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エルトン・ジョン 『ジュエル・ボックス』を聴いて

今日の1曲:『ブレイクダウン・デッド・アヘッド』/ボズ・スキャッグス

エルトン・ジョンの新しいボックスセットが出たのは知っていた。

CD8枚組の『ジュエル・ボックス』というセットである。

しかし、僕はその内容も確認していなかった。なぜなら、どうせアルバム収録からもれたアウトテイク集か、ほこりのかぶった未発表曲集か、もしくはヒット曲を新たに編集し直した「なんちゃってベスト盤」か、ともかくそんな類いのボックスセットなんだろうと勝手に決めてかかっていたからである。

だがCDで購入すれば18700円もするこのボックスセットが、なんとアマゾン・ミュージックでは全曲聴けてしまうことが判明した。これだからやめられないよ、アマゾン・ミュージック(笑)。

それで、曲目を確認してみたらびっくりしてしまった。

このボックスセットは、まず第一にヒット曲でも、有名曲でもない過去アルバムからのいわば「隠れた名曲」をピックアップして構成されているのだが、その選曲がとても優れていることが大きな特徴として挙げられる。なぜなら、エルトン・ジョンという人はポール・マッカートニーに負けず劣らずヒット曲以外に思わぬ名曲が大量に発掘できる世界でも数少ないアーティストの一人だからだ。

かくいう僕も、今まで誰にも話したことはないけれど、エルトンの知られざるたくさんの隠れた名曲を一人心の中で温め続けてきたファンの一人である。(そもそも、そこまでエルトンのディープな曲について語り合える人が僕の周囲には一人もいないのだ、笑)

だが驚いたことに、今回のジュエル・ボックスにはそういった僕が勝手に名曲と決めつけていた愛すべき曲たちがかなりの高い確率で収録されていたのである。しかも多くの曲が最新リマスター音質である。

次なる特徴としては、アルバムを買っただけでは今まで聴くことができなかったシングルのB面曲やら、他のアーティストとのコラボ曲などがいろいろ聴けてしまうこと。たとえば、彼が『パワー』という曲でリトル・リチャードと共演していたなんて、僕はこのアルバムを聴くまで全く知らなかった。エルトンという人は他のアーティストとの共演が飛び抜けて多い人でもある。

その他未発表曲やら、デモ曲やら、別アレンジの曲などなど・・・なんと全148曲!!全部聴くのにはかなり時間がかかったが、たっぷり楽しませてくれた。

特にディスク1、2、6、7、8の5枚は、個人的にはまるで彼の新しいアルバムを聴くかのように楽しんで聴くことができた。

残りのディスク3、4、5の3枚は全く無名だった彼の活動の初期(ブルーソロジーを含む)から、ある程度名前が知られるようになるまでのレア・トラックが次から次へと出てくる。これらの曲はほぼ時系列で並べられているようなので、エルトンが進化してゆく過程がよくわかる。しかし、曲のクオリティとしては「これじゃ売れなかったのも仕方ないな」と思えるものも多数含まれているので、よほどのファンでなければ続けて聴くのはつらいかもしれない。
ただ、あのエルトンでさえ売れる前はいろいろと試行錯誤し、苦しんでいたんだということが、この3枚のディスクを聴くことで個人的には納得できたというか、腑に落ちた。


というわけで、『ジュエル・ボックス』はけっして万人向けとは言えないが、エルトンが好きな人ならばきっと気に入ってもらえる貴重なボックスセットだと思う。


ジュエル・ボックス(完全生産限定盤)(SHM-CD)


今日の1曲:『ブレイクダウン・デッド・アヘッド』/ボズ・スキャッグス
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