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"The Lyrics: 1956 to the Present"に収録される曲名が明らかに(4)

ポールの大ファンでありながら、実は僕はポールの書いた歌詞をほとんど意識的に読んだことがない。なぜなら、僕にとってポールの音楽とはあくまでも「彼の紡ぎ出す音楽そのもの」であって「詩」ではないからだ。

そんなわけで、僕は歌詞カードを見ながら彼の音楽を聴いたさえほとんどないくらいなのだ。そういう意味では僕はかなり変わったファンなのかもしれない。

ここで改めてポール・マッカートニーの作詞能力について考えてみると、その偉大なる音楽的業績の割にはあまり評価されていない・・・というのがおそらく一般的な見方であろう。これは単にジョン・レノンとの比較のみにとどまらず、現代のロック、ポップス全体を見まわしても、純粋に作詞家としてのポールは特別抜きん出た存在ではないように思われる。だた、それにもかかわらず僕が今回この詩集を購入しようと決めたのには訳がある。その理由の一つは、歌詞という領域を離れたとき、ポールは実にいい文章を書くからである。

というのも、僕は当ブログ上でポールの手記を何度か自分の力で訳したことがあるからだ。そのときに感じたのは、ポールの文章表現能力が実に優れているということだった(これはエルヴィス・コステロの手記を訳した時にも同様に感じたことである)。だからたとえ一篇、一篇の詩について・・・という限定したものであったとしても、ポール自身が書く文章の内容にとても興味があるのである。

さらに言えば・・・、僕はこの本がひょっとしたらある種ポールの「遺言」のようなものになるのではないかと感じている。遺言とは元気なうちに書いておくもの、という側面もあるから誤解しないでいただきたいのだが、ともかくまだポールが元気で頭がハッキリしている間にこのような本が出版されるということは、やはり長年のファンにとっては特別な感情が沸き上がってくるのを感じざるをえないのだ。

ポールはビートルズ解散後も、僕たちファンの見果てぬ夢を叶え続けてくれた・・・。たくさんの作品、たくさんのライヴ活動、たくさんのビートルズ曲の演奏、ジョージ、リンゴとの共演、アンソロジープロジェクト、アーカイヴコレクション、そしてついに詩集までも・・・。これはファンとしては絶対に手元に置いておかなくてはならないものになると思う。

2021年11月2日発売
The Lyrics: 1956 to the Present(英語版)/ポール・マッカートニー

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