ぽっかり空いた穴を埋めてくれる1枚
今日の1曲:『YOU』/サザンオールスターズ
アマゾンミュージックで新作アルバムのリストを見ていたら、なにやら懐かしい雰囲気のするアルバムジャケットが目に留まった。ジョン・メイヤーという人のアルバムだった。新作ではなく、きっと旧作の再発盤だろう・・・などと思いながらアルバムの1曲目から聴き始めた・・・。
ふむふむ、たしかに何やら懐かしい感じのする肌触りのよいロックサウンドだった。
やっぱり再発盤か・・・。などと考えながらアマゾンのレビューを検索してみて驚いた。なんとこれはできたてホヤホヤのニューアルバムなのだった。
僕はまるで80年代か90年代にタイムスリップしたかのような感覚を覚えていた。
2021年の今にこんなアルバムを作れる人がいるのか・・・。僕はただただ感心してしまった。そして、流れてくるサウンドの心地良さに身を任せていた。僕は即座に彼のファンになった。
ほんとうの事を言うと、今年の初めからずっと気になっている一つの事があった。それは僕の心に重くのしかかっていた。そう、僕はずっと『マッカートニーⅢ』が好きになれなかったのだ。
なにしろそれは異常事態だった。というのも、ポールのアルバムを聴き始めてからもう40年以上にもなるが、彼のアルバムがここまで好きになれなかったことは初めてだったからだ。どんなに初めは好きになれないアルバムであっても、遅かれ早かれ僕は彼のどのアルバムとも和解を果たしてきた。そして、最終的にはすべてのアルバムが好きになるという経験をしてきた。
ところがである、ここにきて『マッカートニーⅢ』はどうやら僕が初めて「好きではない」ポールのアルバムになりそうな気配なのだった。もう最近では再確認のために聴き直すことさえ避けているという有様だった。状況はほとんど絶望的だった。
実際ファンにとってこれは非常に痛みを伴う経験である。僕はブログを更新することさえためらうようになっていた。それは『マッカートニーⅢ』が好きでないことを考えるだけでも気が滅入ってしまうからだった。僕はある意味負のスパイラルに入っていた。
こういう時はすべての状況を吹っ飛ばしてくれる、大きな突破口になるような出来事が必要である。
今の僕にとって、それはジョン・メイヤーの『ソブ・ロック(Sob Rock)』というアルバムとの出会いだった。
このアルバムは僕の心にぽっかりと空いた穴を見事なまでに埋めてくれただけでなく、その傷をもすっかり癒してくれたのである。誠にいい音楽とは癒しである。
調べてみたらジョン・メイヤーは既に約20年ほどのキャリアがあり、現代アメリカを代表する偉大なアーティストの一人であった。
40代以上のロックファンにはぜひこのアルバムを聴いてもらいたいと思う。世の中まだまだ捨てたものじゃない(笑)。
ソブ・ロック/ジョン・メイヤー

今日の1曲:『YOU』/サザンオールスターズ
※アマゾン・ミュージック・アンリミテッド
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ふむふむ、たしかに何やら懐かしい感じのする肌触りのよいロックサウンドだった。
やっぱり再発盤か・・・。などと考えながらアマゾンのレビューを検索してみて驚いた。なんとこれはできたてホヤホヤのニューアルバムなのだった。
僕はまるで80年代か90年代にタイムスリップしたかのような感覚を覚えていた。
2021年の今にこんなアルバムを作れる人がいるのか・・・。僕はただただ感心してしまった。そして、流れてくるサウンドの心地良さに身を任せていた。僕は即座に彼のファンになった。
ほんとうの事を言うと、今年の初めからずっと気になっている一つの事があった。それは僕の心に重くのしかかっていた。そう、僕はずっと『マッカートニーⅢ』が好きになれなかったのだ。
なにしろそれは異常事態だった。というのも、ポールのアルバムを聴き始めてからもう40年以上にもなるが、彼のアルバムがここまで好きになれなかったことは初めてだったからだ。どんなに初めは好きになれないアルバムであっても、遅かれ早かれ僕は彼のどのアルバムとも和解を果たしてきた。そして、最終的にはすべてのアルバムが好きになるという経験をしてきた。
ところがである、ここにきて『マッカートニーⅢ』はどうやら僕が初めて「好きではない」ポールのアルバムになりそうな気配なのだった。もう最近では再確認のために聴き直すことさえ避けているという有様だった。状況はほとんど絶望的だった。
実際ファンにとってこれは非常に痛みを伴う経験である。僕はブログを更新することさえためらうようになっていた。それは『マッカートニーⅢ』が好きでないことを考えるだけでも気が滅入ってしまうからだった。僕はある意味負のスパイラルに入っていた。
こういう時はすべての状況を吹っ飛ばしてくれる、大きな突破口になるような出来事が必要である。
今の僕にとって、それはジョン・メイヤーの『ソブ・ロック(Sob Rock)』というアルバムとの出会いだった。
このアルバムは僕の心にぽっかりと空いた穴を見事なまでに埋めてくれただけでなく、その傷をもすっかり癒してくれたのである。誠にいい音楽とは癒しである。
調べてみたらジョン・メイヤーは既に約20年ほどのキャリアがあり、現代アメリカを代表する偉大なアーティストの一人であった。
40代以上のロックファンにはぜひこのアルバムを聴いてもらいたいと思う。世の中まだまだ捨てたものじゃない(笑)。
ソブ・ロック/ジョン・メイヤー
今日の1曲:『YOU』/サザンオールスターズ
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