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自ら夢をつかんだ息子に拍手を送りたい

【本記事はポールマッカートニーとは関連のない記事となります】

ポールと関係のない記事が続いて恐縮ですが、今日はうちの息子の自慢話をさせていただきます(笑)。


息子はこの春高校受験を迎えたのだが、見事地元では一番といわれる公立高校に合格した。

この結果には親である妻と自分が一番びっくりしている。なぜなら、息子は小学校のときからけっして学校の成績はよいほうではなかったからだ。そして実際中学2年生までは大体クラスの真ん中ぐらいの成績だったのである。ただ、そのかわりスポーツは得意だったので、僕はそれでよいと思っていた。事実、小学校の頃から彼に勉強しろと言ったこともほとんどなかった。

それに彼はサッカーのクラブチームに入っていたので、実質勉強する時間というのもあまりなかったのである。僕としては地元の中くらいの高校に入れればいいか・・・などと漠然と考えていたというのが正直なところなのだ。

しかし、中3の春に突然変化が訪れた。息子が地元の進学校を目指したいので、サッカーのクラブチームを休む、と言い出したのである。だが、その理由というのは、「○○高校でバレーボール部に入りたいから」ということであった。(ガクッ、勉強じゃないんかい!(笑))。その頃、息子は「ハイキュー!!」というバレーボールのアニメにはまり、ものすごく影響を受けたらしかった。

なるほど昔からよくあるパターンではある。だが、理由がなんであれ勉強をがんばると自分から言い出したことが僕は嬉しかった。「じゃあ、がんばりなさい。でも○○高校に入るには相当成績上げないと無理だよな。」と僕は彼に言った。言いながら僕は「アニメの熱が冷めたらどうなることやら・・・」と心の中で思ったりもした。

しかし、次の日から息子はほんとうに勉強をやり始めたのである(笑)。特に驚かされたのが、あれだけ好きだったゲームを完全にやめたことだった。だが、それでも僕は信用しなかった。どうせ長続きするわけないじゃないかと・・・(笑)。僕は自分の学生時代のことを考えていたのである。自分が怠惰で、長続きしない性格であるということは自分が一番わかっていた。

だが、僕と妻は、それから真剣に机に向かう息子の姿を毎日目撃することとなる。しかし、当たり前のことだが、結果はすぐには出なかった。最初に受けた地元の模擬試験では、「合格率20%、努力圏」という厳しい結果が出た。だが、それでも息子はめげなかった。夏休みが終わる頃には、ついに「合格率80%、安全圏」という最高の結果を出したのである。

僕たち夫婦が驚いたことは言うまでもない。というのも、それは昔から耳にタコができるほど聞き飽きてきた、日本のどこかに必ず何人かはいるであろう特別優秀な生徒のストーリーそのものだったからだ。「すべては夏休みの過ごし方次第だ」と遠い昔に先生が言っていたことを思い出す・・・。彼は文字通りひと夏の間に驚くほど成績を伸ばしたのだった。

しかも、息子は塾には行かず、自主学習のみでこの栄光を勝ち取ったのである。これはほんとうにスゴイこと、そして親孝行なことだと思う(笑)。

自ら目標を設定し、それに向かって努力し、そして自力でそれを勝ち取る。この経験は彼の人生にとって大変貴重な財産となるであろう。おめでとう息子よ。君は常に僕たち夫婦にとって喜びと笑いの源泉であり、まぎれもなく生きがいそのものだった。

今心を込めて君に拍手を送ろう。

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