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ポールの曲 “Run Devil Run(ラン・デヴィル・ラン)”

“ポール製オリジナルロックンロールにとどめを刺す名品”

ポールが歌うストレートなロックンロールナンバーの中で芸術品とさえ言える最高傑作は「ロング・トール・サリー」だと僕は常々思っている。
このナンバーはオリジナルのリトル・リチャードを遥かに超え、ビートルズの作品として完全に独り歩きを始めてしまった。実際この曲がビートルズのオリジナルだと思っている人もたくさんいるに違いない。
レコーディングからなんと30年以上が経過したが、何度聴いてもまったく古さを感じさせることのないゴキゲンなロックンロールナンバーだ。
(この曲はレコーディング自体がすばらしい)

そしてこの「ロング・トール・サリー」の成功は、ポールのパワフルなヴォーカルを抜きにして決して語ることはできない。この曲によって、ポールは稀代のロックンロールシンガーであることを世に証明したのだった。

「ロング・トール・サリー」以降、ポールはオリジナルのロックンロールナンバーを数多く世に送り出してきた。だが、ビートルズ時代でさえ「ロング・トール・サリー」で昇りつめた高みに接近するような作品は生まれなかったと僕は思っている。
あえて言えば、「アイム・ダウン」がかなり近いところまで行った作品といえるだろうか…。

だが、この「ロング・トール・サリー」に真の意味で肉薄するポールのオリジナル作品が1999年に発表された。

それが同名のアルバムに収録されているタイトルナンバー「ラン・デヴィル・ラン」だ!

ポールはそれまでにも同じ系統の作品を何曲か作っていた。たとえば、アルバム「オフ・ザ・グラウンド」に収録されている「ゲット・アウト・オブ・マイ・ウェイ」などはかなり出来の良い作品だと思う。「スピン・イット・オン」や「アングリー」なども、それほど成功しているとはいえないが同系統の作品だと思う。

だが、ポール自身も語っているように、ストレートでシンプルなロックンロールは本当に作るのが難しいそうだ。しかも「ロング・トール・サリー」に匹敵するような名作となるとなおさらのことだろう。

だから僕自身、それがまさか1999年にやって来るだろうとは全く予想していなかった。そういう意味で久々に衝撃的な作品だった。

まさに息をもつかせぬ最高にエキサイティングなロックンロールナンバーだと思う。

この曲が発表された当時のポールは非常に声の調子が良く、PETAライヴではスタジオ録音に負けず劣らずのライヴパフォーマンスを披露している。このDVDは「ラン・デヴィル・ラン」1曲を観るだけでも十分に価値があるだろう。

57歳であんな曲を作り、演じてしまうポールはやっぱり怪物だとしみじみ思ってしまうのであった。

参考:
ラン・デヴィル・ラン

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