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『ザ・ビートルズ:ゲット・バック』の感想 その2 - Macca Go Go Go! ポール・マッカートニーファンブログ・・・プラス!PLUS!+!

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『ザ・ビートルズ:ゲット・バック』の感想 その2

この記事にはネタバレが含まれます。

Part1 2時間36分
Part2 2時間53分
Part3 2時間18分

合計 7時間47分

蓋を開けてみたら、合計8時間弱という大作ドキュメンタリーであった『ザ・ビートルズ:ゲット・バック』。

その物語は1969年1月2日トゥイッケナム映画スタジオから始まる。そこは音楽専用スタジオでさえもなかった・・・。

第1部(Part 1)

【1日目】 1月2日(木)
まったく何もないガランとした撮影スタジオに、メンバーの楽器や、マイク、アンプ、照明など最小限の機材が設置されてゆく。文字通り一からのスタート。

彼ら4人に与えられていた課題は、2週間のうちに新曲を14曲仕上げ、それらを観客の前で生演奏するということだった。それをもって、彼らは1966年以来中止していたライブ活動を再開するというプランだった。

かくして、だだっ広いトゥイッケナム撮影所にて、ビートルズ4人だけによるリハーサルが開始された。ジョンの傍らにはすでにヨーコの姿もあった。

"On The Road To Marrakesh"
ドキュメンタリーはこの曲で始まる。ポールとリンゴがまだ姿を現さず、ドラムセットも組まれていない中で、ジョンが立ったままギターを弾きながらこの曲を歌っている。なお、この曲はアルバム『イマジン』に収録された『ジェラス・ガイ』の原曲のようだ。

※なお、このドキュメンタリーで演奏される曲の多くが断片的で、1コーラス以上歌われているものはビートルズ自身の曲を除いてはほとんどないことを明記しておく。

"Don't Let Me Down"
ポールがまだ姿を見せていない中で、ジョンがギターを弾きながら歌っている。ジョージもコーラスをつけている。そして曲の途中でポールが登場。『The Beatles: Get Back』のタイトルが大きく画面にかぶさる。ジョージ・マーティンや、プロデューサーのグリン・ジョンズの姿も見える。

"I've Got A Feeling"
この時のリハーサルでは、文字通り4人が顔を突き合わせて演奏している。特にジョン、ポールの2人は互いのギターが触れそうなほどかなりの至近距離で歌い、演奏している。そしてポールから見るとジョンは常に右側に、ジョージは左側に、というのがこのドキュメンタリーを見るかぎり「彼らの演奏時の定位置」である。ヨーコはジョンの横で静かに座り、編み物をしたり、何かを食べたりとかなり自由な印象だ。

4人は皆この場所の音が気に入らず、口々に文句を言い始めるが、結局数日間はそこでリハーサルを行なうことに落ち着く。

"Jonny B. Goode"
ジョージがヴォーカルをとっているように見えるが非常に短い。

"Quinn The Eskimo"
ボブ・ディランの曲だが、これも非常に短い。

"I Shall Be Released"
これもディランの曲だが、流れるのはわずか数秒。

"Don't Let Me Down"
曲の構成などについて、かなり活発な意見交換が行なわれていて興味深い。

"Two Of Us"
他の曲と同様まだまだ初期段階で、ポールが曲について様々な説明を加えている。

かくして、プロジェクトの第1日目は先行きがかなり不透明、かつ不安定な中でのスタートとなった。

僕はまずその映像の美しさに圧倒された。これを観ていると、今までの映像はいったい何だったのかと思わずにはいられない。映画『レット・イット・ビー』の暗く、陰鬱な雰囲気は、映像自体の暗さ、不鮮明さからも大きな影響を受けていたように思う。今こうして同じ場所で撮影されたリストア映像を見ていると、実はそれほど現場は暗くなかったんだと知ってなんだか救われたような気分になってしまった。

リストアされた映像は、ビートルズ4人の表情を実に生き生きと、そして鮮やかに映し出している。これは本当に奇跡以外の何物でもないと思う。また4人は皆それぞれに個性的で最高にカッコよく、そのファッションを含めまったく古さ、陳腐さを感じさせない。これもまた驚くべきことである。

僕たちビートルズファンの見果てぬ夢を乗せて、今『ザ・ビートルズ:ゲット・バック』号が出航する!

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