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新たな10年の始まり(2)

1980年代 『タッグ・オブ・ウォー』
今から思えば、ポールは1970年代の10年間で、ほぼやりたいことをすべてやり尽くしてしまったのではないかと僕は考えている。オリジナルだけで10年間に8枚ものアルバムを量産し、集大成的なライヴアルバム(『ウイングス・オーヴァー・アメリカ』)も発売、ウイングスとしての区切りもつけた。ある意味、この10年間だけで並みのアーティストならばほぼ一生分の仕事をやってしまったと言っても過言ではない。

そんなわけで、1979年の『バック・トゥ・ジ・エッグ』(原点に戻るの意)を発売した頃には、次に何をやればいいのかをポール自身が見失っていたのではないかと思えるふしがある。

実際、1980年代に入って初めて発売された『マッカートニーⅡ』は、個人的なお遊び感覚で作った曲ばかりを寄せ集めて1枚のアルバムにしたようなものだった。当時のポールは明らかに次に進むべき方向性を見失っていたのである。したがって、その後の流れとしては、もし何もなければごく自然にジョンとの再共演、もしくはビートルズ再結成へと進んでいったであろうと思われる。ただあの事件さえなければ・・・。

歴史はたった一夜にして強制的に変えられてしまったのだ・・・。

かくして、ポールは一度止まりかけたエンジンを再噴射することとなる。期せずして盟友の死が、ポールの創作意欲に再び火を点けたのだった。

結果的に『タッグ・オブ・ウォー』はポールの1980年代を代表する名盤となった。その輝きは今聴いてもまったく色褪せていない。もしも2000年代以降のポールの復活がなければ、『タッグ・オブ・ウォー』はきっと「ポール最後の名盤」とさえ呼ばれたであろう(そうならなくてよかったが)。






1990年代 『フレイミング・パイ』
『タッグ・オブ・ウォー』以降、ポールはある意味長い長いスランプ、または低迷期とも言っていい時期に入ってゆく。だが、そんなポールが復活へのきっかけをつかんだアルバムがこの『フレイミング・パイ』である。このアルバムがポールの1990年代を代表する1枚であることに異を唱える人はいないだろう。

このアルバム以降、ポールは再び何度目かのピークに向かって上昇を始めることとなる。7月に発売が予定されているアーカイブコレクションでは、また当時のお宝音源がたくさん聴けることだろう。



昨年末に立ち上げた新ブログ『昭和・平成・令和 そして今を生きる』もよろしくお願いします。

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