特集記事 カテゴリ記事一覧
- ポールの全アルバム格付をやってみた(修正版)
2021.03.01
今日の1曲:『ドリーム・オン』/エアロスミスいったんは完成したと思ったポールのアルバム格付ランキングだったが、上位はまあまあ自己満足したのだが(笑)、Bランクあたりが何やら今一つ違うなという感じがしていた・・・。というわけで、修正版である。といってもまだまだ微修正の可能性がないわけではないが、これでひとまず格付は完了ということにしておきたい。「どうしてもここは許せない」という人もいると思いますが、あく... - ポールの全アルバム格付をやってみた(5)
2021.02.25
今日の1曲:『ライディーン』/イエロー・マジック・オーケストラそれでは最後に2010年代以降~2020年までのアルバムを格付してゆこう。キス・オン・ザ・ボトム CNEW A+エジプト・ステーション AマッカートニーⅢ B『ケイオス・アンド・クリエーション~』から始まったポール何度目かの黄金期は2010年代以降も途切れることなく2021年の現在に至るまで継続中である。オリジナルアルバムだけで見れば『ケイオス』『メモリー・オ... - ポールの全アルバム格付をやってみた(4)
2021.02.24
今日の1曲:『イモータリティ』/セリーヌ・ディオン feat ビージーズでは続いて2000年台のアルバムを格付してゆこう。ドライヴィング・レイン Bケイオス・アンド・クリエーション・イン・ザ・バックヤード A+メモリー・オールモスト・フル A+エレクトリック・アーギュメンツ C+2000年台はなんといってもナイジェル・ゴドリッチをプロデューサーに迎えた『ケイオス・アンド・クリエーション・イン・ザ・バックヤード』の成... - ポールの全アルバム格付をやってみた(3)
2021.02.23
今日の1曲:『ミスター・ベラミー』/ポール・マッカートニーさあ今日は1990年代のアルバムを格付してゆこう。オフ・ザ・グラウンド Bフレイミング・パイ Sラン・デヴィル・ラン B1990年代はカバーアルバムの『ラン・デヴィル・ラン』を入れてもリリースがたったの3枚・・・とこれはポールにしてはいかにも少ないという印象。ポールも当時すでに50代、仕方ないか・・・なんて。しかし、しかしである。この格付ランキングにはカ... - ポールの全アルバム格付をやってみた(2)
2021.02.21
今日の1曲:『桜の雨、いつか』/松たか子引き続き1980年代のポールのアルバムを格付してゆこう。マッカートニーⅡ C+タッグ・オブ・ウォー Sパイプス・オブ・ピース Aヤア!ブロード・ストリート C+プレス・トゥ・プレイ Bバック・イン・ザ・USSR Cフラワーズ・イン・ザ・ダート B+1980年代はカバーアルバムの『バック・イン・ザ・USSR』を含めると合計8枚のアルバムをリリースした。枚数自体は1970年代の9枚から1枚減... - ポールの全アルバム格付をやってみた(1)
2021.02.20
今日の1曲:『もう二度と/Never Be The Same』/クリストファー・クロス久々の特集記事である。15年以上もブログをやってきたが、今回初めて「ポールの全アルバム格付」をやってみようと思う。格付に使用したのは基本的にSランク(超名盤)、Aランク(名盤)、Bランク(良い)、Cランク(普通)の4ランクである。ちなみに評価はまったく個人的なもので世間的な評価などはまったく考慮に入れていない。要するに僕個人の好き嫌いな... - 僕が選んだ集大成的ベスト
2016.07.19
さんざん『ピュア・マッカートニー』の選曲に関して悪口を言ってしまったので、やはりファンとしては多少なりとも罪悪感を感じないわけにはいかない。「じゃあお前ならどんなベスト盤を作るのか?」と自問自答してみた結果、導き出したのが以下のリストとなる。選考基準だが、だいたい以下を念頭に置いて選んでみた。①シングル盤はなるべく網羅する②極力個人的な好みは排除し、どんなファンが見てもそれなりに納得のいく曲を選ぶ(... - ポール・マッカートニー:偉大なる50年の軌跡 その21『ポールのゲスト作品 ⑥』
2015.07.16
久しぶりに特集記事をお届けする。本記事『ポールのゲスト作品』で取り上げる対象作品については過去記事を参照いただきたい。偉大なる50年の軌跡 その15『ポールのゲスト作品 プロローグ』第6回目の今日は、1984年~1995年にポールがゲスト参加した作品を紹介する。1984年(アーティスト)エヴァリー・ブラザース(曲名)『ナイチンゲールの翼(On the Wings of a Nightingale)』(収録アルバム)『EB 84』(参加形態)ギター... - ポール・マッカートニー:偉大なる50年の軌跡 その21『ポールのゲスト作品 ⑤』
2014.08.25
なんと1年3か月ぶりの特集記事である。本記事『ポールのゲスト作品』で取り上げる対象作品については過去記事を参照いただきたい。偉大なる50年の軌跡 その15『ポールのゲスト作品 プロローグ』第5回目の今日は、1980年~1982年にポールがゲスト参加した作品を紹介する。1980年(アーティスト)デニー・レイン(曲名)『センド・ミー・ザ・ハート(Send Me The Heart)』『愛の嘆き(Weep For Love)』『アイ・ウッド・オンリー... - ポール・マッカートニー:偉大なる50年の軌跡 その20『ポールのゲスト作品 ④』
2013.05.01
第4回目の今日は、1974年~1977年にポールがゲスト参加した作品を紹介する。1974年(アーティスト)ジェームス・テイラー(曲名)『ロックンロール・イズ・ミュージック・ナウ(Rock 'N' Roll Is Music Now )』(収録アルバム)『ウォーキング・マン(Walking Man)』(参加形態)コーラス1968年のデビュー・アルバム『ジェームス・テイラー』以来、ポールがジェームス・テイラーの作品に参加するのは約6年ぶりのことであったが、... - ポール・マッカートニー:偉大なる50年の軌跡 その19『ポールのライブ活動』
2013.04.18
祝!『ウイングス・オーヴァー・アメリカ』のリマスター盤発売を記念して、今日はポールのライブ活動全般について考えてみたい。ファンならば誰もが知るとおり、ポールは世界でも屈指のライブ・パフォーマーであり、ヴォーカリストである。彼のキャリア全般を見渡してみると、常にライブ活動が重要な位置を占めていること、そして何よりも彼自身が聴衆を前にしてのライブ演奏が好きで好きでしょうがないということがわかる。まさに... - ポール・マッカートニー:偉大なる50年の軌跡 その18『ポールのゲスト作品 ③』
2013.04.05
ポールのゲスト作品、第3回目の今日はポールの弟マイク・マクギア(マイク・マッカートニー)の作品についてまとめておきたい。というのも、ポールは彼が発表した多く作品において共演、共作などのサポートを行なっているからである。ポールと約1才半違いの弟マイクは実はミュージシャンとしてもかなりの成功を収めており、スキャッフォルド(The Scaffold)という3人組グループの一員として60年代後半から70年代にかけてイギリス... - ポール・マッカートニー:偉大なる50年の軌跡 その17『ポールのゲスト作品 ②』
2013.03.13
第2回目の今日は1970年から1973年までのゲスト作品を取り上げる。1970年(アーティスト)スティーヴ・ミラー・バンド(曲名)『暗黒の時間(My Dark Hour)』(収録アルバム)『すばらしき新世界(Brave New World)』(参加形態)ベース、ドラムス、コーラスポールのこの曲への参加は、あらかじめ予定されていたものではなく、ほとんど偶然に近い形で起こった。1969年5月9日、ロンドンのオリンピック・サウンド・スタジオにおいて... - ポール・マッカートニー:偉大なる50年の軌跡 その16『ポールのゲスト作品 ①』
2013.03.06
さて、それではこれからポールが他のアーティストの作品にゲストとして参加した曲を年代順にまとめていこうと思う。第1回は1960年代の4曲を取り上げる。このシリーズで取り上げるのは①ヴォーカルと演奏で参加。②ヴォーカルだけで参加。③演奏だけで参加。④①~③に加え作曲でも参加。以上の各作品についてである。1967年(アーティスト)ビーチ・ボーイズ(曲名)『ヴェジタブル(Vegetables)』(収録アルバム)『スマイリー・スマイ... - ポール・マッカートニー:偉大なる50年の軌跡 その15『ポールのゲスト作品 プロローグ』
2013.02.24
さて突然ですが、『その14』までで止まっていた特集記事(ポール・マッカートニー:偉大なる50年の軌跡)の再開いたします。第2部ということになる。ポールが他のアーティストの曲にゲストミュージシャンとして参加した例は今ではかなりの数にのぼる。しかしながら、それらの詳細について調べることはこれまでよほどのポール研究家でもないかぎり至難の業であった。だが、今ではインターネットのおかげで比較的簡単にそれらの楽曲... - ポール・マッカートニー:偉大なる50年の軌跡 その14『ポールが作った曲PART5』
2012.10.19
過去4回に渡ってポールが作った曲を見てきたが、今日はいよいよ現在に最も近い第5期(2002年~2011年)、60代(60~69才)のポールについて見ていこう。まず曲数はちょうど50曲という結果が出た。曲を書くペースはさらに落ちてしまったということになるが、2005年発売の『ケイオス・アンド・クリエーション・イン・ザ・バックヤード』以降の楽曲の質が極めて充実しているために、曲数自体は減ってもポールの作曲能力、創作能力に著... - ポール・マッカートニー:偉大なる50年の軌跡 その13『ポールが作った曲PART4』
2012.09.19
前回までの集計で、ポールがデビューからの30年間に作曲し公式発表した曲は約300曲という結果が出た(他のアーティストに提供した曲は除く)。これは10年ごとに約100曲平均というすごい数字で、改めてポールの類いまれなる作曲能力を再認識させられる形となっている。さて残りはあと20年間となるわけだが、今回は第4期(1992年~2001年)、年齢的には50代(50~59才)の10年間について引き続き検証を進めてゆきたい。結果から先に... - ポール・マッカートニー:偉大なる50年の軌跡 その12『ポールが作った曲PART3』
2012.08.11
過去2回の集計によれば、ポールは1962年のデビューから最初の20年間で約230曲の曲を世に送り出したという結果が出た(他のアーティストに提供した曲は除く)。今回は引き続き第3期(1982年~1991年、40代)に彼が発表した曲について見ていこう。【第3期】1『レインクラウズ』、2『タッグ・オブ・ウォー』、3『テイク・イット・アウェイ』、4『サムバディ・フー・ケアーズ』、5『ホワッツ・ザット・ユアー・ドゥイン』、6『ヒア・ト... - ポール・マッカートニー:偉大なる50年の軌跡 その11『ポールが作った曲PART2』
2012.07.24
前回はポールのデビューから最初の10年間に彼が作った曲について確認した。曲数はカウントの仕方しだいで多少の誤差は出るだろうが、ともかく当ブログでは125曲という結果が出た。細かい数にこだわり出すといつまでたっても先に進めないので、ここはひとまず「ポールは最初の10年間に約120曲ほどの曲を作り、そして公式に発表した」という言い方をしておきたいと思う。というわけで前回に引き続き、今回はポールが第2期(1972年~1... - ポール・マッカートニー:偉大なる50年の軌跡 その10『ポールが作った曲PART1』
2012.07.08
ポール・マッカートニーはこれまでにいったいどれくらいの数の曲を作ったのであろうか?その正確な数については研究家諸氏の手に委ねることにして、これからしばらくの間はポールが作曲した全楽曲のうち、公式に発表されたものだけを当ブログ独自の切り口でで年代順に検証していこうと思う。ここでの主な目的はポールが作曲した曲を10年間ごとに区切り、おおまかな数を算出した上で作曲家としての彼の活動に光を当てようとするもの... - ポール・マッカートニー:偉大なる50年の軌跡 その9『英・米で10位内に入ったシングル』
2012.06.12
前回は英・米で1位を獲得したシングルについて確認した。今回はその範囲を少し広げ、2位から10位にまでチャートインしたシングル盤をピックアップしてみよう。アルバムと同じく、シングルチャートで1位を獲得するというのはアーティストにとってむしろ例外的なことであり、生涯1位を取れない人たちのほうが大多数というのが現実である。では一般的に考えて、成功したシングルというのはいったい何位ぐらいまでに入った作品のことを... - ポール・マッカートニー:偉大なる50年の軌跡 その8『英・米でチャート1位を獲得したシングル』
2012.05.04
前回まではポールが過去50年間に発売したアルバムのチャート記録について見てきた。これからしばらくの間は、ポールがビートルズとソロの両方で発売したシングルのチャート記録について検証していこうと思う(出典はすべてウィキペディア)。第1回目の今日は、本国イギリスとアメリカで1位を獲得したシングルについて。尚、本記事ではポールの50年間に渡る音楽活動を10年ごとに区切り、以下の通り第1期~第5期という区分を設定して... - ポール・マッカートニー:偉大なる50年の軌跡 その7『英・米で10位内に入らなかったアルバム PART3』
2012.04.19
次にポールのアルバムが突然トップ10に入れなくなったのは、ひょっとしたらチャートの集計方法に変更が生じたためであったのか、という点について検証してみよう。結果から言うと、こちらも答えはノーである。というのも、ビルボードのアルバムチャートというのは純粋に「売上枚数」により決定されてきたという歴史があるからである(ウィキペディア)。もっとも現在ではダウンロードによる売上もカウントされているらしいが、少な... - ポール・マッカートニー:偉大なる50年の軌跡 その6『英・米で10位内に入らなかったアルバム PART2』
2012.04.11
1980年代以降も、ポールのアルバムは本国イギリスではそのほとんどがトップ10に入るようなチャート成績を残してきた。簡単にいえばイギリスでは大崩れがないのである。ライヴ・アルバムやクラシック系タイトルを除けば、1980年以降イギリスでトップ10に入れなかったアルバムは『バック・イン・ザ・USSR(63位)』『ラン・デヴィル・ラン(12位)』『ドライヴィング・レイン(46位)』のわずか3枚のみ。このうち『バック・イン・ザ... - ポール・マッカートニー:偉大なる50年の軌跡 その5 最新作『キス・オン・ザ・ボトム』はアメリカでソロ18枚目のトップ10入り作品に
2012.03.02
本特集記事は僕のようなシロウトが取り組むには少々テーマが大きすぎるようで、正直続けることにかなりストレスを感じているのが現状である。ゆえに一度間隔が空いてしまうと、再度エンジンをかけるのに一苦労なのだ。フゥ~、まあこんなもんか…(笑)。ただ、こんな時にこそポールの新しいリリースというのは遅筆で苦しむ僕にとって一つの大きな起爆剤になることもまたたしかなのである。ポール、すばらしいアルバムをありがとう... - ポール・マッカートニー:偉大なる50年の軌跡 その4『英・米で10位内に入らなかったアルバム PART1』
2011.11.18
前回までは英・米のチャートで10位内に入ったアルバムについて見てきた。では、公式に発売されたアルバムの中で10位内にも入らなかった作品というのはいったいどれくらいあるのだろうか?(順位はいちおう100位内に入った作品を目安として集計した)第1期(1962年~1971年)20代★イギリスで10位内に入らなかったアルバム:1枚『ワイルド・ライフ(11位)』●アメリカで10位内に入らなかったアルバム:1枚『アーリー・ビートルズ(43... - ポール・マッカートニー:偉大なる50年の軌跡 その3『英・米で10位内に入ったアルバム』
2011.11.13
前回はイギリスとアメリカで1位になったアルバムだけをピックアップしてみたわけだが、もちろん発表したアルバム全てが1位になれるわけではない。1位になるアルバムというのはむしろアーティストにとって“例外”であって、ほとんどのアルバムは1位を獲れないで終わる運命にある。現在1年間にいったい何枚のアルバムがリリースされるのかは知らないが、1年は52週間だから、最高でも1年間に52枚のアルバムにしかその権利は与えられな... - ポール・マッカートニー:偉大なる50年の軌跡 その2『英・米でチャート1位を獲得したアルバム』
2011.11.08
さて、それではまず初めにポールが10年ごとに本国イギリスとアメリカで1位を獲得したアルバムから見ていこう。(出典は全てWikipediaより)第1期(1962年~1971年)20代★イギリスで1位を獲得したアルバム:12枚『プリーズ・プリーズ・ミー』『ウィズ・ザ・ビートルズ』『ア・ハード・デイズ・ナイト』『ビートルズ・フォー・セール』『ヘルプ!』『ラバー・ソウル』『リボルバー』『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラ... - ポール・マッカートニー:偉大なる50年の軌跡 その1『チャート成績 概説』
2011.11.03
音楽アーティストの活躍の度合いを測る客観的な指針として、長い間頼りにされ、また愛されてきたのが(米)ビルボード、(英)メロディメーカーなどの音楽情報誌上で毎週発表されるヒットチャートの成績であった。特にアメリカ・ビルボード誌のチャートは少なくとも1980年代頃までは欧米アーティストの人気、実力を測る上で、最も信頼できる確かな情報ソースの一つとして重宝されたものである。僕自身も学生時代から20代の頃までは... - ポール・マッカートニー:偉大なる50年の軌跡 プロローグ
2011.10.26
来年2012年は我らがポール・マッカートニーのデビュー50周年に当たる。変な言い方かもしれないが、この記念すべき年を彼の存命中に迎えられることは、純粋に1ファンとして他の何にも増して嬉しく、有難く、また幸せなことであると感じている。さてこの50周年を記念して、ポールの偉大すぎる活動の軌跡を10年ごとに区切り、そして振り返ってみようという少し壮大すぎる企画がこれである。ひょっとすると企画負け&フェードアウトし...