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ポールのCDカタログに異変?

今日アマゾンでポールのアルバムを何気なく検索していたら、とんでもないことに気がついてしまった。なんと驚いたことに、商品数ではおそらく現在日本随一と思われるAmazon.co.jpにおいて、ポールの旧作アルバムがほとんど買えなくなってしまっているのである!といっても、実際に検索ボックスに「ポール・マッカートニー」などと入力すれば大抵のアルバムはリストアップされるのであるが、問題はその中身なのだ。

現在アマゾンでは、自らが多くの商品の直販を手掛ける一方で、大小さまざまな出品者からの販売も自社のサイトで積極的に支援する形を取っている。いわゆる「マーケットプレイス」と呼ばれるもので、消費者はアマゾンの直販だけではなく、新品、中古を問わず商品をより広い選択肢の中から選べるようになっているわけだ。

たとえば、「Chaos And Creation In The Back Yard(完全初回生産限定盤DVD付)(CCCD) [CD+DVD] [Limited Edition」のページにアクセスすると、アマゾン直販での価格は3,500円となっている(送料は無料)。ところが、その下に目を移すと、マーケットプレイスからの新品28点(28ストア)が最低価格1,688円から、中古21点が943円からという金額で販売されているのである。通常マーケットプレイスからの出品には送料が別途かかってしまうのだが、送料を足したとしてもマーケットプレイスから購入したほうが全然お得なのは一目瞭然である。

なぜこんな話をわざわざしたのかというと、実はポールの名前でアルバムを検索したところ、旧アルバムでアマゾンが直販しているタイトルがあまりにも少ないことに気がついたからである。つまり、検索には問題なくヒットしているように見えていても、実はマーケットプレイスからの出品である場合がほとんどなのだ!そして、これはファンとしてけっして見逃すことのできない事態なのである。

現在アマゾンで直販していない、もしくは在庫切れのポールのソロアルバム(国内盤に限る)
・マッカートニー
・バンド・オン・ザ・ラン
・タッグ・オブ・ウォー
・パイプス・オブ・ピース
・マッカートニーⅡ
・プレス・トゥ・プレイ
・フラワーズ・イン・ザ・ダート
・オフ・ザ・グラウンド
・ラン・デヴィル・ラン
・オール・ザ・ベスト

以上はアマゾンでは直販していないが、出品者(マーケットプレイス)から購入可能なアルバムである。しかし、驚くなかれ、「ワイルド・ライフ」「ヴィーナス・アンド・マース」「スピード・オブ・サウンド」「オーヴァー・アメリカ」「ロンドン・タウン」「バック・トゥ・ジ・エッグ」に至っては検索結果の100位以内にさえ入っていないという有様である。いくらなんでもこれは異常だ。

なぜこんな事が起こってしまったのか?その理由を自分なりに考えてみた。
理由その1:ポールのアルバムをアマゾンに直接入荷しても売れゆきが悪いため、旧作品についてはマーケットプレイスからの販売をメインとする戦略に方向転換した。
理由その2:ポールのアルバムのリマスター化が水面下で進行している。そのため、現在入荷を見合わせている。もしくは在庫切れになっても再入荷はしない。

個人的にはその2が理由であってほしいのだが、今のところポールのソロ作品のリマスター化については公式なニュースは全く入ってきてはいないようだ。だが、ビートルズのリマスター盤発売とバッティングするのを避けるために、ポールのリマスター盤発売が意図的に引き延ばされているという可能性もあながちゼロとは言えないかもしれない。それにビートルズのリマスター盤があれだけ売れたとなれば、レコード会社も純粋にビジネスとして2匹目、3匹目のドジョウを狙うのは当然の事のように思われる。

なんにしてもポールの全作品リマスター化は、ポールが元気なうちに完成させることが望ましい。つまりタイミング的には「今」なのだ。アマゾンに現れたこの静かな「異変」が、新たな喜びを運んできてくれることを僕は実は秘かに期待している。

参考:Amazon.co.jp


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