ポールの演奏、名演 カテゴリ記事一覧
- ギター1本で聴かせるポールマジック
2018.06.06
なにげなくYouTubeを観ていたら、ポールが若かりし頃のすばらしい動画を発見してしまったので、読者の皆さんと共有しておきたいと思う。この動画は、1973年にアメリカ、イギリス等で放映された『ジェームズ・ポール・マッカートニー』というTV特番からの映像である。この番組が当時日本で放映されたかどうかは知らないのだが、少なくとも僕がビートルズ、ポールを聴き始めた1970年代の後半には、『ジェームズ・ポール・マッカート... - ポール・マッカートニーの芸術
2014.09.04
以下の映像は2014年8月14日キャンドルスティックパークでのコンサートの模様を映したものである。撮影は個人によるものと思われるのだが、ポールの演奏ぶりが運指やコードの押さえ方までを含めてはっきり確認できるので紹介しておきたい。『アイ・ソー・ハー・スタンディング・ゼア』『オブ・ラ・ディ、オブ・ラ・ダ』『アナザー・デイ』これまでに公式発表されたポールのライヴ映像はかなりの数に上るが、曲の最初から最後までポ... - ポールの名演: 『ヘイ・ブルドッグ(Hey Bulldog)』
2011.04.07
ビートルズのオリジナル・アルバムの中では最もマイナーといえる『イエロー・サブマリン』に収録されているためか、僕は昔から『ヘイ・ブルドッグ』はその出来の割に評価がかなり低い曲だと思ってきた。もしこの曲が同時期に発表された『ホワイト・アルバム』やシングルのB面に収録されていたならば、この曲はもっともっと高い評価を得ることができたのではないかと思うのである。逆にいえば隠れた名曲のひとつでもあり、ビートル... - ポールの名演:“Taxman(タックスマン)”
2010.10.23
ビートルズ時代におけるポールの演奏といえば、それこそ後世に語り継がれる名演の宝庫と言っても過言ではないが、この曲『タックスマン』でのそれはまさに名演中の名演と呼ぶにふさわしい。なぜこの曲のポールの演奏がそれほどまでにすばらしいのか。それは彼がこの曲で実にベースとリードギターの両方のパートを担当しており、しかもそのどちらもが創造力とオリジナリティに溢れた伝説的な名演となっているからだ。まさにスーパー... - ポールのベースプレイ “I Want You(アイ・ウォント・ユー)”
2006.09.13
初めて“Abbey Road”を聞いた時、“I Want You”はかなりジャマな曲と思ったものである。それは洗練されたこの美しいロックアルバムの中にあって、この曲だけがとても泥臭く、無意味に長い曲に思われたからだ。ポール狂のこの僕は別にしても、“I Want You”が特別好きだという人にはあまり出会ったことがない。たしかに純粋に曲だけを見てみると、メロディーも、歌詞もこれ以上ないほどシンプルで短いのである。お前が欲しいどうしよう... - ポールのプレイ “Tha Ballad of John and Yoko(ジョンとヨーコのバラッド)”
2006.08.24
この曲はジョンとポールの2人だけで、たった1日で完成させたという、いわく付きの曲である。にもかかわらず、この曲はビートルズの曲、しかも公式シングル盤として発表されている。それにタイトルはなんと「ジョンとヨーコのバラッド」。世間に対する皮肉なのか、それともビートルズのメンバー4人にもうやる気がなかったからなのか、これを公式シングルとして発売したこと自体に疑問が残る。まあそれは良いとして、このシングル... - ポールのベースプレイ “Old Brown Shoe(オールド・ブラウン・シュー)”
2005.07.03
ビートルズ時代のベースプレイで最も好きな曲の一つが「オールド・ブラウン・シュー」である。作曲はジョージ・ハリスン。「サムシング」や「タックスマン」など、ジョージの曲にはポールの名演が多いといわれているが、たしかにこの曲もそうだと思う。最初この曲を聴いたのは、アナログのシングル盤だった。「ジョンとヨーコのバラッド」のB面に収録されていたこの曲は、A面共々ビートルズの全シングル中最も地味で、華のないカ... - ポールのベースプレイ
2005.06.26
ポールは古今東西を通じ世界最高のベースプレイヤーの一人に数えられている。僕はベースを弾いたことがないので、技術的な側面から語ることができないのが残念なのだが、素人の立場で聴いたとしても彼の弾くベースプレイは本当に素晴らしいと思う。ポールの曲を聴いていると、曲そっちのけでベースラインに聴き入ってしまうことが多々ある。ベースに関して言えば、最もすごいと思うのはアルバム「リボルバー」以降のビートルズ後期...