ポールのニューアルバムは2011年発売か?

ポールが最近のインタビューで、来年に録音予定のアルバムのために現在曲を書きためていることを明らかにした。録音の時期や内容などについては一切触れられていないが、現在行なわれている“Up and Coming Tour”が一段落した時点で製作に取りかかるものと思われる。ポールは現在ブラジル、アルゼンチンを回るツアーの真っ最中であり、各地で熱狂的な歓迎を受けている。今のところ11月22日までのコンサートが公式にアナウンスされているが、その後のスケジュールに要注意だ。
昨年の3月から始まった“Up and Coming Tour”は、比較的ゆるやかなスケジュールのもと、アメリカを中心とする北米、本国イギリス、スコットランドと移動し、現在は南米でコンサートが行なわれている。もしこのまま世界ツアーを続けるとなれば、次に考えられるのがヨーロッパ、オセアニア、そして日本を含むアジアであろう。ファンとしてはせっかく日本に来るのであればニューアルバムを引っさげてのライヴを…とついつい考えたくなるのが人情である。死ぬまでにあと何回ポールのライヴを生で見れるか?と自問自答してみると、1回…もしくは運がよくても2回という答えが自動的に返ってくるから、これはファンにとってはある意味死活問題なのだ。
また、ポールは同時に初めてのバレエ音楽も手がけており、それはポール自身の言葉を借りれば「僕がこれまでにやったことのないようなものになる。」ということであるから、こちらも楽しみである。そんなわけで、日本にはなかなか情報が入ってこないが、ポールの活動は相変わらず活発である。生涯現役という言葉は、きっと彼のような人のためにあるのだろう。久しぶりに言おう、「生きているだけでめでたい。サーポール万歳!」