ポール、グラミー賞3部門にノミネート
最初は何かの冗談かと思ったのだが、ポールが来年のグラミー賞で以下3部門にノミネートされた。
ベスト男性ポップヴォーカル・パフォーマンス
ポール・マッカートニー
“Dance Tonight”
ベストポップヴォーカルアルバム
ポール・マッカートニー
“Memory Almost Full”
ベストソロロックヴォーカル・パフォーマンス
ポール・マッカートニー
“Only Mama Knows”
昨年のグラミー賞で“Chaos and Creation in the Backyard”が最優秀アルバム賞を逃したのは記憶に新しい。そして個人的にはあのアルバムで受賞できなかったことが深いトラウマになっている(笑)。
あのアルバムでグラミー賞を獲れなかったとなれば、ポールは最優秀アルバム賞をきっと一生獲れないにちがいない、などと心のどこかで思ってしまっているほどである。それほどあのアルバムはすばらしいと思うし、もっと大きな評価を得てしかるべき作品だと思っている。
代わって今年発売されたポールの最新アルバム“Memory Almost Full”は、決して悪い出来ではなかったものの、だからといって最優秀アルバム賞にノミネートされるほどでもないだろうと早くから思っていた。
それだけに、今回のグラミー賞には全く注目していなかったのだ。
しかしフタを開けてみると3部門にもノミネートされている。だが、その内容がなんとも微妙なのである。いずれもヴォーカル、つまり日本流に言えば歌唱力に関して優れた曲、もしくはアルバムということになるのだろう。しかし、ポールについていえば、彼のヴォーカルはすでにピークをとっくの昔に過ぎており、今さらベスト・ヴォーカル・パフォーマンスとか言われても全くピンと来ないのである。(65才にしてはがんばってるね的な意味合いであれば、それはそれでポールに対して失礼というものだし)
これは何かの冗談ではないのか、と思ってしまったのはそんなところにある。
もっとひねくれた考え方をすれば、ポールは次回で第50回目となる記念のグラミー賞に出演することが最初から決まっていて、出演の理由付けだけのためにグラミー賞委員会がノミネートをゴリ押ししたのではないか?という見方さえも可能だ。それぐらいある意味不自然なノミネートだと個人的には思うのだ。(もし万が一ポールが出演したら、僕の言葉を思い出してほしい)
だいたいがグラミー賞は受賞部門が多すぎるのである(現在では100部門以上あるらしい)。仮に今回ノミネートされた3部門のうちどれかを受賞したとしても、それほど大きな価値があるとは僕には思えない(ファンとしていちおうは喜ぶだろうが)。グラミー賞の中で僕が価値を認めているのは最優秀アルバム賞(Album of the Year)と、最優秀レコード賞(Record of the Year)ぐらいのものだ。
僕の予想:ポールは来年のグラミー賞のステージで、“Dance Tonight”と“Only Mama Knows”を演奏する!
ベスト男性ポップヴォーカル・パフォーマンス
ポール・マッカートニー
“Dance Tonight”
ベストポップヴォーカルアルバム
ポール・マッカートニー
“Memory Almost Full”
ベストソロロックヴォーカル・パフォーマンス
ポール・マッカートニー
“Only Mama Knows”
昨年のグラミー賞で“Chaos and Creation in the Backyard”が最優秀アルバム賞を逃したのは記憶に新しい。そして個人的にはあのアルバムで受賞できなかったことが深いトラウマになっている(笑)。
あのアルバムでグラミー賞を獲れなかったとなれば、ポールは最優秀アルバム賞をきっと一生獲れないにちがいない、などと心のどこかで思ってしまっているほどである。それほどあのアルバムはすばらしいと思うし、もっと大きな評価を得てしかるべき作品だと思っている。
代わって今年発売されたポールの最新アルバム“Memory Almost Full”は、決して悪い出来ではなかったものの、だからといって最優秀アルバム賞にノミネートされるほどでもないだろうと早くから思っていた。
それだけに、今回のグラミー賞には全く注目していなかったのだ。
しかしフタを開けてみると3部門にもノミネートされている。だが、その内容がなんとも微妙なのである。いずれもヴォーカル、つまり日本流に言えば歌唱力に関して優れた曲、もしくはアルバムということになるのだろう。しかし、ポールについていえば、彼のヴォーカルはすでにピークをとっくの昔に過ぎており、今さらベスト・ヴォーカル・パフォーマンスとか言われても全くピンと来ないのである。(65才にしてはがんばってるね的な意味合いであれば、それはそれでポールに対して失礼というものだし)
これは何かの冗談ではないのか、と思ってしまったのはそんなところにある。
もっとひねくれた考え方をすれば、ポールは次回で第50回目となる記念のグラミー賞に出演することが最初から決まっていて、出演の理由付けだけのためにグラミー賞委員会がノミネートをゴリ押ししたのではないか?という見方さえも可能だ。それぐらいある意味不自然なノミネートだと個人的には思うのだ。(もし万が一ポールが出演したら、僕の言葉を思い出してほしい)
だいたいがグラミー賞は受賞部門が多すぎるのである(現在では100部門以上あるらしい)。仮に今回ノミネートされた3部門のうちどれかを受賞したとしても、それほど大きな価値があるとは僕には思えない(ファンとしていちおうは喜ぶだろうが)。グラミー賞の中で僕が価値を認めているのは最優秀アルバム賞(Album of the Year)と、最優秀レコード賞(Record of the Year)ぐらいのものだ。
僕の予想:ポールは来年のグラミー賞のステージで、“Dance Tonight”と“Only Mama Knows”を演奏する!