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ポールの曲:“Comfort Of Love(コンフォート・オブ・ラヴ)”

アルバム「ケイオス・アンド・クリエイション・イン・ザ・バックヤード」からの第1弾シングル「ファイン・ライン」のB面に収録されていた曲。

僕がこのシングルを買ったのはアルバム購入後1年以上も経ってからだったのだが、それというのもアルバムのアウトテイクになったこの「コンフォート・オブ・ラヴ」という曲がファンの間でとても評判になっていたからだ。いうまでもなく「ケイオス~」は2000年以降におけるポールの代表作である。このアルバムに収録されなかった曲で、しかもファンから高い評価を受けているとなれば当然黙って見過ごすわけにはいかない。しかも、ポールらしいファンサービスであろうか、シングルは3曲入りで、もう1曲「グローイング・アップ・フォーリング・ダウン」という曲も同時収録されていた。(CCCD形式というのはいただけなかったが…)

さて、ポールの曲を初めて聴くときにはよくあることなのだが、実際にこの「コンフォート・オブ・ラヴ」という曲を聴いて、僕は完全に打ちのめされてしまった…。つまり、曲が予想以上にすばらしかったのである。それはいかにもポールらしい軽快なポップチューンで、なぜこの曲がアルバムに収録されなかったのかが僕には全く理解できないほどであった。ポールのヴォーカルと演奏はもちろん、ナイジェル・ゴドリッチの手になるプロデュースも全く非の打ちどころのないものだった。

僕は首をかしげた。第一にこの曲をアルバムに収録したとしてもプラスにこそなれマイナスになろうとは思われなかったし、第二にこの曲を入れることでアルバム全体の雰囲気を損なうとも考えにくかった。また、アルバム全体の収録時間にしても、仮にこの曲を入れたとしても50分余りということで全く問題はなかったのである。個人的には実際にアルバムに収録された「イングリッシュ・ティー」「ア・サートゥン・ソフトネス」「フォロウ・ミー」などの曲よりも「コンフォート・オブ・ラヴ」のほうが好きなくらいである。

しかし、結果的にこの曲はアルバムのアウトテイクとなった。残念だがこればっかりは仕方がない。ポールが作った曲をポール自身がチョイスしたのであるから…。というわけで、一部のファンを除き「コンフォート・オブ・ラヴ」は全く日の目を見ずに終わってしまったというわけだ。

ちなみに「グローイング・アップ・フォーリング・ダウン」のほうは多分に実験的な要素を感じさせる作品となっており、たしかにアルバムの雰囲気とは相容れない部分があるかもしれない。というわけで、これはこれでよろしい。

調べてみると、ゴドリッチとのセッションで生まれた曲のうち、今のところ何らかの形でリリースされた曲は他にまだ4曲もある。"Summer of '59"、"This Loving Game"、"I Want You to Fly"、"She Is So Beautiful"。

このように、ポールは思わぬ隠し玉をシングルのB面や特定の限定盤などにそっと忍ばせていることがあるのだ。これも天才ならではの贅沢な遊び心なのだろうか…。その数は実際に数えたことはないが、かなりの量にのぼると思われる。しかし、今ではほとんど入手不可能なものもけっこうあるので、集めるのは大変である。

とはいえ、我々ファンにとっての朗報は、ポールがついこの間レコード会社をEMIからコンコードへと完全移籍を果たしたことである。これにより、ポールのすべてのソロ作品がリマスター化され、レア物を含めた完全ディスコグラフィーが完成することをファンの誰もが望んでいるであろう。もちろん僕もその一人である!そして、それが実現されたとき、世界中の音楽ファンは現代の音楽的巨人ポール・マッカートニーの底知れぬ実力をいやおうなしに見ることになるだろう。

参考:シングル「ファイン・ライン」


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