのセットリストはなかなか興味深い。

まずオープニングに“Magical Mystery Tour ”を持ってきたのは意外だった。
本来この曲は十分にオープニング向きの曲と思うのだが、すでに過去のツアーで演奏済であり、正直言ってその時の出来はあまり良いとは言えなかった。
だから今回あえてオープニングナンバーとして格上げされたのには何か理由があるに違いないと考えてしまう。つまり以前のバージョンより遥かにパワーアップされて戻ってきたと考えてみたい。
とはいえ、元々オリジナルバージョンが完璧すぎるだけに、ステージでの再現は不可能だとは思うが…。

2曲目の“Flaming Pie”もまた意外だった。ウイングス以降のソロ曲はあまり演らない傾向にあるポールだが、堂々とこの曲を2曲目に持ってくるあたりがやはり今までとはひと味もふた味も違う。

3曲目は定番“Jet”。この曲をコンサート冒頭の2曲目か3曲目に持ってくる構成は僕たちファンにとっては太古の昔からおなじみである。実際つかみで一気に盛り上がれる曲だから、これは致し方ないところだろう。

4曲目が一番驚いた。ビートルズ初期、しかもシングルB面の“I'll Get You ”である。こんな曲やっていいんかいな…。ある意味封印を破られたような気持ちに襲われてしまうのは僕だけだろうか。ビートルズのトラウマからの脱出劇はついに最終局面を迎えるのか?ポールはついに禁断の領域に足を踏み入れるのだろうか…。この事についてはまたのちほど。

“Drive My Car”と“Let Me Roll It”の定番2曲に挟まれているのが何と“Till There Was You”である。ビートルズとしてほぼ完璧なライブバージョンが残っているだけに、今回声はちゃんと出ているのか?それだけが心配である。

ついに出ました!と叫びたくなるのが“I Will”である。ご存知アコースティックのもう一つの名曲で、僕個人の好みからいくと“Blackbird”よりもずっと好きな曲だ。なぜ今まで一度もライブでやらなかったのかが不思議でならなかったが、この曲もついに封印が解き放たれたという感じだ。単純に嬉しい。ギター1本の弾き語りだとどんな感じになるのだろう。

“Classical tune he and George used to do together”「ジョージと昔よく一緒にやった曲」といったところだろうか。解散後は割とポールに対してつれない態度だったジョージだが、ジョージの死後ポールの彼に対する特別な思いやりは尋常ではないところがある。ライブでの“Something”しかり、“Concert for George”でのパフォーマンスしかり、ニューアルバムの“Friends to Go”しかり。本当にポールは心が広く、そして暖かい人だ。

“Too Many People ”にもびっくりである。これをやれるのなら“Back Seat of My Car”もいつかは…。

“She Came In Through The Bathroom Window”
このあたりも当然やってくれるのは嬉しいのだが、オリジナルが良すぎるだけに逆にがっかりするケースもあったりするので少し複雑である。やはりテンポの速いバージョンでやってもらいたいところだが。

後半からアンコールにかけては“Please Please Me”を除きほぼお決まりのナンバーが並ぶという構成である。
だがこの“Please Please Me”の選曲は実はたいへん大きな意味を持っている。
ポールがこれまでステージで演奏してきたビートルズナンバーは少数の例外を除けば、すべてポールが単独で書いたと思われる作品ばかりだった。つまりジョン単独の曲や、ジョンとの共作と思われる曲は意識的にステージで演奏するのを避けていたのだ。
だが今回は違う。“Please Please Me”と“I'll Get You ”という、おそらくジョンとの共作ナンバーと思われる曲をステージで初めて披露しているからだ(しかも実際にはジョンの色合いのほうがやや濃いと思われる2曲である)。これはマッカートニーの歴史において画期的な出来事だ。おそらく大きな区切りであることは間違いない。
こうなってくると、“She Loves You”や“I Want to Hold Your Hand”をやらないと誰が言い切れるだろう?

今後のツアーがますます楽しみになってきたぞ。
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