2006年12月 月別アーカイブ記事一覧
- ポールの曲 “All My Loving(オール・マイ・ラヴィング)”
2006.12.29
ビートルズ初期、“Please Please Me”から“Beatles For Sale”までを、僕はジョンの時代と思っている。楽曲の質・量共にジョンがポールを大きく凌駕していると思うからだ。そして、“Help!”と“Rubber Soul”ではジョンとポールがほぼ互角、“Revolver”から“Abbey Road”までは完全にポールの時代と考えている。つまり、ポールが作曲家として真の意味で才能を開花させるまでには、しばらく時間がかかったということだ。後期の活躍ぶりに比... - 最強の遺伝子
2006.12.27
競馬を意識的に観始めてから15年ほどになるが、これほどまでに盛り上がった有馬記念というのは記憶にない。なにしろ競馬に全く興味のない人たちまでがレースに関心を寄せていたのだから。こんな事はきっとオグリキャップの引退レース以来だろう。僕も会社の同僚5人から馬券購入を頼まれた。誰もがディープインパクトを応援していた。誰もが彼の勝利を信じていた。そして、驚いたことに、騎手や調教師の多くがディープのファンであ... - アクオス携帯
2006.12.22
通話料0円問題ですっかりブランドイメージを落としてしまった感のあるソフトバンク携帯。僕の周囲でもソフトバンクに変えたという話はほとんど聞かない。たしかに僕も決してあのやり方には感心しなかった。しかし、そうなると逆に気になってしまうのが、へそ曲がりの僕の性格である。結局先日アクオス携帯という機種の魅力にひかれて、長年お世話になったドコモからついに乗り換えを果たした。(911SH)もともとは、美しいシャープ... - 神との対話
2006.12.17
若い頃から精神世界や宗教の分野には興味を持ってきた。これまでいろんな本を読んできたし、この年になるともう大抵の事では驚かなくなっている。だが、久々にすごいと思える本に出会ったので紹介したい。「神との対話」である。実はこの本の題名には、これまで何度となくお目にかかってきたと思う。日本で最初に出版されたのが1997年だし、世界中でベストセラーになっているから書店などでも繰り返し目にしているはずなのだ。だが... - ポールの曲 “So Bad(ソー・バッド)”
2006.12.13
ポールのファルセット・ヴォイスが印象的な美しいラヴ・バラード。ビートルズ時代にも匹敵する創造力の息吹を感じさせる名曲である。今やマッカートニー・スタンダードの一曲にも挙げられるだろう。詩の内容は極めてシンプル。心の中が痛むんだ君は大切な人君のことをどうしようもなく愛してしまったんだ君がいなくなると痛みも去ってゆくけれどそれは僕にとっては良くないこと君のことをどうしようもなく愛してしまったんだ(抄訳... - ジョン・レノンよ永遠に
2006.12.09
今年も12月8日がやってきた。日本時間では今日12月9日だった。あれからもう26年も経ってしまった…。1980年に生を受けた人がもう26歳になっている。ということは、30歳の人でさえ当時4歳だから、あの時のショックをリアルタイムで経験している人はどんなに若くても今35歳以上の人ということになる。そう考えると、今年はニュース等でほとんど報道されなかったのも、致し方のないことなのかもしれない。だが、当時すでに物心ついてい... - ディープインパクト鮮やかな復活劇
2006.12.06
少し前の話になってしまうが、ディープインパクトがジャパンカップを快勝した。だが、例年に比べ外国馬に強い馬がいなかった事、そして2着との着差がディープにしてはわずか2馬身であったことが、僕の中になんとなく消化不良を引き起こした。だから、G1・6勝目という偉業にもかかわらず、このブログにもあえてその事には触れずにいたのである。だが、あのジャパンカップの走りは僕たちの目に映った以上のすばらしい内容であった事... - ポールのアルバム “Ram(ラム)”
2006.12.02
事実上のビートルズ解散を意味するアルバム『マッカートニー』の発売から1年1ヶ月。ソロ第2作目として発表されたのがこの『ラム』である。ポールの数あるソロ・アルバムの中でも、とりわけ叙情的な印象を色濃く感じさせる本作は、ポールが「家族」と「愛」をテーマに掲げ取り組んだ作品と言われている。このアルバムで特筆すべきは、ミュージシャンとしては全くのアマチュアとも言える愛妻リンダをレコーディングメンバーとして「...