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微妙な再発盤

5月18日に4枚のアルバムが再発売されるという。

「2018年度カタログ・リイシュー」と体裁のいいタイトルがつけられてはいるが、ようするに旧盤の再発売である。しかも僕の目から見れば「かなり中途半端な」リリースに思える。

今回再発売されるタイトルは以下の4枚:
『スリリントン』
『ウイングス・グレイテスト・ヒッツ』
『ケイオス・アンド・クリエイション・イン・ザ・バックヤード~裏庭の混沌と創造』
『NEW』

そして各々が3種類の形態で発売される。

1つ目が「日本盤のみの紙ジャケCD」 税込2880円

2つ目が「180g重量盤アナログLP」 税込4320円

3つ目が「ユニバーサル ミュージック・ストア限定 180gアナログカラーLP」 税込4860円





まず気になるのが値段である。

旧盤で、しかもボーナストラックもなしで、なんじゃこの値段は?と言いたくなる(笑)

相変わらず日本人はカモにされてますな・・・。

なにしろ、肝心の音質については全く言及されていないのも気に入らない。

再発するなら、せめて音質の向上とかファンにとってメリットとなるポイントがあってしかるべきであるが、そのあたりがまったくもって不明瞭である。

ということは、つまり音については何も変わってませんよ、ということなのだろう。


ほんとにこういう意味不明なリリースはやめていただきたい、と言いたいところなのだが、ポール自身が監修してリリースにGOサインを出しているのだから仕方がない。

きっとキャピトルとの契約履行のための苦肉のリリースという側面などもあったりするのだろう。まあそのあたりは推測の域は出ないのだが・・・。

かくして、「次のリリースはニューアルバムかアーカイヴのどちらか」という僕の予想は見事に外れて、中途半端な再発盤でお茶を濁されたという結果になりましたとさ。ハァ~。

といわけで、今年前半は「カタログ・リイシュー」で終わり。そのあとに続くものがニューアルバムか、もしくはアーカイヴリリースということになるであろう(おそらく秋から冬にかけて)。

とはいえ、個人的には一番買う可能性があるのは『ケイオス』である。なにしろ、僕が持っているオリジナルCDはコピー不可の悪名高きCCCDであった上に音圧がバカ高いという本当に困った代物であった。

コピーできて、音圧がアーカイヴ並みに調整されていれば、それだけで買う価値はあろうかというものだ。

『スリリントン』はアーカイヴのボックスセットに同梱されていたが、0.5回しか聴いていないし、『NEW』はすでに2回買っているので不要、『ウイングス・グレイテスト』はベスト盤がなかった当時だからこその作品ということで、これも僕にとっては不要ということになる。

というわけで、あまり真剣に考えると腹が立つので、今回のリリースはなかったことにして軽く流すこととする。おわり(笑)。

参考:ケイオス・アンド・クリエイション・イン・ザ・バックヤード~裏庭の混沌と創造(紙ジャケット仕様)

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