FC2ブログ

宇宙戦争 - Macca Go Go Go! ポール・マッカートニーファンブログ・・・プラス!PLUS!+!

Macca Go Go Go! ポール・マッカートニーファンブログ・・・プラス!PLUS!+! ホーム » 8点以上の映画評 » 宇宙戦争

宇宙戦争

怖い映画を撮らせてもスピルバーグ監督はすごい。
「ジョーズ」「ジュラシック・パーク」に続いてもう一つの傑作が登場した。「宇宙戦争」である。

とにかく、ここぞというシーンの演出の素晴らしさはさすがである。
ジュラシック・パークで金網を突き破りTレックスが登場するシーンは映画史に残る名シーンだと思うが、今回もそれに匹敵するシーンがある。

トライ・ポッド登場の場面である。

おそらく特撮とCGの混合だと思われるが、本当にCG技術も進んだものだ。実写との区別が全くつかないほど超リアルな場面が息をつく暇もなく観る者に襲いかかってくる。しかも、そのスケールが実にどでかい。
「うぉーすごい!」という声を思わず発してしまうほど迫真のシーンの連続だ。
その計算し尽くされたカメラワーク、演出の妙は巨匠ならではの余裕の技なのだろうか。やはりスピルバーグはすごい監督だと唸らされた。

もう一つすごいと思ったシーンがある。
車での逃亡シーンなのだが、カメラが車を外側から追っていると思ったら長回しのままで車の内部に移動、その後再び外へ。さらに車を外からぐるりと一周し、最後は車の後部から遠くへ離れていくといったシーンだ。
その間中、車内では迫真のシーンが続く。カメラは常に位置を変えながらその一部始終を追い続けているのである。
おそらくこのシーンはスタジオ内で撮影され、その後屋外の道路と合成されたものなのだろう。
だが、ひと昔前の映画にあったような周囲の風景との違和感は全くない。
まるでカメラマンが空中を自由自在に飛び回りながらこのシーンを撮影したとしか思えないのである。

続いて役者の演技について。
正直この映画は役者がどうのではなく、監督の力量だけでぐいぐい引っ張っていくようなところがある。つまり、たいして有名な俳優でなくても映画自体の出来映えにはそれほど影響しなかったと思えるのだ。
だから、この映画はスピルバーグ監督が主役の作品ともいえる。

トム・クルーズはバカな父親を熱演しているが、クリーンで優しいイメージを覆すことはできず今一歩。だが印象は悪くない。
ダコタちゃんは「アイ・アム・サム」ほどの可愛さはないが、恐怖に震える演技、特に絶叫シーンは最高である。

「宇宙戦争」
スピルバーグ監督作の中では傑作の一本に数えたい。
10点中8点。


宇宙戦争 宇宙戦争
トム・クルーズ (2005/11/09)
パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン
この商品の詳細を見る
関連記事