2013年01月 月別アーカイブ記事一覧
- ポールの曲:『夢の旅人(Mull of Kintyre)』
2013.01.31
1977年のクリスマス・シーズンに世界中で大ヒットを記録したウイングスの名曲。あれからもう35年も経つのかと思うと、つくづく自分も年をとったものだと思う。しかし、今こうして自分の心の中を素直にのぞき込んでみると、純粋に音楽に感動できた10代半ばの頃の自分がまだかなりの部分残っているように感じられるのは不思議なものだ。ほんとうに音楽はすばらしい。それは時間を超える。マル・オブ・キンタイア…おお、霧が海から押... - 『カット・ミー・サム・スラック(Cut Me Some Slack)』誕生秘話
2013.01.24
昨年末ハリケーン・サンディ復興支援チャリティー・コンサート12-12-12において突然披露され、世界中を驚かせたポール&ニルヴァーナの新曲『カット・ミー・サム・スラック』。その評価は日本で僕たちファンが肌で感じる以上に非常に高いものであった。そして今その曲の誕生秘話がデイヴ・グロール自身によって明かされたので簡単に紹介しておこう。話は昨年2012年春にまでさかのぼる。当時デイヴは自身が監督を務める音楽ドキュメ... - 『ウェイスティング・ライト』スタジオライヴ完全版
2013.01.17
新年からポール以外の話題ばかりで恐縮だが、先日記事でも紹介したフー・ファイターズの『ウェイスティング・ライト』の全曲ライブがユー・チューブで視聴できるので、まあだまされたと思って最初だけでもご覧ください。http://www.youtube.com/watch?v=Xnmzins2Uow以前の記事にも書いた通り、僕は2013年1発目のアルバムとしてこのCDを購入したばかりなのだが、このライブ・パフォーマンスを見て唖然としてしまった。僕の予想を遥... - 古いCDを生かす
2013.01.11
昨今のリマスターブームを見てもわかるように、CDの音は最初に言われていたほど最高の音でもなければ、半永久的な価値を持つものでもないことが判明した。こう考えてみると、アナログ・レコード盤からCDになってよかったことといえば、レコード針のプチプチ音がなくなったことぐらいのものである。「CDは最高レベルの音質を半永久的に楽しむことができる。」表現の違いこそあれ、CD発売初期に一般人の頭にインプットされた宣伝文句... - ロックおやじを唸らせる音 ~ 『ウェイスティング・ライト』 by フー・ファイターズ
2013.01.05
いくらポールと親交が深いとはいえ、僕は今までデイヴ・グロールにも、フー・ファイターズにもほとんど興味がなかった。というのも、あのニルヴァーナでさえ『ネヴァーマインド』を名作と認めながらも、僕は彼らが残した作品についぞのめり込むことはできなかったからである(『ネヴァーマインド』はアメリカだけで1000万枚も売れた)。よくあることだが簡単にいえば僕には合わなかったのだ。だが、昨年末ポールと共演&再結成を果...