2007年03月 月別アーカイブ記事一覧
- 「ライフ」誌廃刊へ
2007.03.28
アメリカを代表する写真雑誌「ライフ」が4月に廃刊になるそうだ。赤地に白文字で“LIFE”とプリントされた印象的な表紙は、誰しも1度は目にしたことがあるだろう。ライフの表紙を飾ることはステータスの象徴とされ、ビートルズも過去何度か表紙に取り上げられている。廃刊というので、あわててライフの公式サイトを訪れてみたら、表紙の検索というものがあった。すかさず“McCartney”と入力。出ました!ビートルズの表紙に混じってポ... - ニューアルバム続報
2007.03.27
ニューアルバムのリリースについて続報をお届けする。タイトルなど、まだ詳細は明らかにされていないが、どうやらこのアルバムは前作「ケイオス」のリリース前後からバンドのメンバーたちと並行して進められてきたデビット・カーン氏プロデュースの作品になるらしい。なるほど、たしかに「ケイオス」の発売直後から、ポールはもう1枚別のアルバムを製作しているのではないかという噂が流れていた。つまり「ケイオス」を完全なソロ... - ポールのニューアルバム6月発売か
2007.03.22
ポールのコメント:「(アルバムの)製作にはけっこう時間をかけてきたよ。少し懐かしい感じになっている。いくつか今風の曲もあるけど、昔に戻ったような曲もある。全曲仕上がりには自信をもっているよ。」先日速報でお伝えしたスターバックス・レーベルとのレコード契約が3月21日正式に発表され、今世界中で大きなニュースになっている。しかも栄えある契約第1号に我らがサー・ポールが選ばれたのだから、ファンとしてこれほど嬉... - 僕の好きな曲 “El Becko(エル・ベッコ)” by ジェフ・ベック
2007.03.21
もはや死語と言ってもいいかもしれない、「世界三大ギタリスト」。特に70年代後半から80年代にかけて、頻繁に使われた言葉である。エリック・クラプトン、ジミー・ペイジ、そしてジェフ・ベック。ギターを弾かない僕にとっては、なぜこの3人だけが特別もてはやされるのか正直よくわからなかったものだが、それは40代を過ぎた今となってもあまり変わっていない。要するにギターを弾かない僕にとっては、どんな演奏をするギタリスト... - ポール、キャピトルレコードと決別か?
2007.03.13
ポールがビートルズ以来実に40年以上もレコード契約を結んできた、アメリカのキャピトルレコードをついに離れるのではないかという報道がなされている。正確な時期は明らかにされていないが、ポールとキャピトルとの契約はたしかに終わりに近づいており、ポールはこれ以上契約を延長する意志がないとのこと。この契約終了にともない、ポールはこれまでに発表したすべてのソロアルバムの版権をもキャピトルから持ち去るだろうと見ら... - 柴田淳
2007.03.11
先日木村カエラを大絶賛したばかりだが、柴田淳というアーティストは僕にとって近年稀にみる大発見である。つい最近まで彼女の名前さえ知らなかった。だが、彼女の最新アルバム“月夜の雨”を一聴して、これはどえらいアーティストだと確信した。一曲の捨て曲もないこのアルバムは、早くも木村カエラの“Scratch”を遥か後方に置き去りにして、僕の中でダントツの1位に輝いてしまった。このアルバムがあまりにも素晴らしいので、彼女が... - ポールの曲 “Give Ireland Back to the Irish(アイルランドに平和を)”
2007.03.07
邦題「アイルランドに平和を」この曲は記念すべきウイングスのデビューシングルなのだが、その政治的な歌詞ゆえに英国BBCでは放送禁止となったいわく付きの作品である。1972年1月30日にアイルランドで起こった「血の日曜日事件」に心を痛めたポールが、緊急でレコーディングして発表されたものだ。僕が持っているポールのCDには、この曲が収録されているものはなかったので、ひょっとすると永遠にお蔵入りになるのでは?などと思っ... - ポールのアルバム “Red Rose Speedway(レッド・ローズ・スピードウェイ)”
2007.03.02
アルバム“Red Rose Speedway”を初めて聴いてから、かれこれ25年以上にもなるのだが、このアルバムは僕の中でなんとなく中途半端な位置を占めている作品である。作品のクオリティ自体は決して悪くないのだが、どうもすっきりしない。前作“Wings Wild Life”に比べると、あらゆる面で前進していることが、この作品でははっきりとわかるにもかかわらず、である。“Wings Wild Life”では、ポールはいったいどうなってしまったのかと思っ...