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ポールのニューアルバムは2008年?

ポールの新しいスタジオ録音アルバムは2008年に発売予定との噂が流れている。
昨年中はいろいろあったし、ファンとしては今年中にニューアルバムの発売、そしてワールドツアーというシナリオを期待してしまうのだが、そう簡単にはいかないのが世の中である。

ニューアルバムは無理だとしても、せめて多少なりともツアーで元気な姿を見せてもらいたいものである。もしくは、Live at Abbey Roadのようなスタジオ・ライブでもよい。

考えてみると、ポールのアルバム発売のペースは90年代以降びっくりするほど鈍っている。
ライブ盤、クラシックアルバムなどを除くオリジナルアルバムを数えてみると、以下のようになる。

70年代 9枚
80年代 6枚
90年代 2枚

比較的多作なアーティストとして70年代・80年代を駆け抜けたポールだったが、90年代は10年間に発表したオリジナルアルバムが“Off the Ground”と“Flaming Pie”のわずか2枚のみ。個人的には99年のカバーアルバム“Run Devil Run”の出来が良いので、これもリストに入れたいところだが、それでも3枚である。
90年代以降は、まるでボストンのように寡作なアーティストになってしまったわけだ。

それでは、ポールは完全に隠居のような生活を送っていたのかというと、そうではない。90年代以降、彼は華々しくステージに返り咲き、世界中を涙と感動の渦に巻き込んだのはご存知の通りである。
ジョンの事件が起こった当時は、ポールは生涯2度とステージには立つまいとさえ言われていた。あの事件のあまりの痛ましさから、僕自身もポールにはステージには立ってほしくないと真剣に思っていた。公な場にも一切姿を現さなくてよいと思っていた。本当にポール自身の命の事を案じていたのである。

だから、90年代以降の華麗なるライブ活動は、僕のようなオールドファンにとっては本当に目の覚めるような出来事だった。夢のまた夢が現実になったからである。ポールは夢を叶えてくれた。そういう意味ではポールにはどんなに感謝しても感謝し尽せないものを感じている。
だが、それでもポール・マッカートニーが10年間にアルバム2枚というのはやはり少ないと思わざるをえない。せめて3年に1度は新作を届けてもらいたい、というのがわがままな1ファンの願いである。

さて、2000年に入ってからのポールだが、すでに“Driving Rain”と“Chaos and Creation in the Backyard”の2枚をリリースしているから、90年代よりは少し早いペースだ。2010年までには、がんばってあと1枚か2枚のアルバムをリリースしてほしいと思う。
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