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ディープインパクト敗戦に競馬の難しさを知る

ディープインパクト凱旋門賞3着。

並みの馬ならば、世界最高峰のレースでの3着は大健闘といえるのだが、ディープに限ってはそれは当てはまらない。
当の馬にしてみれば迷惑な話だと思うが、日本中が彼が勝つことを夢見、優勝を信じて疑わなかったからだ。

深夜にもかかわらず、瞬間最高視聴率は20%を超えたという。
競馬関係の放送で、こんなことは前代未聞である。それだけ多くの人が一頭の馬の走りに注目していたということになる。
一競馬ファンとしても純粋に悔しいし、ただただ残念である。

「競馬に絶対はない」
いったい何度この言葉を聞かされ、また自らの馬券購入においてどれだけこの言葉の重みを思い知らされてきたことだろう。
この格言は競馬というものがいかに不確実性に満ちたものであるかを一言で言い当てている。
裏を返せば、それが競馬の面白さでもあり、また奥の深いところでもあるわけだが、今回もまたその言葉の意味を深く深く思い知らされる結果となってしまったわけだ。

レース内容で特に印象に残ったのは、後ろから来た馬2頭にディープが差されてしまったことだ。
デビュー以来、ディープインパクトは最後の直線で後ろから来る馬に抜かれたことが一度もなかった。
それは、ただ単純に彼よりも速く走れる馬がいないからだった。
トップギアに入ったが最後、ディープを後ろから抜かせる馬はいない。誰もがそう信じていたのだ。

だから、あの負け方は、何か異変が起こっていたのではないかと思わずにはいられないものがあったのも確かだ。
斤量、深い芝の馬場、先行する形になってしまった全体の流れ、環境の変化…。理由はいろいろ考えられるだろうが、後ろから差されてしまったというショッキングな事実だけは依然として残る。
一つだけ慰めがあるとすれば、それは3強といわれた他の2頭が4着、8着に敗れたことである。
同じ斤量で走った世界トップレベルのライバル2頭にはディープは勝ったのだ。

こうなったら、負けた2頭にはなんとかリベンジを果たしてほしいと思う。

レースはブリーダーズカップターフでも、ジャパンカップでも、ドバイシーマクラシックでもよい。
とにかくディープインパクトよりも強い馬はいないことを世界に示してから引退の花道を飾ってほしいものだ。

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