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ポールとリンゴが世界を癒す

今日の1曲:シンデレラ・エクスプレス/松任谷由美

新作を発表したばかりのポールに負けず劣らず、御大リンゴも大変にお元気である。しかも若い!

大げさでもなんでもなく、ポールとリンゴは本当に「ジョンやジョージの分まで」長生きして、僕たちファンの心を癒し続けてくれていると感じる。

なんという偉大な二人だろう!!

サー・リンゴ・スターの元気な姿をご覧ください。観るだけでありがたい気持ちになってしまうのは僕だけだろうか・・・。

Ringo Starr - Here's To The Nights (Official Video)

今日の1曲:シンデレラ・エクスプレス/松任谷由美
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2020年代もポールは走り続ける

今日の1曲:『Secret O' Life』/ジェイムス・テイラー

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

『マッカートニーⅢ』でポールは2020年代も現代音楽界の第一人者として走り続けることができることを証明してくれた。

アルバムを作ろうという意図などまったくなく、個人的な楽しみと遊び心で始めた9週間のレコーディングが自然な形で結実した『マッカートニーⅢ』。

そんな軽い気持ちで作ったアルバムがこの完成度である。

ほとんどすべての楽器を自力でこなして、ひたすら地道に重ね録りしてたったの9週間・・・。これはゼロから作り始めて実に1週間に1曲以上という驚異的なペースである。

今回はアルバムの収録に漏れた、いわゆるアウトテイク曲も実質1曲もないと思われることから、作った曲はもれなくアルバムに収録されたものと思われる。つまり本アルバムはこれ以上ないほど最高に効率的ではあったのだが、いかんせん個々の楽曲の平均的なレベルに関しては相対的に低くならざるを得なかった(・・・と個人的には想像する)。なんせ最初からアルバム制作を意図したものではなかったのだから仕方がない。そしてそのあたりが、最初にこのアルバムを聴いた時に僕が感じた「漠然とした物足りなさ」だったのだと思う。だから、ポールが若い頃のメロディアスで、ポップで、すぐに踊りだしたくなるようなキャッチーな曲がたくさん出てくることを期待している人たちはこのアルバムにきっと期待外れな印象を抱いてしまうにちがいない。

純粋に楽曲の良し悪しで比較したならば、正直言って今までのポールならアルバムの収録から外したであろう曲も、『マッカートニーⅢ』には数曲含まれているように僕には感じられる。

だが、今回ポールは9週間で用意することのできたこれら11曲を1曲たりとも無駄にしないことに決めたのだと思う。そして、彼の経験値から引き出したあらゆる技術、小技、あるいはトリックを駆使して最高の料理に仕上げたのだと僕には感じられる。彼の実に60年以上に渡る経験と、天才としてのひらめきとセンスが平均60点だった作品を90点にまで引き上げた・・・。僕は今そんな感覚を覚えているのである。

特に約8分に及ぶ『Deep Deep Feeling』や『Deep Down』のような曲は2000年以前のポールにはほとんど見られなかった味わい深い作品である。たとえて言うなら『How Kind Of You』や『Road』を踏襲するような作品で、現在のポールを象徴する熟成したサウンドだ(僕はポールのこの新しい作風がとても気に入っている)。

ひょっとしたら2020年を境にして、ポールの音楽活動は新しい局面を迎えることになるのかもしれない。かつてビートルズがコンサート活動を中止してから次々と芸術的な作品を生み出したように、ポールも今後数年はひたすら脇目もふらずレコーディングにいそしんでいただきたいものだと個人的には願っている。この調子なら1年に1枚ペースも夢ではない?。

要するに2020年代もポールは走り続けるということだ。ポールの健康と長寿に乾杯!!

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今日の1曲:『Secret O' Life』/ジェイムス・テイラー
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マッカートニーⅢ 全米チャートは2位

今日の1曲:『悲しきサルタン』/ダイアー・ストレイツ

先日めでたく全英1位を獲得した『マッカートニーⅢ』だが、全米アルバムチャートでは初登場2位という結果になった。

1位にならなかったのは残念だが、それでも2位というのは大変な記録である。素直にポールおめでとう、と言いたい。

しかも、総合アルバムチャート、いわゆるBillboard HOT200では2位だったが、同じビルボードのセールスチャートではテイラー・スウィフトの『evermore』を抑えて1位だったというからたいしたものだ。単純にレコードの売上だけを見れば『マッカートニーⅢ』のほうが勝っていたということになる。

なんでも今回『マッカートニーⅢ』はアナログ盤LPの売上が異常に伸びているらしく、その他にも多種類のバージョンが発表されたことが全体的な売上にも影響したらしい。やはりオールドファンの後押しもあったのだと思うし、単純に『マッカートニーⅢ』というタイトルが与えた衝撃もかなりのものであったといえるだろう。

販売方法については僕もいろいろと文句を言ってきたクチだが、結局はプロモーションを含めた販売戦略が今回の好結果に繋がったのだと思う。正直言ってこのあたりファンとしてはとても複雑な気分だ。なぜなら単純にアルバムの完成度だけを比較したなら、『ケイオス・アンド・クリエーション~』『メモリー・オールモスト・フル』『NEW』の3枚は『マッカートニーⅢ』と同等、もしくはそれ以上の内容のアルバムだと個人的には思うからだ。

とにかく今年のポールはとても良い形で1年を締めくくってくれた。

暗い世相に明かりを灯すポールの歌声。この調子で来年もレコーディングに励んでほしいものだ(笑)。

では、皆様よいお年を!!来年もよろしくお願いいたします。

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今日の1曲:『悲しきサルタン』/ダイアー・ストレイツ
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映画『ゲット・バック』先行動画の衝撃

今日の1曲:『ただお前がいい』/中村雅俊

12月21日ついにそのベールを脱いだ映画『ゲット・バック』の先行映像。

僕はまずその映像のあまりの鮮明さに我が目を疑った。そして次にメンバー全員の生き生きとした表情に衝撃を受けた。

僕は半ば放心状態でこの先行映像を観終わった。僕は奇跡を目撃したのだった。

映画『ゲット・バック』先行映像

映画『ゲット・バック』がビートルズの歴史さえも塗り替えるような重要な作品になるかもしれないことはある程度予測はしていたし、過去のブログ記事でもその事について何度も書いてきた。

しかし、これほどまでにすばらしい映像が届けられるとは正直思っていなかった。

簡単に言ってしまえば、僕はこの正味3分半ほどの映像を観ただけでもう満足したような気分になってしまったのだ。それぐらい、この映像は息を飲むほどに美しく、またビートルズの魅力をすべて凝縮したかのような魅力を備えていた。僕がこれまでに観たビートルズ関係の映像の中で一番といってもよかった。

いやあ、ほんとに長生きはするものだ。まさか映画『レット・イット・ビー』の公開から50年後に、このような映像が観れるようになるとは・・・。これはきっとビートルズ自身でさえ予想していなかったことであろう(それはポールの過去コメントにも表れている)。ジョンとジョージにも生きてこの映像を観てほしかったと思う。

暗く、陰鬱な雰囲気が充満している『レット・イット・ビー』の映像とは雲泥の差である。やはり、映画『レット・イット・ビー』はビートルズ解散という最悪の状況下を逆に利用した印象操作映画であった可能性が高い。つまり、彼らが楽しくセッションし、笑い合い、和気あいあいと語り合うシーンは意図的にカットし、暗く、険悪で、口論しているシーンばかりを寄せ集めて一本の映画に作り上げたのである。

だが、ある意味それは必然と言えたのかもしれない。なぜなら、解散直前のグループが仲良くセッションを楽しんでいたとしたら、それは観る者を大きな混乱に陥れることになったかもしれないからだ。そんな映画を観たら、ファンはきっと解散という事実を直視し、受け入れることなどできなかったにちがいない。

映画『ゲット・バック』は、きっと世界中のビートルズファンにとって最大・最高の宝物になるであろう。ビートルズ伝説は終わっていなかった。音楽で『アビイ・ロード』という最高傑作で締めくくったビートルズは、映像作品としても最高の作品を僕たちファンのために残してくれたのである。映画『ゲット・バック』、公開は2021年8月27日、あと9か月後だ。

The Beatles: Get Back(ハードカバー、英語)2021年8月31日発売予定


今日の1曲:『ただお前がいい』/中村雅俊
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マッカートニーⅢ 全英1位に

今日の1曲:『ラフマニノフ/ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調 作品18:第3楽章』/ヴラディーミル・アシュケナージ、ロイヤルコンセントヘボウ管弦楽団

ポールの最新作『マッカートニーⅢ』が、12月25日付全英アルバムチャートで見事初登場1位に輝いた。

おめでとう!ポール!!

IMG_2008.jpg


ちなみにポールがイギリスのアルバムチャートで1位になったのは1989年に発売された『フラワーズ・イン・ザ・ダート』以来実に31年ぶりのことである。これでポールは前作『エジプト・ステーション』の全米1位に続き、全英でも1位に返り咲いたことになる。

なんだかんだ言っても、やっぱり1位になるというのはファンにとってはほんとうに嬉しいことだ。

2000年代に入って『ケイオス・アンド・クリエイション~』『メモリー・オールモスト・フル』『NEW 』と立て続けに名盤を発表してきたポールだが、前作『エジプト・ステーション』が全米1位になるまでは1位に今一歩届かずにいた。それだけに今回の全英1位の知らせは個人的にも本当に嬉しいニュースである。

しかも、今回は激戦と言われるクリスマスシーズンに加え、今飛ぶ鳥を落とす勢いのテイラー・スウィフトの『evermore』を2位に蹴落としてでの1位獲得だけにいっそう価値がある。

さあ、この勢いで全米1位も!と言いたいところなのだが、世の中そうはうまくいかない。というのも、こと全米チャートに関しては今はテイラー・スウィフトの『evermore』と『forklore』が1位、2位をがっちり独占している状態だからだ。今アメリカでは一つのテイラー・スウィフトブームが起こっている。彼女は今アルバムチャートだけでなく、ビルボードのシングルチャートでも100位以内に常時10曲以上がエントリーしているという、まさに「昔のビートルズ」状態なのだ。

というわけで、間もなくビルボードの最新アルバムチャートも発表になるが、個人的にはこちらは1位は難しいだろうと予測している。

でもそんなことはどうだっていいのだ。全米1位は『エジプト・ステーション』で取っているし、ここはとりあえず全英1位返り咲きのほうがより価値が高いように思われる。

ちなみにポールの生涯全英1位獲得アルバム数はこれで23枚(ビートルズ15枚、ソロ8枚)となり、歴代1位の記録を更新したとのことである。まだまだいけるぜ、ポール!

マッカートニーIII スペシャル・エディション (限定盤)(SHM-CD)(特典:なし)


今日の1曲:『ラフマニノフ/ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調 作品18:第3楽章』/ヴラディーミル・アシュケナージ、ロイヤルコンセントヘボウ管弦楽団
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2台目のワイヤレスイヤホン

今日の1曲:『イフ』/ブレッド

ダメもとで購入した中国製のワイヤレスイヤホンがたった半年ほどで壊れて使い物にならなくなった。

値段も3千円ほどで、音もそこそこだったから、まあ仕方ないかという感じだ。しかし、まだ保証期間内だがわざわざ修理してまで使おうという気にはならない。

それよりも、少し値段は高くてもいいから僕は日本製のワイヤレスイヤホンが欲しくなった。というのも、ワイヤレスイヤホンの使い勝手の良さ、便利さを体験してしまったら、今さら有線には戻れなくなってしまったからだ。

しかし、それにしても中国製品の数の多さには驚いてしまう。なにしろ、アマゾンで「ワイヤレスイヤホン」と入力したら、上位に表示されるのは5000円前後の中国製ばかり・・・。日本製を探すのにひと苦労してしまうほどだ。しかも、やっと日本製を見つけたと思ったら、その値段は2~3万円以上が中心という、購入にかなり勇気のいる金額ばかりなのである。

昨今はレビューの評価もあまり当てにならないし、これは困ったと腕組みしてしまった。

だが、そうこうするうちにSONY製で約1万円のワイヤレスイヤホンが僕の目に留まった。おっ、1万円ならなんとかなるぞ、ということで購入を即決意。そして、今回は壊れたときの事も考えて、5年保証(なんと500円)もつけることにした。

ソニー 完全ワイヤレスイヤホン WF-XB700 : 重低音モデル / 最大9時間連続再生 / マイク搭載 2020年モデル ブルー WF-XB700 L

さて、翌日家に届いた製品は僕の予想を上回るよいモノだった。パッケージを開ける段階で「やっぱ、日本製はいいよな~」と改めて実感。イヤホンにしては珍しいブルーのカラーもとても気に入った。

すぐにペアリングを済ませ、さっそく試聴・・・。

おおっ、音が鳴った瞬間にわかる豊かな響き・・・。これはもう理屈ではない。とにかく聴いていてただ心地良いのだ。よい意味でクセがなく、バランスのよい製品だと思う。これは当たりだ。

ああ、買ってよかった。もう中国製買いません(笑)。

今日の1曲:『イフ』/ブレッド
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ビートルズ あなたたちは本当に最高だった!!

映画『ゲット・バック』の関連映像がついに監督のピーター・ジャクソンにより公式に発表された。

たった4分余りの映像だが、世界のビートルズファンはいろんな意味で腰を抜かさんばかりに驚くにちがいない。

僕自身今はショックが大きすぎて記事を書ける状態ではないので、まずは紹介まで。

そして・・・ビートルズ あなたたちはやっぱり、本当に最高だった!!

https://www.youtube.com/watch?v=UocEGvQ10OE&list=RDUocEGvQ10OE&start_radio=1

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マッカートニーⅢ発売!

今日の1曲:『Swallowtail Butterfly~あいのうた』/Yen Town Band

ついに発売されました『マッカートニーⅢ』!!

まず最初に言っておこう。

「これは僕の人生の中で最高のクリスマスプレゼントです。ありがとうポール!!」


アルバム自体の内容や評価についてはこれからいろいろと書くことになるかもしれないが、そんな事はポールが今こうして新しいアルバムを出してくれたという事実に比べればほんのちっぽけな事に過ぎない。

人として考えうるかぎり最大の名声と、成功と、富をわずか20代にして手にしてしまった人が、78才の今も現役で僕たちファンのために作品を発表し続けてくれている・・・。しかも非常に高いレベルで・・・。この「事実」こそが最も重要で、偉大なことなのだ。

たしかに『マッカートニーⅢ』はポール・マッカートニーの最高傑作ではないかもしれない。

だが40年以上彼の音楽を聴き続けてきた僕の耳には、『マッカートニーⅢ』は十分に魅力的で、とても完成度の高い作品、と響いてくる。

初めてアルバムを通して聴いた感想は、「全体としてすばらしいが、びっくりするほどすごい曲は2、3曲ぐらい。他は意外と平凡に聴こえる。」というものだった。

シングル候補になりそうなのは『Find My Way』ぐらいかなと思っていたが、アルバム発売直後にプロモビデオがリリースされたのがこの曲だったので、公式ではなくても『Find My Way』はシングルに近い扱いを受けている曲と考えてよいと思われる。

あとは1曲目の『Long Tailed Winter Bird』と、ラストの『Winter Bird/When Winter Comes』。これら3曲は即座に僕の「ベスト・オブ・ポール・マッカートニー」のリストに載ってしまうほどの高い評価を与えたい(ちょっと早いけど)。

逆にいえば、これら3曲だけのためでもアルバムを買う価値はあると思う。天才ポール・マッカートニーの類い稀なる音楽センスを十二分に感じることのできる作品だ。

残りの8曲については、今後さらに深く聴き込んでゆくことで評価がアップ、ダウンしそうなので今はまだコメントしないことにしたい。


一つ特別嬉しかったのは、全体を通してポールのヴォーカルがかなり改善していると感じられたことだ。

やはりコロナによる活動自粛、特にコンサート活動をストップしたことはポールの喉によい影響を与えたと思われる。

その影響によるものなのかどうかはわからないが、ポールにしては珍しくファルセットを多用している。しかも、どれも非常に効果的である。

これなら養生すればポールのヴォーカルはまだまだ改善する可能性がある。次のアルバムはさらに楽しみだし、あと3枚ぐらいはフルアルバムが期待できるのではないか?と個人的には思ってしまったしだい。

僕の中では『マッカートニーⅡ』よりは遥かによい出来であると思う。『Ⅰ』との比較はまだ時間をかけたいとは思うが・・・。

売れ行きもなかなかのもので、アマゾンの総合ランキングでも10位前後で推移している。ミュージック総合で10位というのはすごいことだ。ちなみに洋楽部門では1位である。これはひょっとして全米チャート連続1位の可能性も出てきたかな??

『Find My Way』の公式プロモ映像はこちら
https://www.youtube.com/watch?v=2oSmP3GtOBk


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ビートルズゆかりの地を巡る

今日の1曲:『19のままさ』/浜田省吾

なんと便利で幸せな世の中になったものだと思う。

インターネットのおかげで、日本に居ながらにしてビートルズゆかりの地を巡る旅ができるのだから。

というのも、YouTubeでとてもすばらしい動画を見つけたからだ。

内容を簡単に説明すると、ビートルズがかつて写真を撮った場所に実際に足を運んで、現在の場所とビートルズの写真とを重ね合わせるという試みである。

誰がやったかは知らないが、外国に行くのが苦手な僕などにとっては本当に有難い仕事である。おかげさまで、僕はすっかりリバプールに行った気分になってしまった(笑)。それどころか、この年になって初めてビートルズの生い立ちや、デビューまでに歩んだ軌跡をかなり詳しく知ることができた。(というのも、僕はビートルズ関係の本をほとんど読んだことがないからだ)

特に印象に残ったのが、ジョンがミミおばさんと住んでいた家が思っていたよりずっと立派な家であったこと。それから全体を通して感じたことは、ビートルズ4人が放つ圧倒的なオーラである。たとえば、そこがどんなにくだらない、何の変哲もない場所であったとしても、彼らがそこにいるだけで周囲の空気が変わり、まるで絵画のように1枚の写真として成立してしまうのだ。これは本当に驚くべきことである。

実際動画に出てくる場所や、風景、建物などはほんとうにあっけないほどに普通の場所ばかりなのである。まさに「彼らがいるだけで」そこは特別な場所に変容したのである。

では、ゆっくりとご覧ください。(Part2以降もあり)

The Beatles sites in Liverpool "with the Beatles". Part 1

12月18日発売
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今日の1曲:『19のままさ』/浜田省吾
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テイラー・スウィフトが嫌いな人に告ぐ!

今日の1曲:『イエス・イット・イズ』/ビートルズ

テイラー・スウィフトが嫌いな人に告ぐ!って、オレか・・・(笑)。そう、この記事は他でもない自分に対する記事でもある。つまりそれぐらい衝撃的な出来事が起こってしまったということなのだ。

テイラー・スウィフトといえば、まともに聴こうと思った事もないくせに、ヴィジュアル先行でたいして中身のないアーティスト・・・ぐらいに自分の中ではレッテル貼りをしていた。いずれにしろ、現代の何千、何万というクソみたいな音楽の中の一つだと勝手に決めつけていた(笑)。

だが自分は完全に間違っていた。それは今年7月に発売された『フォークロア/Folklore』を聴いたときから始まった・・・。

1曲目から目がテンである。えっ!なんじゃ、これ、これがテイラー・スウィフト?ウソでしょう、という感じだった。とにかく完全に期待を裏切られた。もちろんよい意味で。

ピアノ、ギターを基調としたシンプルで、落ち着いた透明感のあるサウンド。しかもアルバム全体に統一感がある。そして、アルバム1枚をぶっ通しで聴きたいと思ってしまう。しかも何度も繰り返し・・・。こんな気持ちになったのは何年ぶりだろうか。

まったくグウの音も出ないとはこのことだ。こんなすばらしいサウンドを作られたら、それが誰であれ僕はただ称賛するしかない。ごめんなさいテイラー・スウィフト、あなたの才能、実力にただただ降参です。『フォークロア/Folklore』は世紀の傑作である。このアルバムは彼女の以前からのファンにも大変な驚きをもって迎えられているという。ああ、そうでしょうとも!(笑)

フォークロア -スペシャル・エディション



しかし、この話にはまだ続きがある。なんと、この12月に『フォークロア/Folklore』に続くニューアルバムが発売されたのだ。タイトルは『evermore』。この間なんとたった5か月間!!お前はビートルズか!(笑)しかも、その内容は『フォークロア/Folklore』の姉妹アルバム、または双子アルバムと呼んで差し支えないほど同じ路線を踏襲したものとなっている。つまり、『Folklore』を好きになった人は間違いなくこちらのアルバムも好きになれるだろうということだ。

evermore


『フォークロア/Folklore』と『evermore』は共にジャンルを超えた名盤として語り継がれるであろう。『マッカートニーⅢ』発売まで、僕はこの2枚のアルバムにどっぷりと浸かってみるつもりだ。ああ音楽ってなんてすばらしい。

今日の1曲:『イエス・イット・イズ』/ビートルズ
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マッカートニーⅢ 今日のひとりごと(5)

今日の1曲:『99』/TOTO

マッカートニーⅢ発売前の「ひとりごと」も今回で最終回になる。

とにかく今はただしみじみと「時の流れ」というものを感じている。

『マッカートニー』が発売されたのが1970年。僕は7才だった。未だビートルズやポールの存在すら知らない、僕は平凡な小学1年生だった。だから、僕はこのアルバムの発売当時の状況は知らない。だが、『マッカートニー』がビートルズ解散というファンにとっては驚天動地の出来事のさなかに発表されたアルバムであるということは伝説のように伝え聞いている。

ある意味世の中が変わる大きなターニングポイントの中でこのアルバムは発売されたと言えるのかもしれない。


『マッカートニーⅡ』が1980年に発売されたとき、僕は17才の高校生だった。

このときの状況はかなりはっきりと覚えている。なぜなら、このアルバムが発売される直前に、ポールは大麻所持により羽田空港で逮捕され、ウイングス初の日本公演がすべてキャンセルされてしまったからである。

夢にまで見たウイングスの日本公演。だがポールは僕たちファンを裏切り、日本公演はもう二度と実現不可能になってしまったのだった(少なくとも当時は「もう二度とない」というのが一致した見方だった)。日々ビートルズとポールの音楽漬けだった当時の僕は、完全に打ちのめされていた。僕がポールの事を恨んだのは後にも先にもこのときだけである。

そんな落胆と絶望の日々の中で、まったく予期せずポンと届けられたのが『マッカートニーⅡ』であった。このアルバムはある意味ポールが逮捕による謹慎のさなかに作られたアルバムだった。ポールは時間を持て余し、文字通り「ロックダウン」されていたのだ。

1980年当時を振り返ると、ビートルズのメンバーの中では、ポールが孤軍奮闘していたという感じだった。ジョンは完全に活動を休止していたし、ジョージとリンゴも定期的にアルバムを発売してはいたものの、その活動は極めて地味なものであった。

ただ一人ポールだけが現役感たっぷりの活動を続けていたのだった。彼は依然としてスーパースターだった。

だがポールは日本での逮捕で大きく評判を落とし、短期間で制作・発売された『マッカートニーⅡ』はそれまでの彼のアルバムに比べ中途半端で未完成な印象を与えるものだった。「ポールは大丈夫か?」そんな不安が僕の脳裏をよぎった。

しかし、そんなファンの不安を一発で払拭したのがジョン・レノンの復活だった。ファンの心に大きな灯りがともった。

「ジョンが帰ってくる!」

そのニュースは瞬く間に世界中を駆け巡った。ジョンがニューヨークでレコーディングをしている・・・。そして1980年10月、『ダブル・ファンタジー』が発売された。アルバムはすぐに世界中でNo.1になった。ジョンの日本公演の噂、ビートルズ再結成の噂が流れた。僕たちファンは色めき立った。

しかし、1980年12月8日・・・ジョンはあまりにも突然に二度と帰らぬ人となってしまった。僕たちファンは再び奈落の底へ叩き落された。

一つの時代が終わったと言われた。1980年という年は、またしても大きなターニングポイントとなったのだ。


そして、2020年の『マッカートニーⅢ』

なんという偶然だろう。2020年の今年は、1970年、1980年のとき以上に大きなターニングポイントであると僕は感じている。

コロナウィルス、そしてアメリカ大統領選挙。そして、もっと大きなものがそれらの背後に見え隠れしている。

2021年以降が輝ける未来となるのか、深い闇に包まれるのかは、「今この時」に鍵があると思う。僕も人類の一人として、アメリカ国内の動静には常に注意を払ってゆきたいと思う。なぜなら、それが我が国日本の未来とも大いに関係していると思うからだ。

だが、ポールの音楽は僕にとって常に癒しと、自由と、愛と、生きる喜びに繋がっている。2020年の今、彼の新作が聴けるという幸運に感謝しよう。それは神からの贈り物だ。

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マッカートニーⅢ 今日のひとりごと(4)

今日の1曲:『長い夜』/シカゴ

『マッカートニーⅢ』に関して何か気の利いた記事を期待してこのブログに来てくださる読者の方々には申しわけないのだが、僕は今このニューアルバムについての情報をできるかぎり排除しながら日々を過ごしている。(あと10日のガマンなのだ!)

というのも、この便利なネット社会のおかげで、アルバム発売前にホンモノの「音源」を含めてほとんどあらゆる情報がネット上にリークされているからだ。その情報量の多さといったら、インターネットが存在しなかった時代の数百倍といっても過言ではないだろう。おかげで、実際にアルバムを手にして、レコードに針を落とす瞬間(死語ですね~、笑)の感動が今ではすっかり薄れてしまった、というかほとんど忘れてしまったのだった(笑)。

だが、あの感動、ドキドキ感は何ものにも代えがたい宝物であった・・・。ましてや発売されるアルバムがポールの新作ともなれば・・・。

ということで、僕はアルバムに関する情報をできるかぎりシャットアウトすることに決めたのである。

幸い忙しい日々を過ごしているうちに、12月18日の発売日は僕の予想を超えて早く近づきつつある。実のところ、今はアメリカで起こっていることを追いかけているだけで瞬く間に時間が過ぎてゆくといった印象だ。

来年はひょっとしたら大変な年になるかもしれない・・・。

今という時が僕たちにとっていかに平和で、幸せで、恵まれている時代であるかを僕は今しみじみと噛みしめている。

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※CDに関してはボーナストラック4曲入りのこれで決まりだろうか?いつもながら後出しジャンケンありがとうございます(笑)
マッカートニーIII スペシャル・エディション (限定盤)(SHM-CD)/国内盤(アマゾン)

マッカートニーⅢ 輸入盤(アマゾン)

マッカートニーⅢ(アマゾン・デジタルミュージック)

マッカートニーⅢ 国内盤(HMV)icon ※ボーナストラック4曲収録

マッカートニーⅢ 輸入盤(HMV)
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今日の1曲:『長い夜』/シカゴ
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マッカートニーⅢ 今日のひとりごと(3)

今日の1曲:『ブラウン・シュガー』/ローリング・ストーンズ

マッカートニーⅢの発売日が1週間後ろにずれて12月18日になったそうな・・・。

最初の興奮はどこへやら、今やかなりシラケた状態で発売を待っている管理人です(笑)。

発売日が後ろにずれた理由は特にアナウンスはされていないようだが、おそらくコロナ関係で製造が遅れていることが原因であると想像している。まあ、ここまで来たら一週間ぐらいはどうでもよいが・・・。

そんな事より、もっと大きな問題はマッカートニーⅢのバージョン違いが新たに発表になったことである。

詳細は以下のリンクを参照していただくとして、僕はこのやり方にはかなり怒りを覚えているのである。正直言って、またやってくれましたか、という感じなのだ。

https://store.universal-music.co.jp/artist/paul-mccartney/?s13=20201218&stock=0#itemTitle


というのも、ここ数年のポールのレコードの売り方がどうも解せないのである。

たとえば、『NEW』や『エジプト・ステーション』などは発売後しばらくしてから「~エディション」と称してボーナストラック付きの完全版を発表したり、当初は価格的にはリーズナブルだったアーカイヴ・コレクションの値段が突如跳ね上がったり、またその流れに便乗するかのように日本の公式代理店ともいえるユニヴァーサル・ミュージック・ジャパンでさらに輪をかけて価格を上乗せするなど・・・。過去40年以上ポールを追いかけてきたファンとしては、まったく信じられないような儲け主義が横行してるからである。

ポール・マッカートニーという人は、古今東西の大物アーティストたちの中では、比較的商業主義には乗らない、あくまでも作品の質で勝負する、ファンに無駄な金を使わせない、どちらかといえば良心的なアーティストの部類であると僕はずっとずっと思ってきた。それはビートルズ時代から首尾一貫していると僕は思い続けてきた。

だが、ここ10年ほどはその良いイメージが大きく変わってきているように僕には感じられるのだ。それはレコード販売についてだけではなく、コンサートチケットの価格についても同じようなことが言えると思う。

つまり、はっきり言わせてもらうと、残念なことに、ここ10年ほどの間にポールは商業主義の傾向がかなり強まってきたということなのだ。

これは長年ポールを応援してきたファンとしては非常に悲しい現実であると言わざるを得ない。

敢えてここは愛を込めて、「ポール晩節を汚すなかれ」と一言いっておきたい。だって、今さら金儲けしてどうすんのよ?


さて、気を取り直してと(笑)

今回新たに発表になった4種のカラーバージョンの各CDにはそれぞれ違う曲のデモバージョンが収録されているのだという。そして、Tシャツ、ダイス、マスク、帽子がセットになったバージョンは各15000円という価格設定だ。

ただジャケットの色が違うというだけで、そして別のデモが1曲?入っているというだけで4種のバージョンすべてを買うというファンもきっといることだろう。しかし、これでは握手券を同封して売り上げを爆発的に増やした某アイドルグループの商法と基本的には何も変わらないではないか。少なくとも僕は乗るつもりはないね~。

いずれにしろ、これは明らかにこれまでのポールのやり方、考え方とは違う動きであることだけはたしかである。

とはいえ、まあ僕のこういった懸念の数々も、結局は作品の質がどうであるか?ということですべてが決まってくるであろうと思う。

なんだかんだ言っても、作品自体が圧倒的にすばらしいものであれば、どんな売り方をしようともそれはほんの些細な事に成り下がってしまうものなのだから。

ということで、マッカートニーⅢは僕のすべての懸念を吹き飛ばしてくれるような作品であることを期待したい。

マッカートニーⅢ 輸入盤(アマゾン)

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マッカートニーⅢ 国内盤(HMV)
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今日の1曲:『ブラウン・シュガー』/ローリング・ストーンズ
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トラベリング・ウィルベリーズのドキュメンタリー

今日の1曲:『ハンドル・ウィズ・ケア』/トラベリング・ウィルベリーズ

僕たちは20世紀のロック史に刻まれた奇跡の一つを目撃した。それがトラベリング・ウィルベリーズというスーパーグループの登場であった。

ジョージ・ハリスン
ボブ・ディラン
ロイ・オービソン
ジェフ・リン
トム・ペティ

ビートルズファンからすれば、ただジョージとボブ・ディランの共演、共作というだけでも大変な事件であったわけだが、そこにさらに3人の大物が加わったのだから、すごいグループにならないはずがない。結果的に彼らは2枚のすばらしいアルバムを残してくれた。これらの作品は人類にとって永遠の宝物となるであろう。

さて、そのトラベリング・ウィルベリーズのすばらしいドキュメンタリー映像をYouTubeで見つけたので読者の皆さんとシェアしておこうと思う。ビートルズファンにとっては特にジョージの生き生きとした表情が涙ものである。



それにしてもジョージ・ハリスンという人の圧倒的な存在感には改めて驚かされる。

ビートルズでは長い間ジョンとポールの陰に隠れていた印象の強いジョージだが、このトラベリング・ウィルベリーズではあのボブ・ディランでさえも霞んでしまうほどの特別な威光を放っているように見える。・・・ということは・・・、ジョンとポールというのは本当に超弩級の化け物、モンスターであったのだなと逆説的に思う。そして、1つのグループにジョン、ポール、ジョージの3人がいたというのは、しかも彼らがリバプールという片田舎の町の近所に同時に住んでいたというのは、本当に確率的にはあり得ないほどの奇跡であったと思う。あれは神のいたずらだったのだ・・・。

そう考えれば、トラベリング・ウィルベリーズも、もう一つの神のいたずらだったのだと思えなくもない。

今日の1曲:『ハンドル・ウィズ・ケア』/トラベリング・ウィルベリーズ
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マッカートニーⅢ 今日のひとりごと(2)

今日の1曲:『追憶』/バーブラ・ストライサンド

衝撃の発表から2週間・・・しかしながら『マッカートニーⅢ』のどのバージョンを買おうかと未だ迷っている人も多いのではないかと思う。かく言う僕もその1人である。

というのも、今わかっているだけでも黒、赤、白、緑、黄の5つのカラーが存在することになっているからだ(アナログ盤を含む)。

といっても、僕自身はレアものとか、バージョンの違いなどにはまったく無頓着な人間なので「ああ、そうですか」で終わりなのだが、今回はコレクターにはなかなか頭の痛い話だと思う。

なぜなら、今回は通常盤の「黒」以外のバージョンが、どれも非常に数量が限られた本当に希少価値のあるものばかりのようだからである。

よって、黒以外のバージョンはアナログ盤の「赤」以外はすで海外だけで売り切れたとの噂さえある。それにアマゾンではCDについては未だ国内盤さえアップされていない状況である(11/4現在海外盤のみ)。

というわけで、僕自身はいわゆる通常盤の黒を買うことにほぼ決定なのだが、なにしろ本命のアマゾンで未だに国内盤がアップされていない、という状況が少しだけ気にかかる・・・。でも、いつまでも悩んでいても仕方がないからねぇ~。というわけで、今回はアマゾンで海外盤を予約した(笑)。値段も2213円とリーズナブルだ。昨今のアーカイヴシリーズが超高値なのでずいぶんと安く感じるよね(笑)。

マッカートニーⅢ 輸入盤(アマゾン)

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今日の1曲:『追憶』/バーブラ・ストライサンド
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マッカートニーⅢ 今日のひとりごと(1)

今日の1曲:『ハング・オン・トゥー・ユア・ラヴ』/シャーデー

1970年の『マッカートニー』発売から50年、1980年の『マッカートニーⅡ』発売から40年ということで、『マッカートニーⅢ』に対するファンの期待はいやがおうにも高まってしまうのである。僕自身最初このニュースを聞いたときは本当にびっくりしたし、期待と胸の高まりをどうにも抑えることができなかった。

だが、慌ててはいけない。ファンのサガとしてはどうしても歴史的名盤の登場を期待してしまうのであるが、過度の期待は禁物である。なぜなら、『マッカートニーⅢ』というアルバムはポール自身が語っているように、初めから1枚のアルバムにしようと意図して作られたアルバムではないからである。

ポールはただコロナウィルスの影響でコンサートや、ほとんどの仕事をキャンセルせざるを得ない状況に置かれ、サセックスの自宅に引きこもらざるを得なくなった・・・。そして、有り余る時間の中で、自宅スタジオにて未完成だったいくつかの仕事に手を付け始める。すると思いのほかスタジオワークが楽しくなり、自発的に気の向くままに新曲を作り、レコーディングを始める流れに自然となったというのだ・・・。だが、ここで覚えておくべきことは、ポールは最初からアルバムを作ろうなどという意図はまったくなく、1枚のアルバムとしてまとめてみようと思ったのは、あくまでも作業の最終段階になってからだった、ということである。

驚くなかれ、ポールは本当に『マッカートニーⅢ』を自分が作ることになるだろうとは思っていなかったのである。

その理由として、ポールはファイヤーマン・プロジェクトに代表されるような自発的で、実験的で、セールスを考慮しないアルバムをこれまでに何枚も作ってきたからだと語った。

なるほど、そういえばそうである。たとえば『エレクトリック・アーギュメンツ』のようなアルバムは『マッカートニーⅢ』というタイトルで発売したとしても、それはそれで納得できるような内容であった。

だから、ファンの期待とは裏腹に、ポール自身の中では『マッカートニーⅢ』制作の構想はそもそも初めからなかったということなのだ。

これが一つ・・・。そして、もう一つは、予想に反して今回ポールはほとんどの曲を新たに書き下ろしたということである。僕が最初『マッカートニーⅢ』の知らせを聞いたとき、僕の頭に浮かんだのは、ポールがこれまでに未発表、未完成のまま残されていた曲を整理し、あるいは録音し直して、1枚のアルバムにまとめるのではないかということだった。というのも、新曲をたくさん書くにはそれなりの時間が必要だろうと思ったからである。

しかし、最近のインタビューで、ポールは2、3の例外を除いて、ほとんどの曲が新曲であると語っている。なんとポールはすべての曲をたった一人で歌い、演奏し、録音し、その上10曲近くの曲を新たに書き下ろして、たった9週間でこのアルバムを仕上げたのである。

衰えぬ才能と創作意欲にはただただ驚くのみであるが、反面たった9週間で真に名盤と呼べるような作品がいとも簡単に作れるものなのかどうか・・・。しかも、制作の全工程がほぼポール単独で、となると、たとえポールほどの天才といえどもそれほど簡単ではないのではないか・・・素直にそう思ってしまうのである。

以上の状況から判断すると、『マッカートニーⅢ』に『バンド・オン・ザ・ラン』や『ヴィーナス・アンド・マース』、『タッグ・オブ・ウォー』等の名盤に匹敵するような内容を期待すること自体がそもそも間違いであることがわかる。

ゆえに『マッカートニーⅢ』とは、世間の期待や評判などはまったく気にかけずに、ポールがただ楽しんで、自分が好きな事だけを好きなようにやった。それをただ録音しただけのアルバム、と考えたほうが健全ではないかと思えるようになった。つまりこのアルバムは汚いビジネスの世界とはまったく無縁の、たとえて言うなら、ポールのプライベートな日記帳を僕たちファンのために公開してくれるような、そんな作品なのである。

だから本当にポールのことが好きな人だけがこのアルバムを買えばいいのだ。僕もチャート1位などと大それたことを言うのは今回はやめにしようと思う(笑)。

マッカートニーⅢ 輸入盤(アマゾン)

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今日の1曲:『ハング・オン・トゥー・ユア・ラヴ』/シャーデー
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マッカートニーⅢ続報

今日の1曲:『恋するふたり』/ニック・ロウ

衝撃のニュースからまだ実質3日も経っていないのだが、『マッカートニーⅢ』発売の知らせは世界中で大きな驚きと、期待をもって受け止められている。公式のアルバムトレーラー動画はすでにYouTubeで27万回再生を数え、高評価1.8万人に対し、低評価はわずかに105人だ。10/23現在、YouTube急上昇ランクの28位にも入っている。これから発売日の12月11日にかけて、さらに大きな波がやってくるであろう。少し話題が先行しすぎという気がしないでもないが、この話題性も最近のポールにはなかったこと。これはこれでよいのではないだろうか。

何回観てもワクワクしてしまう予告編だ
Paul McCartney - McCartney III (Official Album Trailer)


さて、アルバムについてさらにいくつか情報が入ったので、以前の情報と合わせて以下にまとめておこう。
・タイトルは『マッカートニーⅢ』、発売日は2020年12月11日。
・収録曲は11曲(ボーナストラック等が存在するかどうかは不明)。
・本作はコロナウィルスによるロックダウン期間中に製作された。
・アルバムの制作期間は約9週間。
・Ⅰ、Ⅱと同じく、全曲作詞・作曲、演奏、アレンジ、録音、プロデュースはポール・マッカートニー。
・アルバムはイギリス、サセックスの自宅スタジオでで制作された。制作期間中、ポールは娘メアリー夫婦と4人の孫たちと一緒に暮らしていた。昼はスタジオ、そして夜はメアリーの家族たちと過ごす生活。つまり今回も完全なるホームメイドアルバムである。
・ジャケットの色は黒、赤、青、緑、黄など、数種類ある模様。
・写真家でもある娘メアリーは今回アルバム用の写真撮影やアートワークにも参加した。
・『マッカートニーⅡ』以降、ポールは『マッカートニーⅢ』を作ろうと思ったことは一度もなかったという。このアルバムはロックダウン期間中にポールが「ただ遊びで」スタジオワークを続けていたら、いつの間にか曲がたまってゆき、自然と1枚のアルバムにしようという考えに行き着いたのだという。
ポール:「最初ほんの一瞬たりとも、これを1枚のアルバムにしようという考えはなかったよ」

さて、アルバムの出来やいかに?

マッカートニーⅢ 輸入盤(アマゾン)

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今日の1曲:『恋するふたり』/ニック・ロウ
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『マッカートニー』と『マッカートニーⅡ』を振り返る

今日の1曲:『アンティシペイション』/カーリー・サイモン

さて、めでたく『マッカートニーⅢ』が発売されるとなれば、当然『マッカートニー』、『マッカートニーⅡ』についても改めておさらいしておきたくなるものである。

ということで、今日は上記2枚のアルバムについて僕自身の体験とか、評価等々について思いつくままに書いてみたい。

残念ながら『マッカートニー』については僕はリアルタイム世代ではないのだが(発売当時7才)、『マッカートニーⅡ』についてはもうすでにビートルズ、ポールにどっぷりと浸かっていた高校生だったから、当時のことはとてもよく覚えている。

なにしろ、当時のウイングスというのはその前の『バック・トゥ・ジ・エッグ』がセールス的に今ひとつ振るわず(全英6位、全米8位)、ポールファンとしては当然巻き返しを期待していたという時期であった。「巻き返し」というのは当時のポールならば当たり前のようにチャート1位を奪取するという意味である。つまり、ポールのことだから、僕は『マッカートニーⅡ』がアッと驚くような名盤になることを期待していたのである。

その期待といったら、それはすごいものであった。

なにしろ、ポールは70年代に次々とアルバムをチャート1位に送り込み、ウイングスとして全米ツアーを大成功させたあと、1977年にはシングル『夢の旅人』が本国イギリスだけで200万枚以上という史上最高の売り上げを記録していた。そのあとに発売されたアルバム『ロンドン・タウン』はディスコブームに押されながらも全米2位を記録(シングルの『幸せの予感』は全米1位)。まだまだポールの勢いは衰えていなかった。

だから、1979年の『バック・トゥ・ジ・エッグ』で少々コケたことも、僕はまったく気にしていなかった(実際アルバム自体の出来もけっして悪いものではなかった)。とにかく、次のアルバムはまた1位になるだろうと固く信じていたのである。それぐらい、当時のポールの信頼度は極めて高かったのだ。

それゆえに、実際にアルバムを家に帰って初めて聴いたときの落胆ぶりといったら、それはなかった(笑)。

『マッカートニーⅡ』はチャート面では全英1位、全米3位と、いちおうカムバックを果たした形とはなったのだが、僕はまったく納得していなかった。若気の至りで、まだ右も左もわからぬ小僧だった僕は「ポールはこんなもんじゃない!」と一人怒っていたのである。

ゆえに第一印象があまりにも悪かったせいで、『マッカートニーⅡ』に対する僕自身の評価は、今でもポールの全作品の中でもかなり低い部類に入る(笑)。そして、当時の世間一般の評価もけっして良くはなかったと記憶している。

しかしながら、今ではこのアルバムはポールの作品の中でも、特異な地位を確立しているようなのだ。それは『テンポラリー・セクレタリー』に代表されるような、いわゆる「あまりポールらしくない曲」が時間の経過と共に再評価され、カルト的な人気を獲得しているというのである。

要するに、今となってはこのアルバムもポールの巨大な才能、音楽性を語る上では、けっして欠かすことのできない作品になったということだと思う。

それに、当時の僕は若さゆえにあまりにも真面目で深刻すぎた(笑)。いくらポール・マッカートニーといえども、肩の力を抜いて、気楽に、純粋に音楽を楽しんで作った作品が1枚や2枚あってもよいではないか。実際、そのような作品は広大なマッカートニーワールドを探索するときに、とても良いアクセントになってくれるのである。


順番が逆になってしまったが、では1作目の『マッカートニー』はどうだろうか?個人的な好き嫌いでいえば、僕は『マッカートニーⅠ』のほうが数倍好きである。今聴いてもとてもすばらしいアルバムだと思うし、極めてポールらしい作品だと思う。アルバムの音自体も、リマスター前の音はラフでバランスの悪さが目立ったものだが、リマスター後はまるで別物のように完成された音になった。このアルバムが基本的に4トラックのテープレコーダーで録音されたとは信じられないくらいである。
ゆえに、このアルバムも時間の経過と共に評価が上がってきているというが、それも当然の事だと思う。特に『恋することのもどかしさ』はビートルズ級の永遠の名曲である。


さあ、それでは『マッカートニーⅢ』はいったいどんなアルバムになるのだろうか?個人的な希望を言わせてもらうならば、僕はⅡよりもⅠのほうに近いアルバムになってくれることを願っている。しかし、たった45秒の公式トレーラー映像を観て僕が感じたものは、ⅠもⅡをも遥かに超えた「なんかすごいモノ」ということである。ひょっとしてやってくれましたか、ポールさん??もし、そうなったとしたら、僕たちはコロナに感謝しなくてはならないだろう(笑)。

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今日の1曲:『アンティシペイション』/カーリー・サイモン
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閉じ込められて〜マッカートニーIII

今日の1曲:『グッドナイト・プリンセス』/ポール・マッカートニー

メイド・イン・ロックダウン・・・これが『マッカートニーIII』に付けられたサブタイトルである。

もちろんロックダウンとはコロナウィルスの影響による〝lockdown“すなわち「封鎖」を意味しているのだが、ここは〝rockdown”と1文字変えているところがいかにもポールらしい。
それはひょっとしたらロックがダウンしている、つまりロックが死につつある現在を暗に示しているのかもしれない。

だが、ところがどっこい「ロックは死んでいないよ、僕がこの世にいる限りはね」と、ポールはこの新作『マッカートニーIII』で肩に力を入れず、自然体で僕たちファンに語りかけてくるのではないか・・・。僕にはなぜかそんか気がしているのである。

いつのまにか、僕はこのサブタイトルをいったい日本語ではどう訳すだろうか・・・とあれこれ考えていた。

きっと今ならばそのまま「メイド・イン・ロックダウン」とするのだろう。しかし、昔の邦題ならば「閉じ込められて」なんて変テコなタイトルにしたかもなぁ〜、なんて僕は考えていたのである(笑)。

閉じ込められて。でもヒマなので作っちゃいました、アルバム1枚ハイどうぞって、凄すぎるだろ!(笑)

『マッカートニー』よもやま話はまだまだ続きます。

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『マッカートニーⅢ』の知らせでメラメラと燃え上がるファン魂

今日の1曲:『フォープレイ』/フォープレイ

すでにお伝えしたとおり、ついについに『マッカートニーⅢ』の発売が現実となった(ジーン・・・涙)。

もうかれこれ40年以上もポールを追いかけてきたが、これほど嬉しいニュースは本当に久しぶりである。映画『ゲット・バック』の公開が丸1年も延期になったあとだけに、これは尚さら輪をかけてどうしようもなく嬉しいニュースである。もうとにかく僕は朝からザワザワと落ち着かない(笑)。何をしていても心ここにあらず、居ても立っても居られないといった感じなのだ。

今日22日の早朝にこのニュースを聞いてからというもの、僕の意識は突如として大きな幸福感に包まれている。

僕は昨日の夜から今朝にかけて夜勤で忙しく働いていたのだが、今日ばかりは忙しさなどなんのその。自分でもおかしくなるくらいにハイテンションのスイッチが入ってしまっていた。なにしろ、仕事でつらい局面に遭遇しても、『マッカートニーⅢ』の事を思い出すと、たちどころに元気が沸き上がってくるのだから(皆さんも試してみてね)。

なんという単純なオレ(笑)。しかし、こんな自分を観察してわかったことは、「オレはやっぱりポールが本当に好きなんだな」というあまりにも単純な事実であった。さすがにこんなときに自分の心を偽ることなどできはしない。メラメラと燃え上がるファン魂・・・それが自分の中に、まだこんなにもリアルに生きていたとは・・・。これは自分にとって一つの大きな発見であった。


当ブログで、「マッカートニーⅢはあるのか?」という記事を書いたのが9月27日。あれからもう1か月近くも経過していたから、「やっぱりないのかな?マッカートニーⅢ」と心の中でちょうど思っていたところだった。それだけに驚きと喜びもひとしおだった。ポールはまた一つ僕たちの夢を叶えてくれたのだ。まずは本当にありがとうポールと言いたい。

さて、それでは現時点で入っている情報をまとめておこう。
・タイトルは『マッカートニーⅢ』、発売日は2020年12月11日。
・収録曲は11曲(ボーナストラック等が存在するかどうかは不明)。
・Ⅰ、Ⅱと同じく、全曲作詞・作曲、演奏、アレンジ、録音、プロデュースはポール・マッカートニー。
・レコーディングは自宅スタジオと思われる。
・本作はコロナウィルスによるロックダウン期間中に製作された(2020年初め~夏あたりか?)
・ジャケットの色は数種類ある模様。

前作『エジプト・ステーション』はよかった。だが、僕にはポールにしては何かが足りないと感じていた。贅沢な話だが、あのアルバムはまとまりすぎていた。ポールにしては、なんとなく作った感があった・・・。

あえて言えば「天才のきらめき」があまり感じられなかったのだ。だから、自分でもびっくりしていたのだが、僕は『エジプト・ステーション』をあまり聴いていなかった。その前の『NEW』のほうがずっと何回も何回も繰り返し、たくさん聴いていた。

そして、その理由が『マッカートニーⅢ』の短い公式トレーラー映像を観た瞬間にわかったのだ。「僕が求めていたのはこれだったのだ!」と。「これだ!これがポールだ!」と。

このアルバムはきっと彼の代表作の1枚になるにちがいない(まだ早いか・・・、笑)。

とにかく、ものすごく楽しみにしている。さらに続報を待て!

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マッカートニーⅢ(アマゾン・デジタルミュージック)

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今日の1曲:『フォープレイ』/フォープレイ
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ほんとにあったマッカートニーⅢ

今日の1曲:『YELL』/いきものがかり

いやぁ~、ほんとにありましたねぇ~、『マッカートニーⅢ』(まるでホラーだ、笑)。

しかも発売日まで噂通りの12月11日である。

これはすごいことになった。

今後、記事はまた改めてゆっくり書くことにして、まずは公式のトレーラー映像をご覧ください。



公開からたったの3時間で3万7千回も視聴されている。これから爆発的に視聴回数も増えることだろう。

たった45秒ほどの映像だが、僕は本当に久しぶりに胸がキュンキュンしてしまった(笑)。

『マッカートニーⅢ』はまちがいなく大ベストセラーになるであろう(という予感がする)。


アマゾンでは今のところ、デジタルミュージックのみで予約可能のようだが、そのうちCD関係もアップされるだろうと思う。
McCartney III

HMVでは国内盤、輸入盤の両方が予約可能
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マッカートニーⅢ 輸入盤(HMV)
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では、記事ものちほどゆっくりと。続報を待て!!

今日の1曲:『YELL』/いきものがかり
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ショーン・レノン、父について大いに語る

今日の1曲:『ザ・ムーン・イズ・ア・ハーシュ・ミストレス』/パット・メセニー&チャーリー・ヘイデン

ジョン・レノン生誕80周年ということで、各方面でジョンについて改めてクローズアップされているようであるが、これはよい事であると思う。僕自身も80周年を特に意識していたわけではないが、なんとなく導かれるようにして最近ジョンに関する記事が続いたりもした。

そんな中で、とりわけ僕の気を引いたのが、息子ショーンが司会を務めたラジオ番組である。

この番組はどうやらジョンの生誕80周年を記念して企画されたラジオショーのようだが、その内容がすごい。

なんと、この番組でショーンは父ジョン・レノンについて、3人の重要人物たちと文字通り腹を割って語り合っている。3人とはポール・マッカートニー、義兄ジュリアン・レノン、そして名付け親のエルトン・ジョンである。

何よりもまず、僕はこのメンツに腰を抜かさんばかりに驚いた。

まさに、この企画はジョンの死後40年も経た「今」だからこそできた企画であったのだと思う。

なにしろ40年といえば、ジョンが生きた年令とまったく同じ時間である。そう考えると、僕自身「あの悪夢のような瞬間から、ジョンが生きたのとまったく同じだけの時間を自分は生きてきたのか」と改めて大きな感慨がこみ上げてくるのである。

まったく幸いなことに、今もってポールとエルトンは健在。ジュリアンもショーンを大切な弟として、非常に親密な関係を維持していることを僕はこの番組を通じて確認することができた。そして、ほんとうに生きているとは幸せなことだと感じた。

「神も仏もないものか・・・」

あのときから時間が完全にストップしたままの、世界中の多くのファンたちにとっても、この番組はきっと深い癒しを与えてくれるだろうと思う。

それにしてもショーンの誠実で素直な人柄には好感が持てる。まるで失われた時間を取り戻そうとでもするかのように、ショーンはポール、エルトン、ジュリアンに「パパってどんな人だったの?」と、その言葉と言い回しを替えながら何度も何度も問いかけるのであった。なお、元々はこの番組はイギリスのBBCで放送されたものだが、ありがたいことにYouTubeできれいに編集されアップされている。ただ聴いているだけでも癒されるので、ぜひどうぞ。

パート1 エルトン・ジョン、ジュリアン・レノン


パート2 ジュリアン・レノン ポール・マッカートニー


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いろいろあったがSeikoフォーエバー

今日の1曲:モーツァルト『ピアノ協奏曲第20番二短調K.466 第一楽章』/ウラディミール・アシュケナージ フィルハーモニー管弦楽団

アマゾン・ミュージックの新作リストに松田聖子の『SEIKO MATSUDA 2020』というアルバムを見つけたので聴いてみた。

なんでもデビュー40周年記念の作品とのこと。

40年か・・・そういえば、松田聖子がデビューしたとき、僕は高校生だった。日本中が聖子ブームで沸き返る中、僕は当時洋楽に夢中で歌謡曲には見向きもしなかったけ・・・。

それでも松田聖子は移り変わりの激しい芸能界の荒波を乗り越え、皮肉でもなんでもなく今も「実力派アイドル」として頂点に君臨し続けていると思う。ウソだと思ったら、ぜひこのアルバムを聴いてみてほしい。昭和世代なら、皆聴き入ってしまうだろうから。

なぜだか安心して、ホッとして聴ける、そんな音楽がそこにある。

再生回数3億回を突破したというヨアソビの『夜に駆ける』もいいけれど、僕にはずっとこっちのほうがいい。


それにしても松田聖子も58才か・・・。

今でもカワイイし、キレイだし、頑張ってるよな~と素直に思う。いろいろあったけれど、松田聖子は日本音楽史上最強、最高のアイドルである。同世代として元気をもらえる一枚でした。

『SEIKO MATSUDA 2020』/松田聖子

今日の1曲:モーツァルト『ピアノ協奏曲第20番二短調K.466 第一楽章』/ウラディミール・アシュケナージ フィルハーモニー管弦楽団
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キョーコちゃんはどこへ

今日の1曲:『僕のコダクローム』/ポール・サイモン

9月24日の記事(ジョンとヨーコの『BED PEACE』)以降、なんとなく心に引っかかっていることがあった。

それは、ジョンとヨーコがベッドインの記者会見を行なっている間、ベッドの上で2人と一緒に映っていたヨーコの娘、キョーコちゃんはその後どうなってしまったのだろう?ということだった。

以前から何度もお伝えしている通り、僕はビートルズ4人の私生活に関しては特別な関心を払っていないから、今までそんな事は考えたこともなかったのだった。

しかし、あの映像を見てからというもの、僕は無性に彼女が大人になった姿を見てみたいと思うようになった。そして、人生を狂わされることなく、普通に成長してくれてたらいいのにな、などと漠然と考えていた。

そうしたら、彼女が映っている動画を運よく見つけてしまったのであった。

kyoko.png

なんとあのキョーコさんは立派に成人され、美しく素敵な女性になられていたのであった。

これにはびっくりしたと共に安心した。ああ、よかったと。彼女は1963年生まれ、現在57才である(僕と同い年でした、笑)。


ベッドイン後のキョーコさんに何が起こったのかを簡単に紹介しておこう。

ちなみにキョーコさんは、ヨーコさんの前夫、アンソニー・コックス氏との間にできた子供である。ベッドイン当時のキョーコちゃんは推定5、6才であったと思われる。

前夫アンソニー・コックス氏との離婚が成立した後、ヨーコさんはキョーコちゃんの親権を得るために法廷で争い、勝訴した。親権を得たのはヨーコさんだった。

ところがコックス氏はキョーコちゃんを連れて突然雲隠れしてしまうのである。2人がヨーコさんに連絡を取ったのはジョンの暗殺後の1度きりで、その後彼らはまたしても行方をくらましてしまう。

そして、この動画でも語られているが、1994年、なんとベッドインから25年もの歳月を経て、キョーコさんがヨーコさんに電話で直接連絡を取る。これにより、親子の絆は取り戻されたということだ。

この動画『The Real Yoko Ono 素顔のジョン&ヨーコ』を観て、またしても深く考えさせられてしまった。人間は皆誰しも多かれ少なかれ大変な苦労と悲しみを胸に抱えながら生きているものなのだと。特にヨーコさんのような人の人生を考えるとき、とりわけジョンが亡くなるまでの前半生は壮絶である。有名人、金持ちだからといっていい事ばかりではないし、目立たない一般人だからといって悪いことばかりというわけでもない。

要は与えられた環境の中で自分が「いかに生きるか」なのである。世に言う「成功者」も、「失敗者」も実は大きな意味ではあまり関係はないのだ。

The Real Yoko Ono (Part 1 of 6) 素顔のジョン&ヨーコ

今日の1曲:『僕のコダクローム』/ポール・サイモン
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マッカートニーⅢはあるのか?

今日の1曲:『ラブ・ストーリーは突然に』/小田和正

今ネット上では、今年『マッカートニーⅢ』が出るのではないか、というまことしやかな噂が飛び交っている。

中には発売日が12月11日であるという噂まである(笑)。もちろん公式アナウンスはされていないので慌てないように(笑)

しかし、もしもその噂が本当であるとしたら、僕たちは今年中にポールのニューアルバムが聴けるということになる。当然ファンにとっては間違いなく嬉しいニュースである。さてその真偽やいかに?


さて、ファンならば誰もが知っているとおり、『マッカートニー』と『マッカートニーⅡ』は、それぞれ1970年と1980年に発売されたポールマッカートニー のソロアルバムである。

これら2枚のアルバムに共通している特徴は、そのどちらもが「完全に」ポールが独力ですべてを作り上げた作品ということである。すなわち、作詞作曲はもちろん、すべての楽器演奏から、レコーディング、アレンジ、プロデュースに至るまで、すべてのプロセスをポールがたった一人で行なったアルバムということだ。

そして、上記に加えて、敢えてもう一つ顕著な特徴を挙げさせてもらうならば、それはその2枚の作品が「極めてプライベートな雰囲気を感じさせてくれる、手作り感たっぷりのホームメイドアルバム」ということであろう。

当時も今も世界最高のプロフェッショナルなクリエイターであり続けているポールが、あえて小難しい技巧や最新テクノロジーにはこだわらず、愚直なまでにシンプルに、そして自らの感性だけを頼りに、自由気ままに楽しんで作ったのが『マッカートニー』と『マッカートニーⅡ』という作品であった。

それは例えて言うなら、超一流のシェフが、自宅で家族や子供たちのために作る家庭料理のようなものであろうか。

だが、なぜ今になって『マッカートニーⅢ』発売の噂が飛び出したのだろうか?

実は『マッカートニーⅢ』発売の噂が流れたのは今回が初めてのことではない。なんのことはない、『マッカートニーⅢ』の噂は、ファンの間では10年ごとにお決まりのように流布されてきた、いわばマッカートニー神話の一つなのである(笑)。

1970年に『マッカートニー』が、そして1980年に『マッカートニーⅡ』が発売されたがゆえに、過去少なくとも1990年、2000年、2010年の3回は『マッカートニーⅢ』の噂がファンの間で期待を込めて流されたのを僕は知っている。

だが、過去約40年もの長きに渡り、ポールはある意味僕たちファンの期待を裏切り続けてきたのだ(笑)。
 
だから、今回の噂も結局は単なる噂のままに終わり、何も起こらずに過ぎ去るであろう・・・というのがいちおう妥当な観測であるとは言えると思う。

しかし・・・しかしである。今回ばかりは少し状況が違うのだ。それは、他でもない現在世界中を覆い尽くしているコロナウイルスの影響である。

高齢のポールは、もう半年以上も外界とは隔絶した環境の中で、ほぼ家族と少数の人々だけにしか会わない生活を続けていると報道されている。

そう、現在のこの状況はビートルズの解散直後、家族と共にスコットランドの田舎に引きこもった時のポールの状況を想起させる。

つまり、間違いなく現在のポールは、いやおうなしに自己と向き合うような生活を続けていると考えられるのだ。有り余るほどの時間を得たポールがやることといえば・・・それはファンの誰もが期待することであるに違いない。

だから、こと今年に限っては、ポールが個人的な楽しみで録りためておいた膨大な音源を整理して、楽しみながら良さそうなものだけをピックアップする作業をしたとしても全く驚くには当たらない・・・と思うのである。

というわけで、なんなら次なる本物の新作の繋ぎであってもいいから。僕は肩の力の抜けたホームメイドアルバム『マッカートニーⅢ』を歓迎する。

今日の1曲:『ラブ・ストーリーは突然に』/小田和正
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ジョンとヨーコの『BED PEACE』

今日の1曲:『ラムールは貴方のよう』/ケイト・ブッシュ

1969年3月にジョンとヨーコは結婚し、彼らの新婚旅行を利用して「平和」を世界に訴える方法はないかと考えた。

そして行われたのが有名な「ベッド・イン」である。ビートルズのファンであれば誰でも1度は聞いたことがあるだろう。

このときの模様は撮影され、『ベッド・ピース(BED PEACE)』というドキュメンタリー映画にもなったが、この映画が現在YouTube等で無料で公開されていることを知った。今となっては人類史に残る貴重な1ページであり、偉業であると思う。今こそ私たち一人一人が「見るべき」映画であるとも思う。


このドキュメンタリー映画、僕自身は遠い昔にビートルズのフィルムコンサート(死語ですね、笑)で観た覚えがある。だが当時はわけもわからず、「どうでもいいけど、ジョンもヨーコもなんだか面倒くさいことをやっているなぁ」ぐらいにしか感じていなかった。つまるところ、僕はビートルズの音楽以外には興味がなかったのである。

しかし、今50才を過ぎてから改めてこのフィルムを観ると、様々な思いが湧き上がってきた。

まず、自分たちの新婚旅行を、世界に平和を訴えるために利用しようというその発想・・・。その発想自体があまりにも凄すぎる。利己的な人間にはけっしてできない行動である。

普通は新婚旅行といえば、「誰にも邪魔されずに二人だけの時間を過ごしたい」というのがごくごく当たり前の考え方であろう。それをわざわざマスコミ関係者等を自分たちの部屋に招き入れて、平和について熱く語り合おう、というのである。

まずはその出発点からして一般人とはレベルが違いすぎる。30才いくかいかないかの年令でこの境涯、この志の高さにはとにかく驚くしかない。

そして、この平和活動をバックから強力にあと押ししたのは、紛れもなくヨーコさんであった。彼女の存在なくして、ジョンの平和活動はけっして語ることができない。

しかし、なんという女性だろう。1960年代に、こんなにも、なんのためらいもなく自己主張のできる日本人が存在したとは。その超然とした姿、立ち振る舞いに僕はただ単純に感動を覚える。そして心の底から尊敬する。あの時代に、英語で欧米人と完全に対等に渡り合っている。その姿は性別を超えてある意味「真のサムライ」と呼んでもいいのではないかと思えるほどだ。2020年の現在でさえ、日本人でオノ・ヨーコを超える強烈な個性は現れていないと思う。日本人という枠には入りきれなかった真の国際人、その先駆者、それがオノ・ヨーコさんという人だったのだろう。



そんな女性をあのジョン・レノンが見つけ出し、パートナーとして選んだというのも、偶然を超えた深い縁を感じさせる。


ところで、二人の精神を今私たちは受け継ぐことができているだろうか?

答えは残念ながら「ノー」ではないだろうか。

この映画を観て、ジョンとヨーコがたった二人で起こした革命を今一度思い起こし、私たち一人一人がその精神を後世に受け継いでゆかなくてはと強く思ったしだい。

ギミ・サム・トゥルース.(完全生産限定盤)(2SHM-CD+Blu-ray)

今日の1曲:『ラムールは貴方のよう』/ケイト・ブッシュ
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来たっ!映画『ゲット・バック』のオフィシャルブック(2)

今日の1曲:『ウォッチング・ザ・ホイールズ』/ジョン・レノン

映画『ゲット・バック』オフィシャルブックの発売がアナウンスされてから興奮が止まらない。

まず『レット・イット・ビー』関係の書籍というのは、過去多種多様なものが発売されているに違いなく、ひょっとしたらマニアにとってみればその内容はそれほど目新しいものではないのかもしれない、という思いがある。というのは、僕はファンでありながらビートルズ関係の本をほとんど読まないからなのだが(笑)、ともかく今回この本が『アンソロジー』以来のビートルズ・オフィシャルブックという認定を受けたことで、今後はこの本がスタンダードな解説書になってゆくことは間違いないだろう。

装丁や内容のすばらしさについてはすでに『アンソロジー』で確認済みであるから、その価格は別にしても安心して購入できる本にはなると思う。

それにしても、この本もさることながら、映画『レット・イット・ビー』のリメイク版である、ピーター・ジャクソン監督の映画『ゲット・バック』に対する期待は高まるばかりだ。

今回リメイク版の監督を務めたピーター・ジャクソンは、『ロード・オブ・ザ・リング』3部作で世界的な成功を収めた。特にこの3部作についてはうるさい映画マニアたちからの評価もすこぶる高いことで有名である。つまり現代の映画監督の中でも今や巨匠の一人と呼んで差し支えないほどの実力者である。

オリジナルの映画『レット・イット・ビー』の監督を務めたマイケル・リンゼイ・ホッグが映画監督としては目立った成功を収めていないことを考えれば、今回のリメイク版にピーター・ジャクソン監督を起用したことは、絶対的なプラス効果をもたらすであろうことは想像に難くない。

そして、ジャクソン監督がこの映画に賭ける意気込みは、以下彼の言葉から十分に伝わってくる。

「現在は『レット・イット・ビー』がビートルズの解散を象徴している、と一般的には考えられている。

それは神話のようなものだ。だが、真実は幾分異なっている。

『レット・イット・ビー』の真実の物語は、アップル社の保管庫に過去50年間封印され続けていたのだから。」


監督自身によるこの言葉は、映画『レット・イット・ビー』には「ある秘密」が隠されてきたことを意味している。

そして今回、その「秘密」が50年ぶりに明かされることになるのである。


して、その「秘密」とは・・・

それは映画『レット・イット・ビー』が当初の目的を外れて、いつの間にか一つのプロパガンダ映画へと移行してしまったという事実である。当時もはや解散が決定的になっていたビートルズにとって、この映画は営業的な側面からいえば「ビートルズ最後の映画」として大々的に売り出す必要があったのだ。つまり、解散の原因になりそうな部分だけを「意図的に」抜き出して、印象操作を行なったのである。

結果的にビートルズ解散の原因として映画の中に残されたものは・・・メンバー同士の仲たがいであり、意見の食い違いであり、ぎこちないヨーコの存在であり、ポールの性格の悪さ等々、であった。またその異常に暗い画面は、観る者すべてにビートルズ解散をいやおうなしに植え付ける効果を与えていた・・・。

こうして、単なるロックバンドのドキュメンタリー映画になるはずであった『レット・イット・ビー』は、解散という追い風を受けて一つの社会現象を巻き起こしたのである。当然映画とレコードは大ヒットした。ビートルズ自身の意志とは関係のないところで・・・。

というのが、僕個人の現在の解釈である(笑)。ゆえにこの映画によってビートルズの歴史は変わるのである。読者の皆さんはどのように考えられるだろうか?

それにしても、現代技術でリストアされたと思われるオフィシャルブック表紙の写真が明るいこと!

まるでオリジナル映画の陰鬱なイメージとは正反対である。果たして、この写真が映画『ゲット・バック』全体を象徴するような写真となるのかどうか??その答えは映画の中にある!!

The Beatles: Get Back (オフィシャルブック 英語) ハードカバー – 2021/8/31

今日の1曲:『ウォッチング・ザ・ホイールズ』/ジョン・レノン

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来たっ!映画『ゲット・バック』のオフィシャルブック(1)

今日の1曲:『イッツ・ユー』/スティーヴィー・ワンダー&ディオンヌ・ワーウィック

夏バテで死んでましたが、今日から再始動します(笑)。

2021年8月に公開が延期されていたビートルズの映画『ゲット・バック』のオフィシャルブック、言うなれば公式ガイドブックともいえる豪華本が2021年8月31日に発売されることが正式にアナウンスされた。

まだ1年も先の話とはいえ、ビートルズ関係では久々にワクワクするようなニュースである。ちなみにいわゆるビートルズ公式・公認のオフィシャルブックの発売は『ビートルズアンソロジー』以来だという。

公式のトレーラー映像は以下をご覧ください。


ちなみに映画『ゲット・バック』は、ビートルズの歴史、特に解散直前のバンドの状態がいかなるものであったのか・・・これが実際の未発表映像の数々によって大幅に修正が加えられる可能性を秘めた「ビートルズ最後にして最大のプロジェクト」であると僕自身は思っている(いや、確信している)。ポールは生きている間に重荷から解き放たれるのだ・・・。時は満ちた。

もちろんこのオフィシャルブックの中には今まで一度も公開されたことのない数多くの写真と共に、120時間を超えるレット・イット・ビーセッションで交わされたメンバーたちの主な会話までもが記録されているという。

2020年まで生きてきたからこそ味わえるこの幸せ・・・予約は早くもアマゾンからできる。

The Beatles: Get Back (オフィシャルブック 英語) ハードカバー – 2021/8/31


ジョン・レノン生誕80周年記念、ニュー・ベスト・アルバムも予約受付中!


今日の1曲:『イッツ・ユー』/スティーヴィー・ワンダー&ディオンヌ・ワーウィック

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日本の至宝 宇多田ヒカル

今日の1曲:『きらめきの序曲』/アバ

かつて天才少女の名を欲しいままにした宇多田ヒカルも、もう37才(オレも年を取るはずだ、笑)。その彼女もすっかり中年の域を迎え、ひと昔前であれば様々な面で劣化が感じられても不思議はないところなのだが、いやいや彼女にかぎっては輝く才能と美貌はいまだ健在である。いや、むしろそのオーラは年令と共に威力を増していると言っていいだろう。

その事実を実感させられたのがYouTubeで見つけた以下の2つの動画であった。

僕にとって若い頃は必ずしも好きなアーティストではなかった彼女だが、今回ばかりは感動を通り越して戦慄にも近い感情を抑えることができなかった。

こんなにすばらしいアーティストが実在する、この国日本とはなんと幸運な国なのだろうと僕は心の底から思ってしまった。そして自分が日本人であることを誇りに思った。僕たちは今なんというすばらしい時代を生きているのだろうと・・・。そんなことをリアルに感じさせてくれるアーティストというのは、そうそういるものではない。

さて、一つ目の動画は、以下の動画である。特に1曲目がすごすぎる。まさしく神(女神)が舞い降りている。ライヴでこのレベルのパフォーマンスができるアーティストというのは、世界中を探してもほんの一握りしかいないであろう。とにかく人間離れしているとしか言いようがない。まさに円熟の域に達した究極のパフォーマンスであり、完成されたひとつのエンターテイメント・ショーの姿がここにある。




二つ目の動画は、彼女自身が初監督を務めた『Goodbye Happiness』のミュージックビデオである。今から10年も前に製作されたこのビデオは、まるで現在の「Stay Home」の世界を予言するような内容となっている。が、そんなことはどうでもよくなってしまうくらい、宇多田ヒカルがどこまでも、とてつもなくキュートなのである。固定画面長回し一発撮り(たぶん)の中で繰り広げられる、めくるめくヒカルワールドは、観る者をこの世にいながらにして異次元の別世界へといざなってくれる。まさに日本の、そして世界の至宝である。宇多田ヒカル偉大なり。




『初恋』/宇多田ヒカル



今日の1曲:『きらめきの序曲』/アバ

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GQ Japanのインタビュー記事

今日の1曲:『ヒール・ザ・ペイン』/ジョージ・マイケル with ポール・マッカートニー

ファンならばもうすでに読んでいるかもしれないが、GQ Japanにポールの最新インタビュー記事が載っていたので共有します。リンクは以下です。

https://www.gqjapan.jp/culture/article/20200822-paul-maccartney-1

まず安心したのは、ポールがとても元気でいること。そして、予想していたとおり、ポールは現在の状況をとてもポジティブに捉えていて、家族といる時間を長く取ったり、レコーディングにより集中したりしているということだ。インタビューでも実際に未完成だった曲を何曲か仕上げたという話も出てくる。

これは楽しみになってきたぞ。

そういえば前作『エジプト・ステーション』が発売されてからもうすぐ2年になる。通常のポールのペースならば、まだまだ次のアルバムの発売までには時間がかかると考えるところなのだが、意外と次回作のリリースは早まったりするのかもしれない。いやきっとそうなるであろう(と信じていたい・・・)。

延期になってしまった映画『レット・イット・ビー』のリメイクだってあとたった1年後である。

こうなったら、ファンとしては『レット・イット・ビー』公開前に超強力なニューアルバムを発売してもらい、大きな盛り上がりの中で怒涛の『レット・イット・ビー』祭りへと一気になだれ込んでもらいたいと切に望むしだいだ。

なおGQのインタビューはまだ前編なので、後半も楽しみにしよう。

今日の1曲:『ヒール・ザ・ペイン』/ジョージ・マイケル with ポール・マッカートニー

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