2005年12月 月別アーカイブ記事一覧
- 2005年はポールの年!
2005.12.25
1年を総括する時期がやってきた。今年のポール・マッカートニーの活躍を振り返ってみたい。結論から先に言えば、2005年はポールの輝かしい歴史に新たな1ページを加える最高の1年になった。その大活躍の中心をなす出来事は何か?言うまでもなく大傑作アルバム“Chaos and Creation in the Backyard”の発表である。ポールほどの大御所ミュージシャンになると、ツアーを敢行するだけで大きな話題になる。ことさら新作を発表する必要... - アイランド
2005.12.19
映画を観るまで知らなかったのだが、本作は今やハリウッドのヒットメーカーの一人に数えられるマイケル・ベイ監督の作品。「アルマゲドン」と「パール・ハーバー」の監督といえば、なるほどとうなづく人も多いだろう。個人的には決して好きな監督ではないのだが、知らずに観たのが幸いした。予想を裏切るほどに面白かったからだ。まず興行面から見ると、この作品は完全に失敗している。1億2千万ドルの予算に対して、興行収入はた... - ポールの曲 “Wonderful Christmas Time(ワンダフル・クリスマス・タイム)”
2005.12.18
ポールのクリスマス・ソングといえばこの曲である。今でこそ、すっかりクリスマス・ソング定番の1曲となった感のある“Wonderful Christmas Time”であるが、発売当時はそれほどヒットしなかったのを覚えている。正確な記録はわからないのだが、たしかビルボードのチャートでも90位台に顔を出した程度ではなかったろうか。1979年、当時高校生だった僕は、ポール初の本格的なクリスマス・ソングということで、相当に期待してドーナツ盤... - 「ケイオス」ついに100位圏外へ
2005.12.17
12週連続でビルボードチャートの100位内にとどまっていた“Chaos and Creation in the Backyard”だが、13週目の今週ついに圏外へ去ってしまった。とはいっても、グラミー賞の最優秀アルバム賞にノミネートされた影響で、来週にはまた100位内にカムバックしてくれだろうと個人的には思っているから、それほど悲観はしていない。さて、このアルバム。発売から3ヶ月以上が経過したが、僕は今でも変わらずに聴き込んでいる。聴けば聴く... - ポール、ジョンの死について語る
2005.12.11
最初に脳裏を横切るのは、彼がいかに恐ろしい状態で亡くなってしまったのかということなんだ。いつもその思いに打ちのめされてしまうよ。そして「おお友よ、何てことだ」と思う。だけど、それが彼の身に起こってしまったことなんだ。でも、そこでくよくよ思い悩むことはせず、すぐに僕たちが過ごした最高にすばらしい時のことを考えるんだ。そして10代の頃に出会ってから、自分が彼と最も長い時間を過ごした一人であることがどんな... - ポール、ジョージ・マイケルとデュエット曲を録音
2005.12.11
ライブ8での共演も記憶に新しいジョージ・マイケル。実はポールと91年のヒット曲“Heal the Pain”をレコーディングしていたらしい。ジョージによれば、出来はすばらしいとのことで、今のところチャリティ盤として発売される予定とのことだ。せっかくの豪華共演なのだから、個人的には新曲でやってもらいたかったところであるが…。ちなみに、なぜ“Heal the Pain”という曲が選ばれたのかは不明である。... - グラミー賞のニュース続報
2005.12.09
今朝速報でお伝えした「ケイオス」のグラミー賞最優秀アルバムノミネートの知らせ。おかげで今日は1日気分が良かった。今朝はお伝えする時間がなかったが、それ以外にも“Fine Line”で最優秀男性ポップボーカルに、また同じくアルバム「ケイオス」が最優秀ポップボーカルアルバムにノミネートされている。それ以外にもナイジェル・ゴドリッチが最優秀プロデューサーにノミネートされているらしい。実はグラミー賞は受賞部門が数え... - 速報 「ケイオス」グラミー賞最優秀アルバムにノミネート!
2005.12.09
予想通りと言うべきか、“Chaos and Creation in the Backyard”がグラミー賞の最優秀アルバムにノミネートされた。また同アルバムはビルボードの最新チャートでも12週目で67位。年末年始にかけ、まだまだポールに目が離せないぞ!... - 「瞳を閉じて」 by 平井堅
2005.12.07
今、平井堅の「歌バカ」というベストアルバムが売れに売れていると聴いたので、邦楽にしては珍しく聴いてみようという気になった。それというのも、「瞳を閉じて」という曲が大好きだったからだ。この曲を聴くまでは、別に平井堅というアーティストは好きでも嫌いでもなかった。売れているのは知っていたが、音楽性が自分のフィーリングと合わないことを知っていたからだ。嫁にせがまれて「世界の中心で愛をさけぶ」を観に行ったの... - ポールの曲 “Goodbye(グッバイ)”
2005.12.04
ポールが1969年メリー・ホプキンに贈った大ヒット曲であるが、なぜ他人に歌わせてしまったのかと悔やまれてならないほどの名曲である。僕はモノラルで音質の悪いポール自身によるデモバージョンしか持っていないのだが、これがため息が出るほどすばらしい。この頃のポールの声は最高である。楽器もアレンジも全く必要ない。声だけで完璧に聴かせる圧倒的なパワーがある。モノラルでノイズだらけだが、そんな事など全く関係なくうっ... - 「ケイオス」奇跡のチャート再浮上
2005.12.01
これは、もしかして…。ビルボードチャートイン11週目の今週、先週の74位からさらに12ポイント上昇の62位。驚異の粘り腰に、嬉しい悲鳴を上げてしまいそうだ。ビッグアーティストたちが次々と現れては圏外へと消えてゆく中で、最近のチャートに逆行するようなこの動きは実に注目に値する。もともとポールのアルバムはパッと売れて、スーッとチャートから姿を消すというのがこれまでの主なパターンだったのだ。今回のような「演歌系...