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『ザ・ビートルズ:ゲット・バック』の感想 その19 - Macca Go Go Go! ポール・マッカートニーファンブログ・・・プラス!PLUS!+!

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『ザ・ビートルズ:ゲット・バック』の感想 その19

この記事にはネタバレが含まれます。

【18日目】 1月27日(月)
これまで18日間分のビートルズのリハーサル&レコーディングを見てきたが、この日の映像はあらゆる意味で特別すばらしいものとなっている。なによりも4人の表情が実に生き生きとしているのである。『ザ・ビートルズ:ゲット・バック』は合計8時間近い大作だが、この1月27日~ルーフトップコンサート~エンディングまでの約2時間に渡る映像は単純に全体のハイライトと言ってもいいぐらいの内容だ。少なくとも僕個人はこの部分だけを何度も観返すことになるだろうと思う。
それぐらい、この日以降の映像と、それ以前のものには明らかな違いがあるのだ。ひょっとしたら、当初映画として公開が予定されていた『ゲット・バック』は、1月27日以降の映像がメインになっていたのではないかと思えるくらいなのだ。

"Blue Suede Shoes"
"Kansas City"
"Miss Ann"
ビートルズとスタッフ、関係者たちの生き生きとした姿が見事に映像に収められている。こんなすばらしい映像が50年以上も倉庫に眠っていたなんて本当に信じられない。ここではなんとジョンとポールが手に手を取ってダンスを踊るシーンまでもが映像に残されている。映画『レット・イット・ビー』からは想像すらできなかったシーンだ。

今日も朝から雰囲気は最高だ。
ジョージ「昨夜は作曲で夜更かしした。違う要素を合わせたよ。ハッピーでロックな曲だ。」「お陰で朝食がまだだ。寝なきゃと思うんだけど、10年前の君(ジョン)の声が聞こえる。曲を書きだしたら最後まで仕上げろ!昔言ったろ、始めたら終わらせろ。」
ジョン「自分じゃできない。それが一番なんだがね(笑)」

誰もが楽しそうだ。ポールはジョージ・マーティンと笑顔で話している。ジョージはビリー・プレストンにピアノコードの質問をしている。

"Old Brown Shoe"
そしてまた1曲、名曲が生まれようとしていた。ジョージが昨夜書いた曲なのだろうか・・・。彼がピアノを弾きながら、なんとかこの曲を仕上げようと奮闘している。ピアノの傍らには曲に合わせてノリノリで身体を動かすポール。そしてリンゴ、ビリーもいる(ジョンはまだ出勤していないようだ)。
ジョージ「ピアノはすごい。勉強しなきゃ。こういうのはギターじゃできない。」
しばらくして、曲に合わせてポールがドラムを叩き始める。それにジョージが笑顔で応える。
次のカットではリンゴがドラムを叩き、ポールとビリーが曲に合わせて2人でエレキギターを弾いている珍しいシーン。そしてジョージはポールのアドバイスを受けながら、ついに曲は完成形へと近づいてゆく。アイコンタクトしながらギターを弾くポールとピアノを弾くジョージ。とても美しいシーンである。

"Let It Be"
"The Long And Winding Road"
このセッションを始めた頃のどこか割り切れないような雰囲気はもうここには微塵も感じられない。4人は完全なチームワークを取り戻し、ただ曲を完成させることだけに集中しているようだ。

"Oh! Daring"
この曲の途中でジョンが皆の前で発表する、「ヨーコの離婚が成立したよ。自由だ。僕は今朝ついに自由になった。」。その言葉に笑顔で応える3人・・・。ジョンが上機嫌なのも無理はない。

"Don't Let Me Down"
この曲もついに最終段階に近づいたようだ。

"Strawberry Fields Forever"
ポールがピアノを弾きながら歌う。大変貴重な場面だ。

"Get Back"
この曲も最終段階だが、まだ気に入ったテイクが取れないようだ。

"Take These Chains From My Heart"
ポールが歌っているが、「テープをムダにするな」とコントロールルームから指示が飛ぶ。

"Get Back"
ここでは満足のいくテイクが取れるまで何度も何度もやり直すビートルズ4人の姿が克明に捉えられている。とにかく一度スイッチが入ったら誰が何と言おうと納得が行くまでやるといった感じの4人。まさにプロと言えるだろう。何度もスタジオとコントロールルームを往復する4人。そして、ついに『レット・イット・ビー』に収録されたテイクが取れたのだった。

"I've Got A Feeling"
この曲も完成に近づいているが、今日のところはまだポールが納得していないようだ。完成は明日以降におあずけとなった。

ルーフトップコンサートは1月29日に予定されていたが、悪天候が予想されたため1日延びて1月30日となった。今日は1月27日だから、4人にはあと丸2日時間ができたことになる。

ここにきていよいよ本領発揮。今やバンドの雰囲気は最高である。この状況の中でルーフトップまであと2日・・・。今の彼らにできないことは何もない。

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