2005年10月 月別アーカイブ記事一覧
- 「ケイオス」米チャートで再浮上!
2005.10.30
ワオッ!“Chaos and Creation in the Backyard”がアメリカ・ビルボード誌の最新チャートで何と先週の54位→44位へと再浮上を果たした!先週54位に順位を落としていたので、今週は50位~100位のチャートページを先にチェックした。ところが、どこを捜しても「ケイオス」が見つからない。ストーンズの“A Bigger Bang”はまだ64位にいるというのに…。早くも100位圏外へサヨナラしてしまったのか…。少し落胆しながら、とりあえず50位内を... - TWENTY FOUR シーズン4
2005.10.30
海外ドラマの傑作シリーズ“TWENTY FOUR”。今ではすっかりビデオレンタル店などでも人気タイトルとして定着したが、たしかにファースト・シーズンはかなり衝撃的だった。リアルタイムで物語が展開する斬新さ。よく練り込まれたストーリー。1話ごとに観客をいとも簡単に裏切っていく意外性。魅力的なキャスト。僕は第1話からぐいぐいとのめり込んでいった。ファースト・シーズンはドラマ史上に残る傑作であったと思う。続くセカン... - 武豊
2005.10.24
調子に乗って競馬ネタである。ついに3冠ジョッキーの称号まで手に入れてしまった、日本競馬界の至宝・武豊僕は彼の大ファンである。彼のすごいところはポール・マッカートニーにも不思議と通ずるところがある。それは自分のすごさを決して気取らないところである。どんな時も自然体で、ニコニコしている。朗らかで、ユーモアのセンスに長けている。ポールが音楽を愛するように、武豊は競馬をこよなく愛し、そして心から楽しんでい... - ディープインパクト
2005.10.22
このブログで初めて競馬の話題を書く。すでに世間を十分に騒がせている話題であるが、僕も固唾を飲んでその瞬間を待ちわびている。そう無敗の3冠馬誕生の瞬間をである。競馬の事など全くわからない人でも、きっとオグリキャップやナリタブライアンの名前ぐらいは聞いたことがあるだろう。日本の競馬界にも、これまで数多くの名馬や強い馬たちが誕生してきたが、このディープインパクトという馬は、とにかくあらゆる意味で常識を遥... - ニューアルバム寸評 その6
2005.10.17
「曲が短いのが良い」「ケイオス」のもう一つの良さは全体的に短めの曲が多いことである。ご存知の通り、ビートルズの初期~中期にかけては特に短い曲が多い。最高の曲なのに、もう少し聴きたい!と思うところで終わってしまうのだ。2分を切ってしまうような曲もけっこうある。3分を超えるともう長いほうで、やはり2分~3分の間の曲が一番多いのではないだろうか(言っておくが数えてみたことはない)。それはともかく、最初に... - 「ケイオス」チャートで踏んばる
2005.10.14
アメリカ・ビルボード誌の最新アルバムチャートで「ケイオス」がチャートイン4週目で38位に踏んばっている。初登場6位から一気に急降下かと思われた3週目の32位であったが、今週は順位を6つしか落としていない。しかも上位には11枚も初登場のアルバムがランクインしているのだから、実質ランクアップに等しい成績といえる。U.S.ツアーの評判も上々で、ニューアルバムの出来も各方面から絶賛されている現在、じわりじわりと売り... - “Fine Line”のプロモ・ビデオ
2005.10.14
“Fine Line”のプロモーション・ビデオを観て、僕はまたしてもポール・マッカートニーという人の凄さにため息をついてしまった。これが20代のうちに音楽界の頂点に昇りつめ、ありとあらゆる事を経験してきた63歳の男の顔だろうか…。僕にはとても信じられなかった。このビデオで見せるポールの顔はまさしく音楽を心から楽しむ少年の顔そのものである。まるで初めて楽器に触れるかのような初々しい姿、そして表情。瞳はきらきらと輝き... - 早くも次のニューアルバムに期待!
2005.10.10
「ケイオス」の制作に当たり、アルバム2枚分の作品を用意していたことはポール自身の口からも語られていたが、最新のラスティー・アンダーソンへのインタビューでその“裏”が取れたので速報としてお伝えする。ナイジェル・ゴドリッチが「ケイオス」のレコーディングからマッカートニー・バンドのメンバーを締め出したことについて、ラスティーはさほど気を悪くしていない。なぜなら、すでにもう1枚のアルバムのレコーディングが進... - エピフォン・カジノ
2005.10.09
9月18日の日記で僕はこう書いた、「右スピーカーから聴こえるエピフォン・カジノの音こそビートルズを最も感じさせる音だといえば言い過ぎだろうか…。生前ジョン・レノンが絶賛したポールのギターテクニックが「ケイオス」ではかなりよみがえっているのではないのか?ビートルズでは僕たちが思っているよりずっと多くポールはギターを弾いていたのではないか。聴けば聴くほどにそんな思いが脳裏をよぎる。」最新のローリング・スト... - ニューアルバム寸評 その5
2005.10.06
芸術(アート)の香りがするこのアルバムには芸術(アート)の香りがする。個人的な意見では、ポールのアルバムで芸術性を感じたのはこのアルバム“Chaos and Creation in the Backyard”が初めてである。ビートルズがアルバム“Rubber Soul”で始め、“Abbey Road”で終えたロックと芸術の融合。それはロック史上初の快挙であり、彼らが常に現代音楽の頂点に君臨する最大の理由の一つでもある。本来ならばその後継者に最も近い存在と目... - ニューアルバム寸評 その4
2005.10.03
ご存知の通り、ポール自身が有能なプロデューサーである。実際名作“Band on the Run”はポール自身がプロデュースしたものだし、あまり話題には上らないが、“Wings at the Speed of Sound”や“London Town”のプロデュースはかなりの腕前だと個人的には思っている。つまり並のアルバム作りなら、セルフプロデュースで完全に事足りるのだ。わざわざ金を払ってまでプロデューサーを雇う必要など全くない。過去の例を見ても、クリス・ト... - ニューアルバム寸評 その3
2005.10.02
「楽曲がいい」いくら演奏やヴォーカルが良くても、アルバムに収録されている楽曲が良くなければどうしようもない。“Hotel California”“Thriller”“Tapestory”…。世に言われる名盤というものは、いずれも収録されているほとんどの楽曲が優れていることが絶対条件だ。その点「ケイオス」は楽曲の良さに関してもひと通りの必要条件をクリアしていると思われる。どの曲も粒が揃っており、駄作が1曲もない。大ヒット曲がないことなど全... - ニューアルバム寸評 その2
2005.10.01
「ポールの声が良い」前作“Driving Rain”におけるポールの声の調子はとてもひどいものだった。ガラガラで高音部などまるで出ていない。あんな声の状態でアルバムをリリースしたこと自体が未だに信じられないほどである。ポールのヴォーカリストとしての凄さは誰よりも理解しているつもりだ。だからこそ、彼の声の調子がとても気にかかる。声の調子が良くないときは、無理にレコーディングしなくてもいいのに…と思う。一発勝負のラ... - ポール、スティービー・ワンダーと再共演
2005.10.01
“Ebony and Ivory”から23年を経て、ポールとスティービー・ワンダーが再び共演を果たしたことが明らかとなった。スティービー・ワンダーのなんと10年ぶりとなるニューアルバム。これだけでも相当に期待がかかるのだが、2人が共演しているのはアルバムタイトルと同名の“A Time to Love”ということだ。おそらくファーストシングルになるだろうし、これは楽しみである。本当に最近のポールの活動には目を見張るものがある。まさしく...