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スターウォーズエピソード3 シスの復讐

このブログで映画について書くのは今回が初めてだが、もともと映画はかなり好きなほうである。

遅ればせながら「スターウォーズエピソード3 シスの復讐」を観てきた。

個人的にはシリーズ最高の大傑作であると思う。

第1作目「新たなる希望」が公開されたのは1977年。なんと今から28年も前のことである。
当時14歳で、まだ映画には目覚めていなかった僕はこの記念すべき第1作をリアルタイムで観ていない。

スターウォーズをリアルタイムで観るようになったのは第2作目「帝国の逆襲」からだ。当時大阪にいた僕は、シネラマ映画館としては日本有数のOS劇場でこの映画を観、その迫力とSFXのすばらしさに大感動したものだ。

その後は一般的な少年たちと同じく「ジェダイの帰還」に歓喜し、エピソード1からのシリーズ再開を首を長くして待ちわびた。

そして待ちに待ったエピソード1(ファントムメナス)は1999年に公開され、物語は「クローンの攻撃」に受け継がれた。だが正直言って、僕はこの新しいシリーズがそれほど好きではなかった。SFXは格段に進歩していたし、ナタリー・ポートマンは息をのむほどに美しかったし、若き日のオビ・ワン役ユアン・マクレガーもまずまずだったし、映画全体としての出来は十分に満足できるものであったのにもかかわらずである。

何が問題なのかというと、僕はアナキン役のヘイデン・クリステンセンが好きではなかったのだ。彼の演技はエピソード1と2を観る限りとてもうまいとは言えなかった。また主人公として感情移入できるほどの飛び抜けた魅力、カリスマ性を持っているとも感じられなかった。

やはり最初の3部作のキャラクターには非常に心惹かれる何かがあったのだと思う。

だが今回の「シスの復讐」だけは違っていた。

僕は出てくる登場人物のほとんどに感情移入し、激しく心を動かされた。しかも敵と味方の両方の登場人物についてである。

この映画には善と悪、光と影を超えた真実を映し出そうという試みがはっきりと見て取れた。ルーカスはこの映画で類いまれなストーリーテラーとしての力量を証明していた。

そうか、そうだったのか…。

この映画に関してはヘイデンは十分に魅力的だった。
ナタリーはやはり美しかった。
ユアンは風格を漂わせていた。

最後にすべてが一つにつながり、各登場人物たちが輝きを放ち始めていた…。

ただこの地点にたどり着く、ただそれだけのためにジョージ・ルーカスは30年近くの歳月を費やし、この映画を作り続けていたのである。
その忍耐と強固な意志の前に、僕は驚嘆の念を禁じえなかった。
見事である。ただただ見事である。

ストーリーを6つに分け、さらに3部作完結で2つのパートに分ける。
しかも最初の3部作の終わりを最終章に持ってくる。
4→5→6→1→2→3
この手法は未だかつて誰もやらなかった試みであり、もし前例があったとしてもルーカスほど完璧に成功した人はいないだろうし、今後も決して現れることはないと思う。

この映画は全く子供向けの映画ではない。

ルーカスのこの作品は全く新しい時代の宣言である。

善と悪を完全に2分化することはできないということの…。

善の中にもいくらかの悪は存在するし、
悪の中にも多くの善が存在する。

ダークサイドはジェダイの中にもすでに存在している…。
そして僕たちの中にも…。

そのことをルーカスは映画を通して語っているのだ。
少なくとも僕はこの映画からそのメッセージを受け取った。

参考:
スター・ウォーズ エピソード3 / シスの復讐

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