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闇の中の光

【本記事はポールマッカートニーとは関連のない記事となります】

振り返れば、僕の56年間の人生のうち、少なくとも50年は暗闇の中を手探りで歩いてきたという実感がある。

つまり、僕が自分の人生をほんの少しでも意識的に、ある種の確信を持って歩けるようになったのは、ほんのここ数年のことなのである。

ここまで生きてきて、やっと自分が進むべき道というか、方向性がおぼろげながら姿を現し始めたのである。

そして、今自分の過去の人生を振り返ってみると、とにかくメチャクチャな人生を歩んできたな、と(笑)。

それはまるで大人にはなっていても、まるで何もわからない赤子と同じであったと言ってもよい。

それぐらいの大きな変化、変革が自分の人生の中で起こったということである。


しかし、その変化を言葉で表すと、とても単純で当たり前のことのように聞こえるだろう。

今自分の頭の中にある思いを短く一言で集約するとしたら、それは「ただひたすら自分の心が正しいと思う事をやり続けるだけ」ということになる。

なにがあっても自分の心が正しいと思うことだけを損得勘定なしでやり続けるだけ。ただそれだけなのだ。


とても簡単な例を挙げよう。

僕は先日職場の廊下で現金3千円(千円札3枚)を拾った。

僕はなにも考えず、職場の上司にその事を報告し、その3千円を手渡した。上司がその3千円をどうしたかは知らない(笑)

そんなこと当たり前じゃないか、と思うかもしれない。しかし、以前の僕であればまちがいなく自分のポケットに入れていたのである(笑)。

むき出しで落ちていた3千円。どうせ誰も自分のものだと証明できないのだから、僕がもらって何が悪い?それに3千円くらいならだれも生活に困るような額じゃないし・・・。などと、勝手な理屈をつけて、そのお金はちょっと豪華なお昼ごはんなどに化けていたにちがいない(笑)。

だが、それではダメだということがこの年になって心底理解できたのである。


自分がやったことは、すべて形を変えてでもやがて自分に返るという絶対的な宇宙法則・・・。

ただ人間は愚かだから、時間差を置いて自分に返ってくることがわからないだけ・・・。

これを理屈だけではなく、心の底から理解したのである。


「ちょっとぐらいはいいだろう」「みんなやっていることだ」「正直者はバカを見る世界だ。マジメにやるだけアホらしい。」

そんな考えで生きてきたからダメだったのである。

他人はダマせても、絶対に自分の心だけはダマせない。

自分の心が納得しない人生を生きているから、いつまでたっても自分が許せないのである。

そして自分を許せない人生は、失敗に終わらざるを得ない。


だから、たとえ見かけ上は人生の成功者とはなれなくても、それはもう今の自分にとってはどうでもいい事であり、意味のない事となってしまった。

自分が正しいと思うことだけを、ただ日々淡々とやってゆけばよい。そして、その上で少しでも家族や他人のためになることをやっていけたらそれだけで僕の人生は成功だ。

やっとそう思えるようになった。やっとだ。

すべては10年以上前に出会った伊勢白山道ブログのおかげである。


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