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「ナイロン・カーテン」 by Billy Joel - Macca Go Go Go! ポール・マッカートニーファンブログ

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「ナイロン・カーテン」 by Billy Joel

以前ポール・マッカートニーと音楽的に近いと思われるミュージシャンとしてギルバート・オサリバンを紹介したことがあるが、今回はビリー・ジョエルである。

ビリー・ジョエルほどになると、あまりにも有名すぎて彼自身が一つのカテゴリーとして立派に成立しているのであるが、その音楽性はポールとかなり共通する部分があるのもまた事実である。
実際、ビリー自身が最も影響を受けたアーティストとしてポールを挙げていることはあまりにも有名だ。

そして僕自身ももちろんそうなのだが、ポールが好きな人の中にはビリー・ジョエルも好きだという人がとても多い。
つまりポールの音楽が好きになる人は、感覚的にビリーの音楽も受け入れてしまうのである。理屈ではなく、2人の音楽性はそれだけ共通点があるということだ。

僕も若い頃はビリー・ジョエルをかなり熱心に聴いていた。
特に「ストレンジャー」「ニューヨーク52番街」「グラス・ハウス」の3枚はビートルズに負けず劣らず聴き込んだものである。
一人のアーティストがこれほど完成度の高いアルバムを立て続けに作ってしまったことはまさに奇跡に近い偉業だと思う。
だが、いつの間にかビリーのアルバムもほとんど聴かなくなっていった。
特に上記の3枚以外は…。

だが、今日20年かそこらぶりにたまたまビリー・ジョエルの「ナイロン・カーテン」というアルバムを聴き、あまりの素晴らしさに驚いてしまった。
発売当時はよくこのアルバムを聴いていたので、すべての曲を覚えていたのだが、その時はそれほど素晴らしいアルバムだとは思っていなかったのだ。
そんなわけで、このアルバムを40才を過ぎてから再評価したというわけである。

曲も、演奏も、アレンジも、すべてが素晴らしい。
ビートルズ的な香りもあちらこちらに感じられる。

特に好きな1曲だけを挙げろと言われれば、「サプライズ」である。
ポールも真っ青なメロディーラインとボーカルで完全にノックアウトされてしまった。
やっぱりビリー・ジョエルはすごい。

もう1曲挙げろと言われれば「ローラ」かなぁ。

「ナイロン・カーテン」
秋の夜長にピッタリのアルバムである。


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コメント
非公開コメント

お邪魔します。 年の瀬が迫ってまいりました。 仕事も終わったのでゆっくりコメントを書こう…と思いましたが、家事手伝いに駆り出されまくりで、いったいいつになったら暇になるんだ!という感じですが。

それはともかく、管理人様のまったくおっしゃる通りでして、ポールと音楽性が似通っているビリー・ジョエルは、私も中学時代聴きまくりました。
ビリーの場合、歌詞が饒舌、という点において、ボブ・ディランの影響も多分に感じられますかね。

「ナイロン・カーテン」 は、ジョン・レノンが射殺された衝撃からビリーがビートルズの亡霊に縛られて作ったアルバムだった、という記憶、つーか認識があります。 音づくりの緻密さは、ほかのアルバムには見られないほどすごい。

要するにビリーのアルバムは、ビリーのピアノプレイに寄りかかってしまって、アレンジ全体に重点が置かれることが少ない。 「グラス・ハウス」 からこのアルバムの時期は、ビリーがバイク事故でピアノをまともに弾けなくなった時期にあたり、そのためにアレンジに力を入れざるを得なかった事情もありますが、「スカンジナヴィアン・スカイ」 などはモロに 「アイ・アム・ザ・ワーラス」 で、笑っちゃうくらい。

「アレンタウン」 では、歌い終わりが 「エエエエーイエエエエーイエーエーエーイ」 って伸ばしまくりますけど、「オール・アイヴ・ガット・トゥ・ドゥ」「ナット・ア・セカンド・タイム」 みたいですよネ(笑)。 「サプライズ」 は私も大好き。

それにしてもですねー、「ストレンジャー」 以前のアルバムをお聴きになっていないのは、すごくもったいないと思いますよ!
私はビリーの作曲の才能は、ほぼ 「ストレンジャー」 以前で枯れてしまった、とすら考えているのです(スンゲー暴論…笑)。

特に 「コールド・スプリング・ハーバー」「ニューヨーク物語」 の2枚のアルバムは、かなりキテます。 ぜひぜひ、お聴きください! メロディの素晴らしさに卒倒しそうになる、という体験を、実に久しぶりにするはずであります。

2010-12-29 23:13 │ from 橋本リウURL

リウさん
コメントありがとうございます。私もゆっくり記事でも書こうか・・・と思っているうちにあっという間に時間が過ぎてしまっております。最近『ピアノ・マン』と『ニューヨーク物語』をSHM-CDで聴いたんですが、曲の良さはたしかに認めるんですが、なんせプロデュースがひどすぎる(ファンの皆様失礼)。リウさん流に言うと、音のスカスカ感がハンパじゃないです(笑)。素材の良さが生かせていない。高音質で聴くとそれがさらに強調されてしまうのです。やっぱりプロデューサーの仕事って大事ですね。ビリーの成功もよく言われることですが、やはりフィル・ラモーンの力は絶大であります。

2010-12-30 18:36 │ from 管理人URL

またまたお邪魔です。
プロデュース手腕主体で聴いてしまうと、やっぱり初期のものはまるきりプロデューサーのやる気がない感じですよね。 実に場末のピアノ・マンが弾いているだけ、といううすら寒い気さえします。 でもそのなかでビリーの才能だけがキラキラ輝いている感じ。 考えてみればメロディラインがすごい、ということに関しては、昔は今のミュージック・シーンとは比べ物にならないほど優れた曲がいっぱいありました。 私は初期のビリーの歌は、エルトン・ジョンなどよりも数倍いい、と感じております。 言ってみればアルバム中が 「ユア・ソング」 だらけ、という感じ(笑)。

2010-12-30 21:25 │ from 橋本リウURL

リウさん
プロデュースもそうですが、ビリー以外のミュージシャンも少し力不足だったんでしょうね。同じ曲でも“Songs in the Attic”で聴くと、「これが同じ曲か」とまで思えたものです。なのでこのライブ盤は実は僕のお気に入りでもあります。

2010-12-31 01:23 │ from 管理人URL

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