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『ザ・ビートルズ:ゲット・バック』の感想 その20 - Macca Go Go Go! ポール・マッカートニーファンブログ・・・プラス!PLUS!+!

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『ザ・ビートルズ:ゲット・バック』の感想 その20

この記事にはネタバレが含まれます。

【19日目】 1月28日(火)
悪天候予報によってルーフトップコンサートが1日延期されたことにより、ビートルズに残された時間は今日と明日の2日のみとなった。
だが今日も4人は元気いっぱいだ。

一日の始めに、残された時間になにをやるべきかが話し合われる。そしてジョンが言う、「ドント・レット・ミー・ダウンとアイヴ・ガット・ア・フィーリングはもう十分にやった。もういい。まとまってない曲をやろう。ジョージの新曲を覚えよう。」

"Something"
そして4人はジョージが作りかけだった名曲『サムシング』をやり始める。ドキュメンタリーの中盤ぐらいまではジョンとポールの曲や歌で大半が占められていたが、後半に進むにしたがってジョージの出番が増えてくるのは嬉しいことだ。
途中で歌詞に行き詰まったジョージが言う、「ポール、"彼女の何気ない仕草が・・・"の続きが出ない」。なんとジョージは素直にポールに助けを求めているのである。歌詞に関してならジョンに助言を求めたほうがよさそうなものだが、ジョージが実際に声をかけたのはポールだった。しかし、この問いかけに即座に答えを返したのはジョンだった・・・「"カリフラワーみたいに"とか入れ、後で考える」。そして曲はみるみるうちに形を成してゆく。

"Love Me Do"
ジョージ「ラヴ・ミー・ドゥーの歌詞は最高だ。」
ポール「ああ、たしかに」
そしてジョンとポールが即興で歌い始めるが、出来はあまりよくない。

ここでポールが私用のため一時席を外す。ジョン、ジョージ、リンゴ、3人だけでリハーサルが続く(ビリーもいる)。

"I've Got A Feeling"
ポールがいない間に3人だけで実際何曲やったのかは不明だが、ここで『アイヴ・ガット・ア・フィーリング』を練習する3人の姿が映し出される。ポールの曲をポールがいない間に練習するというのもなんだか意外な気がしたが、ひょっとしたらポールがいない間に手直ししたい部分があったのかもしれない。
ここでジョージが手にしているカラフルなギターはマジカル・ミステリー・ツアー『アイ・アム・ザ・ウォルラス』の場面でジョージが使っていたものと思われる。

ここでジョンがジョージとリンゴにアラン・クラインと会ったときの話をし始める。果たしてこの話をポールがいない時にしたのは偶然であろうか?個人的にはそうは思えないのだが、ともかくジョンはアラン・クラインを当時から非常に高く買っていて、少なくともこのドキュメンタリーにおいては彼に対する称賛が最後まで止むことはなかった。それはある意味心酔しているとさえ言えるほどのものである。

ビートルズ4人のうちただ1人ポールだけがアラン・クラインをビートルズのマネージャーとして認めず、この件に関して最終的にポールがジョン、ジョージ、リンゴを提訴する事態にまで発展したのは有名な話である。しかし、ポールが正しかったことはすでに歴史が証明済みである(ジョン本人までもが「ポールは正しかったかもしれない」とのちに認めている)。あの頭のいいジョンさえもがダマされたのだ。この事実は銘記しておいたほうがよいと思う。彼だって人間だ。判断を誤ることだってある。というわけで、まんまと彼はダマされ、ジョージとリンゴも「ジョンが言うのだから」ということで彼に賛同した部分は大きかったのではないだろうか。つまり、ここでもジョンがビートルズ解散の種を作ったという説は十分に成り立つと思う。ジョンがアラン・クラインをビートルズのマネージャーとして招き入れなければまた違ったことになっていただろうから。

"Old Brown Shoe"
ジョージが再びピアノの前に座り歌う。

"Don't Let Me Down"
外出していたポールが戻り、4人でのセッションが再開される。このときのテイクがのちにシングル『ゲット・バック』のB面に採用される。僕は昔からこのテイクが大好きで長年愛聴してきたのだが、この曲がアップルの地下スタジオでほとんどライヴで録音されたとは知らなかった。そのときの録音シーンが今見れるとは幸せだ。

"I Want You"
初期のヴァージョンで皆かなり自由にやっている。

"Half A Pound of Greasepaint"
レノン/マッカートニーの未発表曲。

そして、この日のセッション終了後4人はアップルビルの上階でアラン・クラインと初顔合わせをする。19日目のセッションが終了した。ルーフトップコンサートまでいよいよあと残り1日だ。

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