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映画『ロケットマン』を観てわかったポール・マッカートニーの凄さ

今日の1曲:『愛ゆえに』/10cc

前回、映画『ロケットマン』についての記事を書いた。

僕にとってはある意味期待を裏切られた映画であった。がしかし、とてもいい映画だったと今は思っている。

だが、観終わってから僕の胸にググっと迫ってきたのは、他でもないポール・マッカートニーという人のそのとてつもない凄さであった。


実は、最初僕はポールの自伝的映画が未だ作られていないことに嫌悪感を抱いていた。いや、というよりは、ポールに先んじてあんな映画を作ってしまったエルトンにひどく嫉妬していたのである。

順番からいえば、絶対にポールの映画が先に作られるべきであった。なぜなら、現在存命中のアーティストたちの中で、ポール・マッカートニーこそが真の意味で最も偉大なミュージシャンであると僕は固く信じているからだ(ここはポールのファンブログだということで、独善的な表現になることを許していただきたい。あくまでも個人的意見です。)。だからなぜポールの映画が作られないのか、と一人腹を立てていたのである(笑)。

だけど、エルトンの映画を観終わったあとに僕が思ったことは、ポールの目もくらむような音楽的成功に比べて、彼の私生活はスーパースターにしては、ある意味退屈すぎるほどに普通であったということだった。

なにしろ、ビートルズ解散後、これといったスキャンダルがない。愛妻リンダを最後まで愛し通し、人気絶頂だった70年代初頭には子供たちとスコットランドの農場に引きこもった。世界的な成功を収めたウイングスのツアーには、常に子供たちが帯同していた。当時のスーパースターたちといえば、お決まりのように酒、ドラッグ、女に明け暮れ、数々のスキャンダルに浮名を流し、当たり前のように離婚、再婚を繰り返したものだ。

そんな中で、ポールのあまりにも平々凡々とした生き方は、当時の華やかなショービズ界においてはかなり奇異に映ったし、マジメすぎて面白くないとか、時にはあまりカッコよくないという印象さえ与えたものだったと僕は記憶している。

つまり驚くべきことに、ポール・マッカートニーという人はどんなに大きな成功を収めても、常に地に足がついていたのである。

そういう意味では特に1970年代、両者とも同じく世界的な成功を収めてはいたが、ポールとエルトンの日常生活は完全に対照的なものであった。そして、エルトンのそれは、『ボヘミアン・ラプソディー』のフレディー・マーキュリーと同じく、まさしく映画になりえるほどドラマチックなものであったのだ。

その人生が一般人とかけ離れていればいるほど、成功と挫折の浮き沈みが激しければ激しいほど、それはドラマを生み出し、観る者に感動を与える。基本的にはそれがドラマの何たるかだ。

だが、少なくとも表面上は、ポールという人はいつも明るく朗らかで、大きく道を踏み外すということがない。つまり、ドラマにするにはもう一つ何かが足らないキャラクターともいえるのだ(笑)。

だから、今までポールの映画が作られなかったのは、ある意味必然ともいえるのだ(といっても、いつかはできるだろうけど・・・)。

成功や名声に惑わされず普通の人生を生きること。実は、これが最も難しいことなのではないだろうか。

そういう意味で、僕は一人の人間としてポールを心から尊敬する。彼こそ真の偉人である。

今日の1曲:『愛ゆえに』/10cc

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