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ソロ・リマスター日記 - 12  アーカイヴ・コレクション第2弾 その2 - Macca Go Go Go! ポール・マッカートニーファンブログ・・・プラス!PLUS!+!

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ソロ・リマスター日記 - 12  アーカイヴ・コレクション第2弾 その2

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ファンの間では徐々に盛り上がりを見せ始めたポール・マッカートニー・アーカイヴ・コレクション第2弾リリース。

基本はやはりビートルズと同じチームによるリマスタリング作業により、オリジナルCDの音質が大幅に向上するということにあるのだが、そうとわかってはいても視点はどうしてもボーナスCD、ボーナスDVDの内容に集中してしまう。つまり、今までなんらかの理由で日の目を見ることのなかった作品、一度もCD化されたことがない作品、もしくはこれまで海賊盤でしか聴けなかったような作品が公式リリースとして聴けるようになることがファンの心を限りなく熱くしてしまうわけだ。

しかし、そんな気持ちにクギを指すつもりなど毛頭ないが、過度の期待は禁物である。まず第一に、過去にお蔵入りになってしまったポールの作品にはそれなりの理由があったのだということを忘れてはならない。つまり、本当にいい作品であれば、遅かれ早かれ何らかの形で公式にリリースされていたはずなのだ。だからボーナスCDはあくまでもボーナス、つまりオマケ程度の認識をしておくのがあとでガッカリしなくてよいのである。(実際のところは、ガッカリしたくないから事前に精神的な予防線を張っているだけだとも言える…(笑))。

実際に第1弾リリースの『バンド・オン・ザ・ラン』のボーナスCDを考えてみても、個人的にオマケ以上の価値があると思えた楽曲は『愛しのヘレン』と『カントリー・ドリーマー』の2曲のみ。他の曲は1~2回聴いてそれっきりという有様である(貴様それでもポールファンか!と怒られそうだが…)。しかし、フォローするわけではないが、だからといってその他の曲を収録する意味がまるっきりなかったのか、というと、そんな事は全くないのである。

なんといっても、このシリーズは偉大なるポール・マッカートニーのアーカイヴ・コレクション、つまり「ポール・マッカートニー全集」シリーズになるのだから、少なくとも公式にリリースされた楽曲はすべてリマスター化されて手元に置いておくことができるようになるのである。まずこれだけでもファンは幸運と思わなくてはならないと思う。

たとえば『ズー・ギャング』は同名のイギリスTVシリーズの主題歌として作られ、シングル『バンド・オン・ザ・ラン』のB面として1974年に発売された曲だが、僕に言わせれば特段なんということのない曲である。しかし、ポールが作ったインストゥルメンタル・ナンバーで、公式リリースされた1曲と考えれば資料的価値はすでに十分あるわけなのだ。だから、シングルAB面のみで発売された曲に混じって、隙間を埋めるような曲がボーナスディスクに何曲か収録されていたとしても、僕自身は文句を言うべきではないと思っているのである。少なくとも僕はそれをポールのサービス精神と受け止めたいと思っている。

というわけで、前置きが少し長くなってしまったが、以下が『マッカートニー』と『マッカートニーⅡ』のボーナスディスクの収録曲としてポールの公式サイトに発表された曲目である。(オリジナル・アルバムの収録曲は割愛)

『マッカートニー/McCartney』
CD 2 - Bonus Audio Tracks
1. Suicide [Out-take]
2. Maybe I'm Amazed [From One Hand Clapping]
3. Every Night [Live At Glasgow, 1979]
4. Hot As Sun [Live At Glasgow, 1979]
5. Maybe I'm Amazed [Live At Glasgow, 1979]
6. Don't Cry Baby [Out-take]
7. Women Kind (Demo) [Mono]

DVD - Bonus Film
1. The Album Story
2. The Beach
3. Maybe I'm Amazed Music Video
4. Suicide [from One Hand Clapping]
5. Every Night [Live at Concert for the People of Kampuchea]
6. Hot As Sun [Live at Concert for the People of Kampuchea]
7. Junk [MTV Unplugged]
8. That Would Be Something [MTV Unplugged]


『マッカートニーⅡ/McCartney Ⅱ』
CD 2 – Bonus Audio 1
1. Blue Sway [With Richard Niles Orchestration]
2. Coming Up [Live At Glasgow, 1979]
3. Check My Machine [Edit]
4. Bogey Wobble
5. Secret Friend
6. Mr H Atom / You Know I'll Get you Baby
7. Wonderful Christmastime [Edited Version]
8. All You Horse Riders/Blue Sway

CD 3- Bonus Audio 2 (DELUXE 3 CD – 1 DVD EDITION ONLY)
1. Coming Up [Full Length Version]
2. Front Parlour [Full Length Version]
3. Frozen Jap [Full Length Version]
4. Darkroom [Full Length Version]
5. Check My Machine [Full Length Version]
6. Wonderful Christmastime [Full Length Version]
7. Summer's Day Song [Original without vocals]
8. Waterfalls [DJ Edit]

DVD – Bonus Film
1. Meet Paul McCartney
2. Coming Up Music Video
3. Waterfalls Music Video
4. Wonderful Christmastime Music Video
5. Coming Up [Live at Concert for the People of Kampuchea]
6. 'Coming Up' [taken from a rehearsal session at Lower Gate Farm, 1979]
7. Making the Coming Up Music Video
8. Blue Sway

『マッカートニー』ではスペシャル・エディション、デラックス・エディション共にボーナスCDは1枚のみ。『マッカートニーⅡ』ではデラックス・エディションのみボーナスCDが2枚付属する。しかし、どちらも見たことも聞いたこともない曲がズラッと並んでいるかというと、全くそんなことはない。大半が知っている曲ばかりだし、同じ曲のライブ・バージョンやロング・バージョンなど重複もかなり目立つ。しかし、これでいいのである。これはポールから僕たちファンへの心からのプレゼントなのだから。個人的には『マッカートニー』は“Suicide”、“Don't Cry Baby”、“Women Kind”の3曲で、『マッカートニーⅡ』は“Blue Sway”、“Mr H Atom / You Know I'll Get you Baby”、“Wonderful Christmastime”、そして全米No.1を獲得した“Coming Up”のグラスゴーライヴだけで満足である。

とはいえ、ポールのアルバムアウトテイク曲が想像していたよりもずっと少なかったことにかなり驚かされているのもまた事実である。1枚のアルバムを作る裏には、その倍ほどのアウトテイクの山が埋もれているなどと僕たちファンはこれまでなんとなく信じ込まされてきた面があるからである。たとえば、『マッカートニーⅡ』発売前には、このアルバムが2枚組になるかもしれないという情報が流されたことを僕は記憶している。果たして真実はどうなのか?それもまたアーカイヴ・コレクションのリリースが進むに連れて明らかになってゆくことだろう。

しかし未だ日本盤のリリース情報がないのが気にかかる。ポールの公式サイトでの発表から既に10日以上経つというのに、まだアマゾンにはUS盤しか情報がない(既に『マッカートニー』のデラックス・エディションは品薄状態というのに)。ユニヴァーサル・ミュージック・ジャパンさんにはもう少しポールのリリースに力を入れてほしいものだ。

参考:
マッカートニー デラックス・エディション(US盤)
マッカートニー スペシャル・エディション(US盤)
マッカートニーⅡ デラックス・エディション(US盤)
マッカートニーⅡ スペシャル・エディション(US盤)

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