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2013年のポール

ひょっとしたら今年最後の記事になるかもしれないので、今年2013年におけるポールの活動を総括しておきたい。

まず我々日本人のファンにとって、2013年は過去に例をみない最高の年となった。その理由は…。

①ポールが全曲オリジナルのニューアルバムを発表した(10月14日)。
②そのニューアルバム発売からわずか1か月後に日本公演を行なった(11月11日~21日)。

実をいうと僕は今でもまだ信じられないのだが、これら2大イベントがほぼ時を同じくして発生してしまったのである。これは僕にとってはまさしく盆と正月がいっぺんにきてしまったような驚天動地の大、大、大事件であった。ミュージシャンがニューアルバム発売直後にツアーを行なうこと自体はなんら珍しいことではないが、少なくとも日本でアルバム発売直後にポールが公演を行なった例は今まで皆無。ともかく過去に一度もなかった事が今年は起きてしまったのである。ゆえに2013年はファンにとって特別記憶に残る1年になるであろうことはまちがいない。個人的には、今年はソロ初来日の1990年と並ぶ人生最高の年として脳に深く刻み込んでおくつもりである。

さらに、ポールがこの日本公演終了後に未だ一度もオフィシャルな公演を行なっていないことが、今回の日本公演の価値をさらに際立たせている。日本公演前に約3か月ものインターバルがあり、その後未だに後続のツアー日程が発表になっていないのである。通常コンサートは最低でも1か月以上の告知期間があるはずだから、ポールがツアーを再開するのは早くても2014年の2月以降ということになるだろう。これが意味するもの…。それは、今回の日本公演はやはりポールから僕たちファンに向けての特別なプレゼントであったということである。今年の8月以降、新曲を含むポールのフルコンサートを見たのは世界で僕たち日本人だけなのだから。ほんとうにポールにはただただありがとうと言うしかない。

しかも、さらに幸運だったことは、ニューアルバムもコンサートもどちらも全盛期に負けない最高レベルの内容であったことである。71才という年齢を考えたならば、年々あらゆる面での劣化はむしろ当然のはず。しかし、ポールは我々の予想(いやむしろ不安というべきか)を実に見事に裏切ってくれたのであった。『NEW』は既にソロ期の代表作の一つとの呼び声が高いし、コンサートは各方面から絶賛された。それを僕は現代の奇跡と呼ぼう。

『NEW』に収録された曲はボーナス曲も含めて16曲。全曲がオリジナル書下ろしでメロディメーカーポール健在を改めて印象付けた格好となったが、各楽曲の完成度の高さ、そして密度の濃さはポールの長いソロキャリアの中でも屈指の名盤となった。71才にしてこのレベルの高さはまさしく歴史的快挙といえよう。

ライヴ活動は『アウト・ゼア・ツアー2013』と銘打たれたワールド・ツアーが5月から8月にかけて26公演、そして日本公演での6公演を加えると計32回を数えた。その他アルバムのプロモーションを兼ねたミニライヴや、テレビ出演も精力的にこなした。個人的にはもう少しペースをゆるめてほしいと言いたいところだが、よくよく考えてみるとライヴ活動もけっして道楽でできるほどこの世の中は甘くない。バンドメンバーや多数の優秀なツアークルーにそれ相応の給料を払わなくてはならないのはもちろんのこと、あのステージ機材をすべて地球の裏側から運んでくる費用はいったいいくらになるのかを考えれば、いくら稼いでも稼ぎすぎることはないと思えてくる。他人を食わせるということは常に大変な責任と行動力が伴うのである。

2013年前半に発売された『ウイングス・オーヴァー・アメリカ』のリマスター盤も忘れてはならない。特にボックス・セットは今回も僕のような「コレクターではない」類いのファンさえをも驚かせ、喜ばせるだけの非常に個人的でマニアックな魅力に満ちていた。こいつはハッキリ言ってしまえば、ただ時々本棚から引っ張り出してきては眺め、ニヤニヤするだけの高価な大人のおもちゃである(笑)。これから10年やそこらは、僕はこのボックスセットのシリーズを買い続けることだけを無上の喜び、もしくはそれを生きる糧として生きてゆくことになるのかもしれないな、などとかなりマジメに考えたりしているのである。

そんな今年ももうじき終わる。
本当はそんなにいい事ばかりあるわけではなかったけれど、ポールのおかげで「あー今年もいい年だった」と思えることに感謝である。
2013年もポールは最高だった。
生きているだけでめでたい、サー・ポール万歳!!

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