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ポールのプレイ “Tha Ballad of John and Yoko(ジョンとヨーコのバラッド)”

この曲はジョンとポールの2人だけで、たった1日で完成させたという、いわく付きの曲である。
にもかかわらず、この曲はビートルズの曲、しかも公式シングル盤として発表されている。
それにタイトルはなんと「ジョンとヨーコのバラッド」。
世間に対する皮肉なのか、それともビートルズのメンバー4人にもうやる気がなかったからなのか、これを公式シングルとして発売したこと自体に疑問が残る。

まあそれは良いとして、このシングルが録音されたのが1969年の4月14日。
解散直前のこの時期にジョンとポールだけで曲を仕上げていたという事実だけでも十分驚きに値する。
少なくともジョンとポールの共同作業は最後の最後まで続いていたのである。

純粋に楽曲という見地からすれば、この曲は個人的にはビートルズ歴代のシングルの中では、最も“弱い”曲だと思っている。
この曲が悪い曲というのではなく、他のきら星のごときビートルズのシングルの中では少々見劣りがすると思えてしまうのだ。

だが、そこはビートルズ。
ジョンとポールが共同で生み出したこの作品は、ビートルズの他の作品にはない特別な魅力というか、味わいがある。
僕自身、若い頃はなぜこの曲がシングルになったのかが理解できなかったし、全然好きではなかった。
だが、年を取るにしたがって、だんだんこの曲が好きになってきた。

特に僕はポールが叩いたという、この曲のドラムスが好きなのだ。
技術的にはうまくないことは素人の僕でもわかるのだが、不思議な心地良さがある。
“Fine Line”でもそうだったが、ポールのドラミングにはいつも独特な味わいとセンスが感じられるのだ。
そのルーツを求めれば、きっとこの“Tha Ballad of John and Yoko”に行き当たるのだと思う。

ポールファンの僕にとっては、この曲にもしポールのドラムスとベースがなかったなら、単なる平凡な曲に終わってしまったとさえ思えるほどだ。(ポールのコーラスも実にすばらしい)
音楽に重要なのはテクニックではなく、センスであることを改めて実感してしまう作品である。
真の意味においてジョンとポールの共同作業が生み出したこの曲は、歴史的に見ても非常に重要だ。




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