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僕の好きな曲 “El Becko(エル・ベッコ)” by ジェフ・ベック

もはや死語と言ってもいいかもしれない、「世界三大ギタリスト」。特に70年代後半から80年代にかけて、頻繁に使われた言葉である。
エリック・クラプトン、ジミー・ペイジ、そしてジェフ・ベック。
ギターを弾かない僕にとっては、なぜこの3人だけが特別もてはやされるのか正直よくわからなかったものだが、それは40代を過ぎた今となってもあまり変わっていない。
要するにギターを弾かない僕にとっては、どんな演奏をするギタリストがすごいと言われるのかが今もってよくわからないのである。

僕にしてみれば、純粋に楽曲としてすばらしくなければ、どんなすごいギター演奏をしようとも、それは大して意味がない。
たとえば、クラプトンの“Layla”(オリジナルのほう)のリフは、技術的にはさほど難しくはないかもしれないが、一つの作品としてみれば最高だと思うし、ジミー・ペイジが“Stairways to Heaven”で見せる演奏は、まさに芸術の極みであると思う。
特に“Stairways to Heaven”はテクニックやジャンルさえをも遥かに超えた、音楽のひとつの完成形と信じている。

そんなわけで、個人的にはクラプトンとペイジが世界三大ギタリストと呼ばれることには何の異議もなかったのだが、ただ一人ジェフ・ベックだけが僕にとって未知の領域のまま残ってしまった。

食わず嫌いならぬ、聴かず嫌いというわけで、43才になる今の今までジェフ・ベックのアルバムを一枚も聴かずにここまで来てしまったのである。

だが、高校生の頃にラジオで聴いたジェフ・ベックの曲で、1曲だけずっと忘れられずに僕の記憶の中に残った曲があった。だが、僕がその曲の名前さえ知らなかったために、30年近い年月が流れてしまった。そして今、その曲がアルバム“There and Back”に収録されている“El Becko”であることを知ったのである。ああ、やっと見つけた、やっと聴けたという感慨に僕はひたった。

とにかくこの曲のドライブ感ときたら半端ではない。
思わず体が動いてしまう。まさに乗り乗りのナンバーであり、30年近くのブランクを経てもその輝きは一切失われていないという思いを強くした。

この曲のすばらしさもさることながら、ジェフ・ベックのアルバムを3枚ほど聴いて、思ったより僕好みのサウンドであることを発見したのは新鮮な驚きだった。
しかも、彼の代表的なアルバム2枚をジョージ・マーティンがプロデュースしていたことさえ知らなかったのだから、僕は正統派のビートルズファンとしては失格なのかもしれないと思わずにはいられなかった。
「お前、そんな事も知らなかったのか。」と言われそうである。まったくお恥ずかしい限り…。

かくして世界三大ギタリストとは、同時に名盤、名作を世に送り続けた超一流のアーティストであることをも意味していたのだと、僕は今さらながらにして知ったのであった。
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