ポールの歌詞を元にした自伝的著書 ”The Lyrics: 1956 to the Present”
ポールファンにとって非常に興味深い本が11月2日に発売される。
本のタイトルは”The Lyrics: 1956 to the Present”
日本語に直訳すれば『歌詞:1956年から現在へ』となる。
今までになかったような本になると思われるのだが、まずはポール本人のコメントから。
「自伝を書いてみてはどうかと、今までどれだけ尋ねられたことでしょう。しかし、ついぞ私にその時は訪れませんでした。家であれ外出先であれ、私が常にやってきたことの1つは新しい曲を書くことです。ある年齢になれば、日記を紐解いて、過去に起こった日々の出来事を思い出したいという人もいるでしょうが、私にはそのようなノートはありません。
私にあるのは私の歌であり、その数は数百にものぼります。そして、それらは私にとって日記とほぼ同じ目的を果たしてくれます。しかも、これらの曲は私の人生全体をカバーしているのです。」
この本の解説を読んでわかったのは、ポールがこの本のために154曲の歌詞をピックアップしたということ。そして、それぞれの歌詞が書かれた場所や、背景、そしてその歌詞にまつわるエピソードなどがポール自身の言葉によって綴られるということである。また関連する写真や、手紙、珍しい資料なども公開されるということだ。
これはおそらく今までにない試みであり、音楽家、そして作詞家としてのポール・マッカートニーを深く深く掘り下げる大変貴重な読み物、資料になるのではないかという印象を持った。まだ発売まで時間があるが、ぜひ購入を検討したいと思っている。
現在アマゾンではオンラインのKindle版(英語)のみがアップされている。どうやら本は2種類あって、一つは上下巻に分けられた完全版。もう一つは一冊にまとめられた統合版?のような感じである。
分冊版
一冊版
今日の1曲:『レット・ミー・リヴ』/クイーン
※アマゾン・ミュージック・アンリミテッド
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