2006年03月 月別アーカイブ記事一覧
- ポールは“Rubber Soul”がお好き?
2006.03.26
最近のインタビューで「もしアルバムを3枚しか持てないとしたら、何を選びますか?」と聞かれ、ポールは以下のように答えたという。「3枚共全部僕のアルバムだよ!なんてね。それはとても難しい質問だな。好きなアルバムはいっぱいあるからね。でも今選ぶとしたら、まずビーチ・ボーイズの“Pet Sounds”だ。ビートルズにもいいのがいろいろあるよね。でもそのうちから1枚を選ぶとしたら“Rubber Soul”だ。それからルーサー・ヴァ... - 無罪モラトリアム
2006.03.25
椎名林檎はそのイメージからしてなんとなく好きにはなれなかった。だからアルバムも通して聴いたことはなかった。それでも「歌舞伎町の女王」という曲だけは知っていたし、この1曲だけで彼女が天才であることは心のどこかで認めていた。そんな僕が、ふとしたきっかけで彼女のアルバムに手を伸ばした。「歌舞伎町の女王」が収録されている「無罪モラトリアム」というアルバムである。聴いた感想を一言でいえば、完全にノックアウト... - 未使用チケット
2006.03.23
ポール初来日の話が出たついでに、あまり自慢できないようなお話を…。ポール2度目の来日公演での話である。このとき、僕は東京ドームを1回、福岡ドームを1回、計2回の日本公演チケットを手にしていた。入手先は定番のザ・ビートルズ・クラブ(元BCC)。きっと初来日公演で燃え尽きてしまったというのもあったのだろう、実は福岡ドームでの公演は直前になって行くのを断念してしまった。東京から福岡への旅となると、交通費だけ... - 16年前のあの日…
2006.03.19
僕の職場は東京ドームが見える後楽園にある。毎日通っているので当たり前になっているが、この季節、この空気感の中で改めてドームを見上げると、16年前(1990年)ポールの初来日の頃がとても懐かしく想い出される。今でこそポールのライブを見た人というのは、それほど珍しくなくなってしまったが、16年前までは海外にまで足を運ばないとポール・マッカートニーを生で見ることはできなかったのだ。実際僕は死ぬまでポールのコンサ... - 42才のオヤジ“I Will(アイ・ウィル)”に癒される
2006.03.15
小生1963年生まれの42才である。派遣社員ながら、中間管理職として小さな部署を統括する身である。サラリーマンである。生活のためには嫌な事もガマンしてやらねばならない。好きでやっている仕事でもない。ストレスも溜まりまくりである。今日もいつの間にか、ひどく疲れて、さあ帰ろうかと云う時にはかなりネガティブなムードになっている自分がいた。足取りは重く、心は塞いでいた。だが、いつもと同じく、会社を出ると同時にヘ... - “Help!(ヘルプ!)”のアコギ
2006.03.13
今さらの話になるが、アルバム(ビートルズ)「1」の音はすばらしい。アナログ時代にビートルズのレコードを聴きまくった世代にとっては、CDになってからの音質には大なり小なり違和感を覚えていたはずである。かくいう僕も、高級オーディオなどには全く縁のない家庭環境に育ったが、安物のステレオで聴いた、当時のビートルズの音が忘れられない。左右のスピーカーのちょうど真ん中に座りさえすれば、なんともいえない温かみと、... - 1968年のポール(総括)
2006.03.11
僕の好きな1968年のポールについて1曲ごとに見てきたが、そろそろ総括である。さながら万華鏡を覗くかのような趣のあるホワイトアルバム。この歴史的名盤の中で、ポールはまさに超人的な才能をいやというほど見せつけてくれた。11番目にして最後の顔は“Honey Pie”。この曲は1920年代のボードビル・サウンドにインスパイアされて書かれた曲と云われている。これまで紹介してきた11曲の中では最も知名度の低い曲といえるかもしれな... - 飯島真理
2006.03.08
最近通勤途中で聴く音楽は、なるべく自分の好みを無視していろんな物を聴くよう心がけている。そんな中で今一番気に入ってしまったアーティストは自分でも驚くほど意外な人だった。飯島真理である。僕と同年代の方々なら誰もが知るように、飯島真理といえば「愛・おぼえていますか」だろう。メロディもなんとなく知っていたが、ヒットしたのは1984年のことだという。ビートルズやポール、その他洋楽ロック、ポップスに夢中だった当... - オアシス
2006.03.06
90年代のビートルズとも言われ、絶大な人気を誇るオアシス。ビートルズと比較されるようなグループなら当然興味を持つし、できる事なら好きになってみたい。若かった頃のように感動もしてみたい。しかし、残念ながら僕にとってオアシスとは第一印象で肌に合わない、好きになれないと思ってしまうグループの一つだった。だから彼らのアルバムを丸々1枚通して聴いたこともなかった。だが今頃になって彼らのアルバムを通しで聴ける機... - 僕が細木数子を信じる理由
2006.03.01
細木数子さんといえば、『六星占術』で今日本で一番有名な占い師である。だが、僕自身は占いに関してはどちらかといえば否定派だったから、彼女の本に手を出したことは一度もなかった。そんな僕が突然、細木数子賛成論者に転じたのには訳がある。つい4年ほど前のことだが、僕は地元(埼玉)での転職を志し、長年続けてきた東京の仕事を辞めることになった。だがその志も空しく、それから丸3年間というもの僕はまるで悪魔にでもと...