1968年のポール(総括)
僕の好きな1968年のポールについて1曲ごとに見てきたが、そろそろ総括である。
さながら万華鏡を覗くかのような趣のあるホワイトアルバム。
この歴史的名盤の中で、ポールはまさに超人的な才能をいやというほど見せつけてくれた。
11番目にして最後の顔は“Honey Pie”。
この曲は1920年代のボードビル・サウンドにインスパイアされて書かれた曲と云われている。
これまで紹介してきた11曲の中では最も知名度の低い曲といえるかもしれない。だが、ポールはこういう甘く心温まるような、アットホームな感じの曲を書かせると世界一である。
そして、僕はポールのこういう曲が大好きだ。
サックスやクラリネットがフィーチャーされ、やはり他のメンバーの存在感が薄い曲に思われるが、ジョージがベースを弾き、ジョンが少しギターを弾いているそうである。
以上ホワイトアルバムだけで11曲。
さらにこの1968年、ポールはシングル曲としてピアノブギーの傑作“Lady Madonna”とポールの全楽曲中最高峰との呼び声も高い“Hey Jude”まで発表している。
“Back in the U.S.S.R.”から“Hey Jude”まで珠玉の名曲が13曲。
これら13曲をズラリ並べて編集してみれば、ちょうどアルバム1枚分ほどになる。
仮にこんな名曲揃いのアルバムが発売されたとしたら、きっと超モンスターヒットを記録したにちがいない、なんて幻想さえ抱きたくなるほどのすばらしさだ。
たしかに他のメンバーたちとの化学反応があってこそ生まれ得た曲もあるだろう。
しかし、これら13曲すべてをポールがほぼ単独で作曲し、たった1年間の間に発表したというのは紛れもない事実なのだ。
おそらく1年間のうちに、一人のアーティストが発表したものとしては、ポピュラー音楽史上最高にして最強の楽曲群であると僕は断言しておきたい。
1968年のポールはそれぐらいすばらしいのだ!
参考:ザ・ビートルズ(ホワイト・アルバム)
さながら万華鏡を覗くかのような趣のあるホワイトアルバム。
この歴史的名盤の中で、ポールはまさに超人的な才能をいやというほど見せつけてくれた。
11番目にして最後の顔は“Honey Pie”。
この曲は1920年代のボードビル・サウンドにインスパイアされて書かれた曲と云われている。
これまで紹介してきた11曲の中では最も知名度の低い曲といえるかもしれない。だが、ポールはこういう甘く心温まるような、アットホームな感じの曲を書かせると世界一である。
そして、僕はポールのこういう曲が大好きだ。
サックスやクラリネットがフィーチャーされ、やはり他のメンバーの存在感が薄い曲に思われるが、ジョージがベースを弾き、ジョンが少しギターを弾いているそうである。
以上ホワイトアルバムだけで11曲。
さらにこの1968年、ポールはシングル曲としてピアノブギーの傑作“Lady Madonna”とポールの全楽曲中最高峰との呼び声も高い“Hey Jude”まで発表している。
“Back in the U.S.S.R.”から“Hey Jude”まで珠玉の名曲が13曲。
これら13曲をズラリ並べて編集してみれば、ちょうどアルバム1枚分ほどになる。
仮にこんな名曲揃いのアルバムが発売されたとしたら、きっと超モンスターヒットを記録したにちがいない、なんて幻想さえ抱きたくなるほどのすばらしさだ。
たしかに他のメンバーたちとの化学反応があってこそ生まれ得た曲もあるだろう。
しかし、これら13曲すべてをポールがほぼ単独で作曲し、たった1年間の間に発表したというのは紛れもない事実なのだ。
おそらく1年間のうちに、一人のアーティストが発表したものとしては、ポピュラー音楽史上最高にして最強の楽曲群であると僕は断言しておきたい。
1968年のポールはそれぐらいすばらしいのだ!
参考:ザ・ビートルズ(ホワイト・アルバム)