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DVD付U.S.盤「ケイオス」

ついに我が家にやって来ました、DVD付U.S.盤「ケイオス」
40過ぎのオヤジを子供のように喜ばせるポールはやはりエライ!

とりあえず今回はアルバムの話は脇に置いておくとして、DVDの感想を述べてみたい。

何といっても素晴らしいのは、「ケイオス」のメイキング映像ともいえる30分のドキュメンタリーである。
ポールがレコーディングスタジオで創作に励む姿は、いつもそれだけで絵になりメチャクチャにかっこいいのだが、今回の映像は僕が今までに観た中でも最高と言い切っていいほどの出来だ。

まるで、この歴史的名作の製作過程を一瞬たりとも逃すまい、とでもいうかのような力の入れようである。おそらく今回のDVDに収録されたのは、メイキング・オブ・「ケイオス」のダイジェスト版で、全曲が完璧に収録されたバージョンが存在すると思われる。1曲ごとの作り込み度からして、それは間違いない。
つまり、アルバムの全曲がプロモーション・ビデオとして存在していることになる。
一日も早くそちらの完全版を観てみたいものだ。

繰り返しになるが、ポール・マッカートニーというアーティストは、ヘタに金をかけて映画顔負けのプロモ・ビデオを作るよりは、スタジオで楽器に囲まれながら自然なパフォーマンスを披露するほうがよほど絵になる人である。

現代が生んだ音楽界最高の天才が音楽を生み出していく過程とその秘密にほんの少しでも触れた気にさせてくれるのが嬉しい。

ポール自身が語る曲作りのエピソードも、ナイジェル・ゴドリッチの語りも、ポールの即興演奏も、スタジオでの和やかな雰囲気も、ポールの自然な姿も、なにもかもが楽しいビデオである。

見どころはたくさんあるが、最も驚嘆したのは“Jenny Wren”の曲が出来ていく段階を再現したポールのギター演奏であった(やっぱりポールはギターがうまい)。
ポールはこの曲を名曲“Blackbird”との比較で語っていたのだが、このDVDを観るまで僕はそれは少しやり過ぎではないかと感じていたのだ。つまり“Jenny Wren”はアコースティック・ギターで弾き語りする曲としては“Blackbird”ほど完成されたものではないと思っていたのだ。
だが、このビデオを観てその考えは完全にひっくり返されてしまった。
“Jenny Wren”は“Blackbird”に負けないアコースティック・ギターの名曲である。
僕はギターが弾けないのだが、きっと弾くのもそんなに簡単ではないだろう。

もう一つ驚いたのはポールの表情である。

これぐらい鮮明な映像で見ると、さすがにポールはしわも増えて爺さんになったな、と思ってしまう反面、昔と全く何一つ変わっていないエネルギーにあふれた少年の顔が時折現れては消えるのである。
精神が若い人にとって、老いは全く存在しないことを改めてポールの姿に見てしまったわけである。この人はやはりすごいと思った。脱帽である。

参考:
Chaos And Creation In The Back Yard(完全初回生産限定盤DVD付)(CCCD)

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