2012年03月 月別アーカイブ記事一覧
- ソロ・リマスター日記 - 26 UMJの『ラム』リマスター情報
2012.03.30
3月26日に『ラム』リマスターの日本盤発売元であるユニヴァーサル・ミュージック・ジャパン(http://www.universal-music.co.jp/jazz/artist/paul_mccartney/index.html)に公式情報がアップされた。これまでにお伝えした内容と大幅に異なる点はないようなのだが、細かい点で違う箇所もいくつかあるので、特に日本盤購入を検討されている方はこちらの情報を参考にしていただきたい。本記事では特にポイントだけをピックアップして... - 写真で見るポール・マッカートニー 第5回
2012.03.28
祝『ラム』リマスター盤発売決定ということで、今日はアルバム『ラム』にまつわる写真を紹介したい。ご存知『ラム』のアルバムジャケットのベースとなったモノクロ写真である。撮影はもちろんリンダ。う~ん、牧場(笑)。ポールが描いたと思われるカラフルな装飾画に中和されて、アルバムジャケット自身からはあまり感じられなかったポールの牧場生活ぶりが、このオリジナルの写真からは見事なまでに伝わってくる。ラム=羊の囲い... - ソロ・リマスター日記 - 25 ポール公式サイトの『ラム』リマスター情報
2012.03.25
ポールの公式サイト(http://www.paulmccartney.com/web/guest/home)に『ラム』リマスターのリリース情報がアップされたので改めてその内容を整理しておこう。まず発売日だが、イギリスでは5月21日、アメリカでは5月22日となっている。日本盤の発売日は今のところ5月23日が有力である(日本盤については後述する)。フォーマットは以下の6種類が用意される:1.デラックス・エディション・ボックス・セット(日本盤呼称:スーパー... - ソロ・リマスター日記 - 24 『ラム』リマスター・デラックス・エディションの内容
2012.03.21
5/22前後に発売が予定されている『ラム』リマスターの内容が明らかになってきたので続報としてお届けする。一番高いデラックス・エディション(日本盤呼称はスーパー・デラックス・エディション)は4CD+1DVDのセットとなる。詳細は以下の通り。CD1 Ram (remastered)CD2 Bonus tracks (remastered)1. Another Day2. Oh Woman, Oh Why3. Little Woman Love4. A Love For You (Jon Kelly remix)5. Hey Diddle (Dixon Van Winkle mix)6... - ソロ・リマスター日記 - 23 アーカイヴ・コレクション第3弾は5/22発売か
2012.03.21
待望久しいポール・マッカートニー・アーカイヴ・コレクションの続編について、とりあえず発売日に関する情報を入手したので速報としてお伝えする。現時点でかなり信憑性の高い情報として、『ラム(Ram)』リマスター盤が5月22日頃に発売されるのではないかという噂が流れている。フォーマットとしては今のところブック形式の豪華版デラックス・エディション(日本盤呼称はスーパー・デラックス・エディション)のみの情報なのだが... - 新作『キス・オン・ザ・ボトム』の感想 その3
2012.03.16
さてジャンルを超えたマッカートニー印の名品とは『マイ・ヴァレンタイン』と『オンリー・アワ・ハーツ』の2曲のことである。僕は今回のポールのプロジェクトは、結果的にこの2曲のスローバラードの名曲が誕生したという事実だけでも十分に成功したといえるのではなかったかと思っている。なぜなら、これらの曲は、ポールの通常のアルバム制作プロセスではけっして生まれ得なかった全く新しいタイプの曲に思われるからだ。まさにジ... - 新作『キス・オン・ザ・ボトム』の感想 その2
2012.03.11
さて、このアルバムを実際に聴いてみて、僕がまず気付かされたのがポールをサポートするバックバンドの演奏の確かさと素晴らしさ、そしてアルバム全体の録音の良さである。これはただ単純に演奏と録音の良さだけを基準に考えるなら、ポールがビートルズ以降に発売した全作品の中でもおそらく一、二を争う出来なのではないかと個人的には感じている。要するに、今回ポールが共演したダイアナ・クラールを始めとするジャズ・ミュージ... - 新作『キス・オン・ザ・ボトム』の感想 その1
2012.03.08
まずは69才という年令にもかかわらず、けっして衰えることなき音楽への全き情熱と、そして常に自身の可能性に挑戦し続けるその高潔なる精神に対して、ファンの一人としてポールに深い敬意を表したい。またこうして彼の「ニューアルバム」のレビューが書けること自体に長年のファンとしてこの上ない喜びと深い感慨を覚えるものである。ポール・マッカートニーはこのアルバムでまたしても前人未到の新たな領域に足を踏み入れたという... - ポール・マッカートニー:偉大なる50年の軌跡 その5 最新作『キス・オン・ザ・ボトム』はアメリカでソロ18枚目のトップ10入り作品に
2012.03.02
本特集記事は僕のようなシロウトが取り組むには少々テーマが大きすぎるようで、正直続けることにかなりストレスを感じているのが現状である。ゆえに一度間隔が空いてしまうと、再度エンジンをかけるのに一苦労なのだ。フゥ~、まあこんなもんか…(笑)。ただ、こんな時にこそポールの新しいリリースというのは遅筆で苦しむ僕にとって一つの大きな起爆剤になることもまたたしかなのである。ポール、すばらしいアルバムをありがとう...