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ポールの曲 “Birthday(バースデイ)”

ホワイト・アルバム2枚目の1曲目である。
一見ストレートなロックンロールだが、非常に不思議な雰囲気を持つ名曲でもある。
ヴォーカルはたしかに入っているのだが、最初にこの曲を聴いた時、ほとんどインストゥルメンタルの曲と思ったほど楽器が前面に出ているのだ。
言い方を変えればヴォーカルが楽器の音に溶け込んでいるとでも言えばいいだろうか。
そんなわけで、この曲はビートルズの曲の中でも一種独特の雰囲気をかもしだしている。
そして演奏もヴォーカルもとても歯切れがよくタイトだ。

このあたりプロデューサーのジョージ・マーティンの手腕によるものなのか、ビートルズならではのマジックなのか、素人の僕にはわからない。
だがともかく、レコードだからこそ成し得た名演であることは間違いない。
ポールもこの曲をライブで演奏しているが、残念ながらその出来はオリジナルには遠く及ばず、少しがっかりしたのを覚えている。

ビートルズは一般的に演奏があまりうまくないと言われている。
だが技術的にははるかにうまいはずの90年代のポール・マッカートニーバンドによる“Birthday”の演奏面だけを取り上げたとしても、僕はオリジナルのほうに軍配を上げたい。
この曲でビートルズのメンバーたちが見せる演奏は本当にすばらしいものだ。たとえばイントロのリンゴのドラムだけでもカッコイイではないか。技術的にも成熟している。すごいバンドだ。

この曲はこれまでの7曲とは違い、ポール単独で作曲したとは言い切れないところがある。
記録を調べたわけではないが、ジョンも少し手伝っているような気がするからだ。
だがポールがライブで取り上げていることから、ほぼポールの手になる曲ということでホワイトアルバムでポールが見せる第8の顔とした。
また、この曲はメンバー全員が参加していることが間違いないし、アルバム全体を通してもバンドとして非常によくまとまった音であると思う。演奏やアレンジ面でも他のメンバーへの依存度は大きいと思うから、やはりこれまでの7曲に比べればポール単独での貢献度は少し劣ると考えなくてはならない。

いずれにしろ、神がかり的なパワーに乗っ取られたかのような当時のポールだからこそ出来た名曲、名演、名唱であったことはまちがいない。


参考:ザ・ビートルズ(ホワイト・アルバム)

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