2006年08月 月別アーカイブ記事一覧
- 23年ぶりのアメリカ
2006.08.29
ついにアメリカにやってきた。アメリカの入国審査で指紋や顔写真を撮られたのには驚いてしまったが、それ以外は当時とそれほど様子が変わっていない。そのことに逆に驚いた次第である。僕が来た町がきっとミネソタの田舎町ということもあるのだろう。しかし、それでも大きな違いというものはない。生活の中で「へぇ~、昔とは違うなぁ」と感心するようなことが1つもないのだ。だから23年間という時間のギャップがすぐに埋まってし... - 23年ぶりの海外
2006.08.24
ちょっとした縁で外資系企業に転職したおかげで、なんと23年ぶりにアメリカに行くはめになってしまった。血気盛んな20才のときに、アメリカ西海岸を2週間一人旅して以来のことになる。外資系で働くぐらいだから、少しは英語が話せる。だが、はっきり言おう。僕は海外が全く好きではない。日本が一番だと思っているし、仮に旅行する金があったとしても、僕は海外旅行よりは間違いなく国内の温泉旅行のほうを選ぶ人間なのだ。死ぬま... - ポールのプレイ “Tha Ballad of John and Yoko(ジョンとヨーコのバラッド)”
2006.08.24
この曲はジョンとポールの2人だけで、たった1日で完成させたという、いわく付きの曲である。にもかかわらず、この曲はビートルズの曲、しかも公式シングル盤として発表されている。それにタイトルはなんと「ジョンとヨーコのバラッド」。世間に対する皮肉なのか、それともビートルズのメンバー4人にもうやる気がなかったからなのか、これを公式シングルとして発売したこと自体に疑問が残る。まあそれは良いとして、このシングル... - ポールの曲 “Golden Slumbers(ゴールデン・スランバー)”
2006.08.18
“Golden Slumbers”は世界で最も短くて美しい曲ではないのか。この曲を聴くたびにいつも荘厳な気持ちに襲われてしまう。本当に美しい。これがはたしてロックバンドの曲であろうか。違う、これはロックではない。ポールの圧倒的な才能が生み出した古典(クラシック)である。発売当時も、そして21世紀を迎えた今もそれは全く変わることがない。ほんの1分半ほどの曲であるにもかかわらず、曲は完成されている。実のところ、わずか1分... - どこまで続く離婚騒ぎ??
2006.08.15
ヘザーとの離婚騒ぎが泥沼化しつつある。離婚訴訟はお互いに超大物弁護士を立てる形となり、マスコミの格好の餌食になりそうな気配である。ポールは、この騒ぎにほとほと疲れ切っていると報道されている。一説には、心臓に問題をかかえているという噂さえある。長いキャリアの中で、一度たりとも健康に関する不安が語られたことのないポールである。そのポールをそこまで追い込んでしまった、あのヘザーという女はいったい何者なの... - 僕の好きな曲 “Moving(天使と小悪魔)” by ケイト・ブッシュ
2006.08.04
以前椎名林檎のデビューアルバムが、新人とは思えないほどの高いレベルであるという話をした。彼女がデビューアルバムを発売したのが20才のとき。そして、我らがポールがデビューしたのも20才のときだった。とにかく天才というのは、初めから違っているものなのだ。しかも、初めからほぼ完成されている。“ほぼ”というのは、どんな人にでも常に変化、成長というものが起こりうるからであって、実際には凡人から見ると初めから“出来... - シヴィライゼーション4
2006.08.03
43才という年齢の割には、テレビゲームはかなりやってきたほうだと思う。初代ファミコンが発売されたのが1983年7月という。あれから早23年。僕は20才だった。ゲームを始めるには、決してふさわしい年齢とは言えない。だが、その時以来僕はファミコンの魅力にとりつかれることになる。任天堂オリジナルの野球ゲームやピンボールに夢中になった後、夜も寝ないで“ギャラガ”、“ゼビウス”などに興じていた。(特に“ゼビウス”の第16面を... - ポール4枚目のクラシック・アルバムを今秋リリース
2006.08.01
1991年に発売された“Liverpool Oratorio”から数えて4枚目となるクラシックアルバムが今年の9月26日に発売される。(ポールが年初に語っていた“プロジェクト”とはこの事だったのだ)タイトルはラテン語で、“Ecce Cor Meum”(見よ、我が胸の内)。この作品は、もともとオックスフォードのマグダレナ・カレッジに建てられる予定であった新しいコンサートホールの落成記念として、校長自らがポールに作曲を依頼したものだそうである。... - ポールの曲 “Girls School(ガールズ・スクール)”
2006.08.01
なつかしい袋ジャケット。レコード袋の両面に直接印刷されており、両A面のような印象を与えていた。全英で9週連続No.1に輝いた大ヒット曲“Mull of Kintyre”(夢の旅人)のB面として1977年に発売された。“Mull of Kintyre”は、もちろん名曲だと思うが、僕は発売当時からこの“Girls School”のほうが好きだったし、それは40才を過ぎた今でも変わらない。時期的には、ウイングスが初の全米ツアーを大成功させ、再び頂点に君臨したポー...