僕の好きな曲: Isn't It a Pity(イズント・イット・ア・ピティー) by ジョージ・ハリスン
ジョージの最高傑作は一般的にはファースト・ソロ・アルバムの“All Things Must Pass(オール・シングス・マスト・パス)”ということになっている。だが、僕個人はこのアルバムをそれほど高く評価しているわけではない。僕がこのアルバムで本当にいい曲だと思うのはわずかに2曲だけしかないからである。1曲目は全米No.1にもなったご存じ“My Sweet Load(マイ・スウィート・ロード)”。そして2曲目は今回取り上げる“Isn't It a Pity(イズント・イット・ア・ピティー)”
これら2曲に関しては、いい曲を通り越して本当にビートルズにも匹敵するすごい曲だと思う。つまりこのアルバムに収録されている他の曲と比較してみると、なぜだかこれら2曲だけ異常にが突出しているのである。不思議なことにビートルズの曲に頻繁にみられる、異次元ともいえる独特な空気感がこれら2曲には流れているのだ。
それゆえ、「マイ・スウィート・ロード」が全米1位に輝いたのはよく理解できる。これはジョージの曲であって、ジョージの曲ではない。「マイ・スウィート・ロード」は奇跡のビートルズマジックを引き継いだ作品なのだ(あくまでも個人的な見解です)。
こうして考えてみると、ビートルズ解散直後のソロ作品の中には、けっしてビートルズには見劣りしない曲が散見される。誤解を恐れずに書けば、ポールでは“Maybe I'm Amazed(メイビー・アイム・アメイズド)”、“Junk(ジャンク)”、ジョンでは“Love(ラヴ)”、“Imagine(イマジン)”などの曲がこれに当たる。
さて、「イズント・イット・ア・ピティー」に話を戻そう。この曲は1970年にシングル「マイ・スウィート・ロード」のB面として発売された。だが、作品としての質の高さは「マイ・スウィート・ロード」に全く負けていない。いや、どちらかといえば僕個人は「イズント・イット・ア・ピティー」のほうが好きなくらいである。スローテンポで淡々と流れてゆく、どちらかといえば単調な曲なのに、何度聴いても飽きがこない。いや、7分以上にも渡る大作にもかかわらず、何度も何度も聴きたくなる作品なのである。
もうひとつ、この曲がここまですばらしい作品になったのは、プロデューサーのフィル・スペクターの手腕によるところが極めて大きいと感じる。彼独特の厚みのある豪華絢爛なサウンドがこの曲のよさを最大限にまで引き上げているからだ。
しかし、ジョージもホントにいい曲書いてたよなあ…。
参考:オール・シングス・マスト・パス ~ニュー・センチュリー・エディション~
これら2曲に関しては、いい曲を通り越して本当にビートルズにも匹敵するすごい曲だと思う。つまりこのアルバムに収録されている他の曲と比較してみると、なぜだかこれら2曲だけ異常にが突出しているのである。不思議なことにビートルズの曲に頻繁にみられる、異次元ともいえる独特な空気感がこれら2曲には流れているのだ。
それゆえ、「マイ・スウィート・ロード」が全米1位に輝いたのはよく理解できる。これはジョージの曲であって、ジョージの曲ではない。「マイ・スウィート・ロード」は奇跡のビートルズマジックを引き継いだ作品なのだ(あくまでも個人的な見解です)。
こうして考えてみると、ビートルズ解散直後のソロ作品の中には、けっしてビートルズには見劣りしない曲が散見される。誤解を恐れずに書けば、ポールでは“Maybe I'm Amazed(メイビー・アイム・アメイズド)”、“Junk(ジャンク)”、ジョンでは“Love(ラヴ)”、“Imagine(イマジン)”などの曲がこれに当たる。
さて、「イズント・イット・ア・ピティー」に話を戻そう。この曲は1970年にシングル「マイ・スウィート・ロード」のB面として発売された。だが、作品としての質の高さは「マイ・スウィート・ロード」に全く負けていない。いや、どちらかといえば僕個人は「イズント・イット・ア・ピティー」のほうが好きなくらいである。スローテンポで淡々と流れてゆく、どちらかといえば単調な曲なのに、何度聴いても飽きがこない。いや、7分以上にも渡る大作にもかかわらず、何度も何度も聴きたくなる作品なのである。
もうひとつ、この曲がここまですばらしい作品になったのは、プロデューサーのフィル・スペクターの手腕によるところが極めて大きいと感じる。彼独特の厚みのある豪華絢爛なサウンドがこの曲のよさを最大限にまで引き上げているからだ。
しかし、ジョージもホントにいい曲書いてたよなあ…。
参考:オール・シングス・マスト・パス ~ニュー・センチュリー・エディション~
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