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“LOVE”の感想

LOVE”は買わないと心に決めた僕であったが、なんとなく落ち着かないので友人から借りて聴いてみることにした。(ファンとはそんなものである)

まず全体的な感想は、試聴をしたときとほとんど変わらない。
よく出来たビートルズの曲の寄せ集め、ごった煮、編集盤といった印象である。
BGMとして聴く分にはさほど悪くはなさそうだし、ミュージカルにこれと同じ音源が使われているのなら、一度は観てみたいという気にもなってくる。

だが、以前にも言わせてもらったように、これは断じてビートルズのアルバムではない。
オアシスのノエルとリアムもこのアルバムを「酷評」したと伝えられているが、さすがはコアなビートルズファンである。
だから、これはあくまで編集盤、もしくはミュージカルのサントラ盤ということだ。
これをビートルズのニューアルバムとして売り出している東芝EMIの姿勢を僕は支持しない。それはビートルズのメンバーたちに失礼というものではないのか。(ポールとリンゴはそれを良しとしているようだが。ジョンならいったい何と言っただろう?)
渋谷で大々的にイベントを行なうなど、なんとも商魂たくましいかぎりだが、ポールファンとしてひと言いっておきたい。

2005年、“Chaos and Creation in the Backyard”はとてもひっそりと発売された。

現役ビートルズメンバーの「本当の新作」(しかも傑作!)よりも、36年前に解散したグループの“たかが”編集アルバムのプロモーションに金をかけるのだ。良くも悪くも、それが音楽産業というものなのだ。

さて、気を取り直してと…。
一つ再確認できたのは、リマスターされた音のすばらしさである。完全に生まれ変わっている。
あの音で、“White Album”や、“Revolver”や、“Abbey Road”が早く聴いてみたいと思った。
だからEMIはこんな事をやっている暇があったら、全アルバムのリマスタリング版再発プロジェクトを早急に進めるべきである。(もう進んでいるのだろうが遅い!)
それはポール、リンゴ、そしてジョージ・マーティンが元気なうちに行なわれるべきなのだ。

収録曲の中で僕が気に入ったのは、“Drive My Car/Wait/What You're Doing”。各曲の特色がうまい具合に組み合わされていて、聴いていてなかなか心地良かった。

しかしビートルズは本当に汲めども尽きぬ泉のようだ。個人的にも30年近く聴き続けてきたが、いまだに全く色褪せぬ輝きを放ち続けている。この事実にはただひたすら驚嘆するしかない。
長年いろんな音楽を聴いてきたが、こんなを経験を与えてくれるのビートルズだけである。
人類にもたらされた最大級の宝の一つ。今や世界共通の文化的遺産。それがビートルズなのだ。
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