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自分のブログを検索してみた

このブログを始めてからもうすぐ13年になる。

途中、休止期間があったり、やる気がなくなったりと(笑)、いろいろあったが僕の人生の中で唯一長期間継続できたものがこのポール・マッカートニーファンブログである。

13年もやっていると、相当読者数も増えてもよさそうなものなのだが、なかなかそうもいかない。

一時は1日500アクセスを超えるときもあったが、今は1日100アクセス前後で推移している。

ただ元々万人向けのブログではないと思っているので、数はたいして気にはしていない。

勝手気ままに好き放題書いているし、最近はネットビジネス関係の投稿もあったりするので毛嫌いする人もいるのではないかと思う(笑)。

ただ、ここで本音を言わせてもらうなら、ネットビジネス関係の記事は中途半端な読者をふるいにかける、いわば踏み絵のようなものになっていると思っている。

なので、逆に今は本当に僕の記事が読みたいと思う人だけが来てくださっていると思っている。

そういう人が全国に100人もいるのなら、僕はそれだけで十分に満足なのである。文句のある人は来なければよい。ただそれだけだ。

なので、これからも独断と偏見に満ちた記事をビシバシ書きますよ(笑)

(ついでに時々現れるネットビジネスの記事は、きちんと自分自身で体験し、結果が出たものだけを吟味して掲載していますので、それだけはご心配なく。僕自身がひどい案件に散々ダマされた口なので、とても人はダマせません。)


と、前置きが長くなってしまったが、このブログを検索エンジン(Google)で検索したらどうなるだろうかと思い、やってみた結果が以下である。

まずは「ポールマッカートニー」で検索。
結果:10ページを超えても表示なし(怒)。ポール・マッカートニーのブログなのにねぇ。これにはちょっとショック・・・。
(一時は上位表示していたこともあったのだが、最近は大手のニュースサイト等に根こそぎ持っていかれているようだ)

次に「ポールマッカートニー ブログ」で検索。
結果:なんと1ページ目の上から2番目に表示!!これは嬉しい。

「ポールマッカートニー アーカイヴ」で検索。
結果:3ページ目に表示。

「Macca」で検索。
結果:10ページを超えても表示なし。まあ、しゃーないか。

最後に「Macca go」で検索。
結果:見事に1ページ目の最上位表示!!でも、当たり前か・・・。

この結果を見るに、「ポールマッカートニー」で検索した人がこのブログにたどり着く可能性はほぼゼロということになってしまった。
これでは読者数が増えないわけだ(笑)。

逆に「ポールマッカートニー ブログ」で検索した人はほぼ間違いなくこのブログにたどり着けるということになる。

まあいいんじゃないでしょうか。これからも弱小、マイナーブログとしてがんばってゆきます!


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ポールの曲:『フィギュア・オブ・エイト』『今日の誓い』(ライヴ・バージョン)

『フィギュア・オブ・エイト』と『今日の誓い』。

この2曲のライヴバージョンが収録されている『トリッピング・ザ・ライヴ・ファンタスティック』というライヴアルバムは、総じてポールの声の調子が良くなかったために、ワールドツアーの興奮とは裏腹にセールス的には今一つ振るわなかったという記憶がある(英17位、米26位)。ただ面白いのは、日本では最高位12位を記録していて、いかに日本のファンがこのツアーを待ちわびていたのかがわかるということ。多くの人がライヴに行った記念にと、こぞって購入したものと思われる(笑)。

ライヴ盤としての完成度を考えると、『グッド・イヴニング・ニューヨーク・シティ~ベスト・ヒッツ・ライヴ』か、『バック・イン・ザ・U.S. -ライヴ2002』のほうが出来はよい、と僕個人は考えている。

しかしながら前述の2曲だけにフォーカスしたならば、この2曲だけのためにCDを買ってもよいと思えるほどのパフォーマンスなのである。

『フィギュア・オブ・エイト』などは、このライヴバージョンをそのままシングルにしたらよかったのにと思えるし、『今日の誓い』だって『フィギュア・オブ・エイト』のB面にするか、なんならセカンドシングルにしてもよかったのにと思えるほどである。

とにかく、どちらも甲乙つけがたい名演であり、ポールの全キャリアを通してもベストライヴパフォーマンスの一つに数えられるほどの出来だと僕は思っている。

念のために、久しぶりにCDを引っぱり出してきてこの2曲を聴いてみたのだが、やはりまったく気のせいなどではなかったことを確認した。

その圧巻のパフォーマンスに僕は今でも全身の血が沸き立ち、鳥肌が立つのを抑えることができなかった。28年前の興奮がリアルに蘇ってきた。


『フィギュア・オブ・エイト』については、言うまでもなくアルバム『フラワーズ・イン・ザ・ダート』を代表する名曲の1つであり、僕個人にとっても「ビートルズ以降にポールが発表したすべての作品の中で」という枠で考えたとしても特別な位置を占める1曲である。

アルバムに収録されたスタジオ録音バージョン自体の出来がすばらしく、それだけで完璧といっても差し支えないくらいなのだが、このライヴバージョンはそれをも超えてしまっている。ほんとうにすばらしい歌と演奏、そしてアレンジだと思う。

当時を振り返ってみると、約13年ぶりのワールドツアー。そして、ポールはそのオープニング曲としてあえて新曲の『フィギュア・オブ・エイト』をぶつけてきたという背景があった。ビートルズナンバーやウイングスのナンバーのほうが盛り上がるのに、あえて新曲で勝負してきたところにまだまだポールの若さと勢いを感じるし、実際それに見合うだけの”力”を持った曲だと思う。

結局ポールの判断は正しかった。実際にCDを聴いても、とにかく観客の興奮ぶりがすごい。僕自身もいまだにあの90年日本公演のオープニングの興奮を忘れることはできない。ついにポールに会えたというあの感動。あの日、あの時、東京ドームにいた人にはわかるだろう。


そして『今日の誓い』。

当時はかなり意表をつかれた選曲だったという記憶がある。だが、アコースティックなアレンジでこちらもイメージを一新。まったく別の曲に生まれ変わったと言ってもいいほどで、何度聴いても飽きのこない現代版『今日の誓い』が誕生した。

その後、ポールは数多くのビートルズナンバーをステージで披露したが、正直言ってそれらすべてが成功したとは言い難い。逆にやらなければよかったと思えるような失敗パターンがあったというのも事実である。

しかし『今日の誓い』についてはセルフカバーの成功例として記録に残ることだろう。

最後に、上記2曲に関して、ギターソロが共に大変すばらしい演奏であることを指摘しておきたい。そう、ロビー・マッキントッシュの創造性に溢れたプレイが名演に花を添えているのだ。特に『今日の誓い』のギターソロには聴くたびに感動してしまう。現在のポールマッカートニーバンドも演奏力、オリジナルの再現力に関しては抜群の実力を感じるのだが、創造性に関しては残念ながらロビーを超えるところまではいっていないと思う。まあ贅沢だけど(笑)

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アマゾン・プライム おすすめアルバム(2)

今日もアマゾン・プライムのミュージック聴き放題の中から、オススメのアルバムを紹介していこう。前回同様、気の向くまま自由に選んでみた。

まずはバーブラ・ストライザンドの3枚:
『ギルティ』
『ライヴ・イン・コンサート2006』
『パートナーズ』

『ギルティ』は円熟期にバリー・ギブの全面サポートを得て全米No.1を獲得した名作。『ライヴ・イン・コンサート』は温かい雰囲気が伝わる貴重なライブ盤。そして『パートナーズ』はなんと2014年、72才の時に全米No.1を獲得してしまったというアルバムである。企画の勝利という側面もあるが、完成度は高い。

エア・サプライ:『ロスト・イン・ラヴ』
僕が学生時代に発売されたアルバムだが、今聴いても全く色褪せない名盤。ソフト・ポップスが好きな方におすすめ。捨て曲1曲もなし。

REOスピードワゴン:『禁じられた夜』
全米で15週間1位を獲得。僕自身はそれほど好きなグループではなかったのだが、このアルバムだけは認めざるをえなかった。いいものはやはりいい。

エレクトリック・ライト・オーケストラ:
『ディスカバリー』
『アウト・オブ・ザ・ブルー』

ELO全盛期の2枚。どちらも完成度が高い。

ボストン:
『幻想飛行』
『ドント・ルック・バック』
『サード・ステージ』

ボストンといえばこの3枚。上から順番に時系列で聴いてください。『サード・ステージ』以降はどうでもよくなった僕でした(笑)。

村下孝蔵:『夢の記録』
なんと50曲入りのコンピレーション盤。主要曲はすべて網羅されているでしょう。後半のギター1本による弾き語りは聴きもの。

ライオネル・リッチー:『バック・トゥ・フロント』
コモドアーズ時代のヒット曲も聴けるお得盤。大人の時間を演出したいときにいかが。

クリストファー・クロス:『Christopher Cross』
やっぱりこれは外せない。永遠の名盤。

ギルバート・オサリバン:『The Best of Guilbert O'sullivan』
オサリバンはこれ1枚あればいいでしょう。

ビリー・ジョエル:
『ストレンジャー』
『ニューヨーク52番街』

定番すぎるけど。

サイモン&ガーファンクル:『明日に架ける橋(40周年記念盤)』
超名盤+ライヴ音源。

Suchmos:『The Kids』
日本が誇るスーパーグループ、サチモス。オリコン2位でついにメジャー入りだね。

飯島真理:『ゴールデン・ベスト ビクター・イヤーズ』
なつかしいでしょ。彼女のキャラは日本音楽界において極めて特異かつ貴重な存在。今も現役でがんばってるそうです。

まだまだあるけど今日はこのへんで。こうして名盤探しするだけでも十分楽しい。皆さんもどうぞ。第3回やるかどうかは不明(笑)。

参考:
アマゾン・プライム

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アマゾン・プライム おすすめアルバム(1)

ポール関係の話題がいっこうに盛り上がる気配のない今日この頃、皆さまいかがお過ごしでしょうか(笑)

これといったニュースもないので、今日は雑談をひとつ。

コストパフォーマンスでは世界一といえる定額制ウェブサービス、アマゾン・プライム。

聴き放題のアマゾン・ミュージックも新サービス”Music Unlimited”に比べれば範囲が限られているとはいえ、なかなかのラインナップで楽しませてくれる。

そこで今日から何回かに分けてアマゾン・ミュージックで聴ける管理人オススメの名盤の数々をご紹介したい。あくまでも個人的な独断と偏見で選んでいますが、ご参考にしていただけたら幸いです。





まずはスティーヴィー・ワンダーのとびきりの名作を3枚:
『インナーヴィジョンズ』
『キー・オブ・ライフ』
『ホッター・ザン・ジュライ』

全盛期のスティーヴィーには神が降りているとしか思えない。『インナーヴィジョンズ』などは、まさに神の息づかいが聴こえるかのような歴史的作品。完成度では『キー・オブ・ライフ』、楽しさでは『ホッター・ザン・ジュライ』かな?

オフコース:『We are』
僕にとってオフコースといえばこれ。日本が誇るポップロックグループに成長したオフコースの最高傑作。後期オフコースもラインナップに加えてほしい・・・。

モーツァルト ピアノ協奏曲全集/ピアノ:アンドラーシュ・シフ
どこから聴いても珠玉のメロディーが堪能できる最高にすばらしいピアノ協奏曲全集。モーツァルトの入門盤としても。僕には一生ものです。

シカゴ:『The Collection』
基本的にベスト盤は外すつもりだったが、シカゴだけは別。シカゴといえばピーター・セテラ。彼のシカゴ時代の名曲がひと通り網羅されているこのベスト盤は僕にとっては最高の宝物なのです。

フリートウッド・マック:
『Fleetwood Mac』
『Rumours』
『Tusk』

『Rumours』は一度は聴いておくべき名作。気に入ったら他の2枚も。

TOTO:
『宇宙の騎士』
『ハイドラ』
『TOTO IV』

世界一美しいハードロックをどうぞ。

小椋佳:『遠ざかる風景』
現役の一般銀行員がオリコンで1位を取ってしまったという、とんでもないライヴアルバム。懐かしいね~。

岡村孝子:『私の中の微風』
僕の中では最高傑作。気に入ったら『liberte』も。

研ナオコ:『ベスト・コレクション32』
改めて歌うまい。昭和を味わいたい方に。

ボズ・スキャッグス:『ミドル・マン』
完成度の高さでこのアルバムをチョイス。

参考:
アマゾン・プライム

はじめてのAmazon Music Unlimited

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微妙な再発盤

5月18日に4枚のアルバムが再発売されるという。

「2018年度カタログ・リイシュー」と体裁のいいタイトルがつけられてはいるが、ようするに旧盤の再発売である。しかも僕の目から見れば「かなり中途半端な」リリースに思える。

今回再発売されるタイトルは以下の4枚:
『スリリントン』
『ウイングス・グレイテスト・ヒッツ』
『ケイオス・アンド・クリエイション・イン・ザ・バックヤード~裏庭の混沌と創造』
『NEW』

そして各々が3種類の形態で発売される。

1つ目が「日本盤のみの紙ジャケCD」 税込2880円

2つ目が「180g重量盤アナログLP」 税込4320円

3つ目が「ユニバーサル ミュージック・ストア限定 180gアナログカラーLP」 税込4860円





まず気になるのが値段である。

旧盤で、しかもボーナストラックもなしで、なんじゃこの値段は?と言いたくなる(笑)

相変わらず日本人はカモにされてますな・・・。

なにしろ、肝心の音質については全く言及されていないのも気に入らない。

再発するなら、せめて音質の向上とかファンにとってメリットとなるポイントがあってしかるべきであるが、そのあたりがまったくもって不明瞭である。

ということは、つまり音については何も変わってませんよ、ということなのだろう。


ほんとにこういう意味不明なリリースはやめていただきたい、と言いたいところなのだが、ポール自身が監修してリリースにGOサインを出しているのだから仕方がない。

きっとキャピトルとの契約履行のための苦肉のリリースという側面などもあったりするのだろう。まあそのあたりは推測の域は出ないのだが・・・。

かくして、「次のリリースはニューアルバムかアーカイヴのどちらか」という僕の予想は見事に外れて、中途半端な再発盤でお茶を濁されたという結果になりましたとさ。ハァ~。

といわけで、今年前半は「カタログ・リイシュー」で終わり。そのあとに続くものがニューアルバムか、もしくはアーカイヴリリースということになるであろう(おそらく秋から冬にかけて)。

とはいえ、個人的には一番買う可能性があるのは『ケイオス』である。なにしろ、僕が持っているオリジナルCDはコピー不可の悪名高きCCCDであった上に音圧がバカ高いという本当に困った代物であった。

コピーできて、音圧がアーカイヴ並みに調整されていれば、それだけで買う価値はあろうかというものだ。

『スリリントン』はアーカイヴのボックスセットに同梱されていたが、0.5回しか聴いていないし、『NEW』はすでに2回買っているので不要、『ウイングス・グレイテスト』はベスト盤がなかった当時だからこその作品ということで、これも僕にとっては不要ということになる。

というわけで、あまり真剣に考えると腹が立つので、今回のリリースはなかったことにして軽く流すこととする。おわり(笑)。

参考:ケイオス・アンド・クリエイション・イン・ザ・バックヤード~裏庭の混沌と創造(紙ジャケット仕様)

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短い曲の名手

僕の観察によれば、ポールは「短い曲で名曲を作る」ことにかけては天下一品である。いや、まちがいなく世界一である。

古くは『オール・マイ・ラヴィング』(2:07)に始まり、『キャント・バイ・ミー・ラヴ』(2:11)、『アイル・フォロー・ザ・サン』(1:48)、『イエスタデイ』(2:05)、『夢の人』(2:05)、『エリナー・リグビー』(2:06)、『フォー・ノー・ワン』(1:59)、『サージェント・ペパーズ(リプライズ)』(1:19)、『ブラック・バード』(2:18)、『ホワイ・ドゥ・イット・イン・ザ・ロード』(1:41)『アイ・ウィル』(1:45)、『レディ・マドンナ』(2:17)、『オール・トゥゲザー・ナウ』(2:10)、『シー・ケイム・イン・スルー・ザ・バスルーム・ウインドウ』(1:53)、『ゴールデン・スランバー』(1:31)、『キャリー・ザット・ウェイト』(1:36)、『ジ・エンド』(2:21)等々、ビートルズ時代だけに絞っても枚挙にいとまがない。

極めつけはビートルズ最後の曲ともいえる『ハー・マジェスティ』で演奏時間はなんと26秒!しかし、僕はこの曲でさえもポールの名曲の1つに数えずにはいられない。短くてもそれだけの内容があるからである。

演奏時間を2分前後に絞ってでさえ、これだけの数の名曲が姿を現わす。これを2分30秒前後にまで広げたら、さらに多くの名曲のオンパレードになる。さらに3分の枠にまで広げたら、調べたわけではないがビートルズに関してはおそらく8割から9割の曲が3分以内に収まってしまうのではなかろうか。

ビートルズが活動していた1960年代に関しては、曲が短いのはなにもポールに限ったことではなかったという反論もあるだろう。当時シングル盤はラジオのエアプレイ用になるべく曲を短くすることが求められたし、アナログのLP盤はA、B両面合わせても収録時間が45分前後という物理的な制約もあった。

しかし、それでもなおポールが他のアーティストと比較して、より多くの短い曲、しかも名曲をものにしていったという事実に変わりはない。しかも、ポールに関してはその短い収録時間の中に詰め込まれる情報量が他のアーティストに比べて圧倒的なのである。実際、前述の収録時間を見て、そんなに短かったのかと改めてびっくりした方も多いだろう。

そう、ポールの作る曲は、曲自体の短さを聴き手に全く意識させないほどに完璧なものが多いのだ。それはまるで3次元空間に在りながら、4次元にアクセスするかのような異次元感覚を与えてくれる、とでも言ったらいいだろうか・・・。

かくして、ポールはソロになってからも曲を短くコンパクトにまとめる手法を使い続けている。それは彼の主要な特徴の一つだ。

僕がなぜこんな事を考えたのかといえば、先日アルバム『メモリー・オールモスト・フル』の『ヴィンテージ・クローズ』と『ザット・ワズ・ミー』のメドレーを聴いていて、「こんなに短い曲なのにかっこいい。2000年を過ぎているというのに、まるでビートルズみたいだ」と思ったからである。

面白いのは、そんな短い曲の名手であるポールが、当時のシングル盤としては超破格の7分超の長い曲『ヘイ・ジュード』を発表したという事実である。そして周囲から大きな反対と批判にさらされながら、全世界で1位を獲得したということ。とにかくビートルズ時代のポールは尖がっていたけどやることなすこと外れがなくてすごい。そして、かっこいい。

参考:追憶の彼方に~メモリー・オールモスト・フル(デラックス・エディション)

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嵐の前の静けさ・・・かな?

ニューアルバムをレコーディング中であるという噂が断片的に伝えられてはいるものの、ポールの今年の活動に関しては依然として公式発表がないまま4月を迎えようとしている。

昨年は12月までツアーを行なっていたとはいえ、これはかなり長いインターバルのように感じられる。

たとえば、昨年などは新年早々に日本公演(4月)の発表があったり、3月には『フラワーズ・イン・ザ・ダート』のリマスター版発売など、かなりウキウキ、ワクワクの状態で春を迎えていたことを懐かしく思い出す・・・(たった1年前だったのか)。

そういえば、そのアーカイヴコレクションにしたって、『フラワーズ・イン・ザ・ダート』の発売からもう丸一年が経とうとしているのである。

アーカイヴシリーズについては未だに新規リリースの情報すら入ってきていない状態だ。レコード会社は既にキャピトルに移籍済みのはずなのだが、ちょっと気になる空白期間ではある。

要約すると、今の状況は、ニューアルバムが先になるのか、アーカイヴが先になるのか、どっちが先なんだ(ワクワク)という状況なのである。

いずれにしろ、今年のツアーの発表はそのあとになるだろうというのが僕の見解だ。

むろんニューアルバムが先であるに越したことはない。

なにしろオリジナルニューアルバムのリリースというのは僕たちファンにとっては5年に1度あるかないかの大事件であり、お祭りなのだから。

そして、このタイミングでアーカイヴリリースの情報がないという事実自体が、ニューアルバムが先に出るであろう、という期待感を大きく後押ししてくれる。

とにかく今のポールは、ニューアルバムが完成するまで他の事はやらない、と心に決めているにちがいない・・・などと僕は勝手に想像を膨らませている(笑)。ここまできたら、完成するまで本当に沈黙を守ってほしいと思う。まちがっても中途半端にツアーなど再開しないでほしい。

だから今は嵐の前の静けさなのである。いや、そうにちがいない(笑)。

ニューアルバムか、アーカイヴか、ツアーか?

2018年の始動は上記3択しかない。待つのもまた楽しだ。

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ポール、ロサンゼルスでニューアルバムをレコーディング中

2018年に入ってからほとんど音沙汰のなかったポールだが、嬉しいことに予想通りニューアルバムをレコーディング中であるというニュースが飛び込んできた。

現在ポールはライアン・ラダーというシンガーソングライター、プロデューサーと共にロサンゼルスでニューアルバムのレコーディングを行なっている。アルバムはすでに完成間近との噂もある。





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ライアン・ラダーはアメリカ・コロラド州生まれの38才。ワン・リパブリックというロックグループのメンバーで、かなりの成功を収めている(シングル『Counting Stars』は英1位、米2位のヒットを記録)。

作曲家としても数多くの楽曲を提供しており、レオナ・ルイスのシングル『Bleeding Love』は全世界でNo.1を記録した。

ライアン・ラダーは兼ねてからポールを最も尊敬するアーティストの1人として挙げていたそうだ。また今回のレコーディングについて「人生で最高のセッション」と語っているとのこと。

このニュースにファンの1人としてはとりあえずひと安心といったところ。このままアルバムの完成と同時にツアースケジュールを発表という流れになってほしいものだと思う。もちろん日本公演もね。

僕の予想としては夏までにニューアルバムの発売、というのがベストな流れだが、完成が遅れる場合はアーカイヴリリースを1発はさんで、秋から冬にニューアルバムというシナリオではないかと思う。いずれにしろ今年中のニューアルバム発売はほぼ確定的ではなかろうか。今年も元気なポールに乾杯!!

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完全無欠、永遠のアイドル 岡田有希子

僕は若い頃から日本のアイドルには興味がなかったほうの人間である。

年代的には山口百恵、桜田淳子、ピンクレディー、松田聖子、中森明菜あたりが全盛の頃、僕は10代だった。だが驚いたことに僕は彼女らのレコードを1枚も買ったことがないのである。あれだけヒット曲を連発した彼女らのレコードを1枚も持っていないというのは今考えても不思議に思える。

ちなみに記憶で女性アイドルばかりを思い出してしまうのは、僕の中でアイドルというのは女の子という固定化したイメージがあるからだろう。

そんなわけで、若い頃はビートルズにのめり込んだ影響からか、「日本のアイドルなんてただのあやつり人形だ」「アーティストとしては認めない」といった突っ張った考えが僕の中にあったのはたしかである。

今ではそれも若さゆえの思い違いであったと自分を冷静に見ることができる。

そして、最近は昔のアイドルの曲も偏見なく聴くことができるようになった。その結果昭和のアイドル歌謡もなかなかいいものがあったのだなと再確認することもしばしばである。


僕が岡田有希子の曲を聴いてみようと思ったのも、そんな僕の何気ない思い付きからだった。

彼女については、とにかく悲劇的なイメージしかなかった・・・。

彼女が当時大変な人気があったこともなんとなく知っていたが、デビューしてはいつの間にか消えてゆく、数あるアイドルの中の1人だろうぐらいにしか考えていなかった。

だから彼女が人気絶頂の中で自殺という悲劇的な死を迎えたときも、とにかく悲しい出来事だ、ぐらいにしか思わなかったのを覚えている。

だから、もちろん彼女の曲も1曲も知らなかった。


調べてみると、彼女が亡くなったのは1986年、なんと今からもう32年も前のことである。

御年19才。

時の流れのなんと早いことか・・・。


ともかく、2018年の今、僕はアマゾンミュージックで彼女のベスト盤を見つけ、軽い気持ちで聴き始めたのである。

1曲目からドキッとした。

なんだこれは・・・。意外に完成度が高い・・・。だが、どうせ1曲目だからだろう・・・。

しかし、僕の予想は完全に間違っていた。

誇張でもなんでもなく、ベスト盤の全曲がいい曲で埋め尽くされていたからだ。

さらに調べてみて驚いた。

竹内まりや、坂本龍一、尾崎亜美など一流のアーティストたちが彼女に曲を提供していたからだ。

どうりで曲がいいはずだと納得した。

つまり、それぐらい彼女は将来の大スターとして周囲からも期待され、たくさんのファンの支持も受けていたということなのだ。

ありがたいことに、今はYou Tubeなどで彼女の在りし日の姿が見れる。

そこに僕が見るのは、あまりにも完璧すぎる昭和の清純派アイドル、岡田有希子である。

もう日本ではあんなアイドルは出ないのだろう。

でも彼女が残した作品は永遠に残る。

50代のおじさんをちょっとだけときめかせてくれたユッコ、ありがとう。

参考:ALL SONGS REQUEST/岡田有希子

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『孤独のグルメ』にハマってます

『ゲーム・オブ・スローンズ』を観て以来、僕の中でちょっとした海外ドラマブームが起こっていたのだが、実は何を観ても今一つ物足りなさを感じていた。

昨今の海外ドラマはどれもこれも良くできていて、それなりには面白い。だが『ゲーム・オブ・スローンズ』の時のようにそれこそ時間を忘れてグイグイとのめり込んでしまうような、どんどん先を観たいのだが観てしまうと終わりに近づくので観たくないような、そんな感覚を与えてくれるような作品には出会えていなかったのである。

だが、僕はついに見つけてしまったのだ。イヒヒ。

しかもそれは海外ドラマでもなく、高額予算ドラマでさえもなかった。

それは、日本のテレビ東京で放映されていた『孤独のグルメ』という比較的マイナーな低予算ドラマだったのだ。ガーン。

マイナーとはいっても、それはすでに大変な反響を呼んでいて、現在までのところシーズン6まで作られている人気ドラマなのだが、僕のように日本のドラマをハナから軽視しているような人間にしてみれば、「ふーん日本のドラマね。あー、しかもテレビ東京ね。」といった感じで一度もテレビのチャンネルを合わせたことがなかったという有様なのである。

誠に人間の思い込み、偏見というのは恐ろしい。反省することしきりなのである。


さて、その内容だが、簡単にいえば「男が一人で様々な飲食店でメシを食う」というただそれだけの内容である(笑)。

しかし、僕はこのドラマを毎回一人でゲタゲタ笑いながら観ている。というのも脚本が秀逸で、とにかくヘタなお笑い番組なんかよりずっと面白いからだ。

そして、観ているだけで心がほっこりして、幸せな気分になる。

それと同時に日本の庶民の食文化がいかにすばらしく、また奥が深いものであるかをこのドラマを通して勉強させてもらっている。50年以上も生きてきたが、いかに自分が生きてきた食の環境が狭いものであったのかを思い知らされている。

もう一つこの番組のすごいところは、一部の金持ちにしか到底手が届かないようなグルメ番組の類いではないところだ。

実際そこで取り上げられているのは、誰にでも手の届く庶民の味ばかりである。

にもかかわらず、それは一つの小宇宙とでも表現できそうなくらいに広大な世界なのだ。

僕は毎回毎回出てくるメニューのすばらしさに目を見張り、「ひぇぇ、うまそう~」と驚きの声を上げてしまう。

さらに、ドラマに出てくる店がすべて実在する店ばかりであり、同じメニューが実際に食べられるというところがまたすばらしい。

もう僕は引退したら、このドラマで取り上げられた店を食べ歩くことに決めている(笑)。


そんなわけで、僕は早くもシーズン1を一気に見終わってしまったのだが、これから先はあまり早く見すぎないように気をつけねば、などと思っている。どうせ無駄だろうけど(笑)

結論。『孤独のグルメ』は日本が誇る、面白くてためになる傑作ドラマである。

アマゾンプライムではシーズン6までと、番外編が観れるのでぜひ一度チェックを。

僕の評価は10点中の9点だ。

参考:孤独のグルメ シーズン1(アマゾンプライムビデオ)

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そろそろ2018年始動か?

もうすぐ2月も終わりだというのに、今年に入ってからポールに関する話題がほとんど入ってこない。

なにしろ彼が大好きなはずのツアースケジュールさえまだ発表になっていないから気にかかる。

いくら元気とはいってもポールは御年75才。はっきり言って健康問題などがあっても全く不思議のない年齢である。

だからとりあえずは元気にしている姿だけでも見せてもらいたいと思う今日この頃なのだ。

元々長い休暇を取るタイプでもないので、そろそろ何かいい知らせが入ってくることを期待したい。


ただ個人的には比較的長い沈黙のあとにはびっくりするようないいニュースが届けられることが多かったというイメージがある。

たとえば「突然の日本公演発表」であったり、「ニューアルバムリリースの発表」であったりだ。

そして、今回についてはいちおう上記のどちらにも当てはまるかな、という気がしている。

ニューアルバムを引っさげて、「コトシモイクヨ、ニッポン。オッス!」なんて動画が突然届けられることを期待したい(笑)。

いずれにしろ、ポールの2018年始動はもう目の前だ。

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とびきりの1枚:『Candy Apple Red』 by 鈴木祥子

それほど売れたわけでもないのに、どうしても好きで好きで、何年経っても手放せない大切なアルバムというものが誰にとっても1枚や2枚はあるのではないだろうか。

僕にとって鈴木祥子さんの『Candy Apple Red』というアルバムはそんな特別な1枚である。

僕はラジオでこのアルバムを1回聴いただけで、これは大変な傑作だと思い、いてもたってもいられなくなった。そして、すぐにCDを買いに走ったのをよく覚えている。

発売は1997年だから、もうざっと20年ほども前のことになる。

それから1年くらいは日本人アーティストにしては相当なヘビーローテーションでこのアルバムを聴き倒したものである。

なにしろ曲が良い。粒が揃っている。そしてバラエティに富んでいる。

その上ヴォーカルも、演奏も、アレンジもすばらしかった。

だが、このアルバムはたいして話題にもならず、ヒットすることもなく忘れ去られていってしまうのである。

そして、2、3年は悔しい思いを抱きつつ、僕自身がこのアルバムの存在をだんだんと忘れていってしまったのだった。

月日は流れた・・・。

そして本当に久しぶりにCDのホコリを払って、このアルバムを聴き始めたところ、言葉にならないほど感動してしまった。

売れていようと、いまいと、やっぱり名盤は名盤だったからだ。

僕は慌ててアマゾンのユーザーレビューを検索した。こんな風に感じているのは日本で僕一人だけなのかどうかを確認したかったからだ。

そしてホッとした。なんと、こんなにマイナーな作品にもかかわらず、4.7という高評価が付いていたからだった。わかる人にはわかるのだ。数は少なくてもちゃんと評価されているのだと知って嬉しくなった。

というわけで、誰がなんと言おうと『Candy Apple Red』は日本音楽史上に残る傑作ポップアルバムである。

ちなみに、その後鈴木祥子さんのアルバムを何枚か聴いたが、本当に好きになれたのはこのアルバム1枚だけだった。

それにしても大変な才能である。

彼女はソングライターとしてはかなりの成功を収めているようだが、艶っぽいヴォーカルやルックスもけっして悪くないからもっともっと売れても不思議ではないと思うのだが・・・。残念であるが、売れるって大変な事なのだなと、改めて実感した次第。

参考:Candy Apple Red 鈴木祥子

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名盤に生まれ変わった『パイプス・オブ・ピース』

前々回の続き。

アルバム『タッグ・オブ・ウォー』はポールの復活作にして80年代を代表する名盤。続く『パイプス・オブ・ピース』は2匹目のどじょうを狙いマイケル・ジャクソンを起用したがシングル以外はパッとしなかったどちらかといえば失敗作。というのが一般的な評価であると思う。

チャート記録を見ても『タッグ・オブ・ウォー』が英米でNo.1に輝いたのに比べ、『パイプス・オブ・ピース』は『セイ・セイ・セイ』という大ヒットシングルがあったにもかかわらずイギリス4位、アメリカに至っては15位という結果に終わっている。

だが個人的には『パイプス・オブ・ピース』はそれほど悪いアルバムではないと長い間思い続けてきた。このあたり、はっきり言って意図的なチャート操作があったのではないかと過去記事にも書いたほどである。

ただ、それでも僕自身このアルバムに関して気に入らなかったことが一つだけあった。それは『タッグ・オブ・ウォー』と同じくジョージ・マーティンがプロデュースしたアルバムであるにもかかわらず、『パイプス・オブ・ピース』にはサウンド面で統一感が感じられなかったことである。特に各曲における音圧の違い(デコボコ感)はアルバムを通して聴いたときに大きな違和感を覚えたものだ。

しかし、アーカイヴのリマスター版では音圧のバランスが見事なまでに補正されていたのである。

そして、たったそれだけの事で『パイプス・オブ・ピース』のアルバム全体のイメージが僕の中でガラッと変わってしまったのだった。

その事実には発売直後にも気付いてはいたのだが、先日長いブランクを開けてこのアルバムを再び通しで聴いたことで、僕はその違いを改めて再認識したのだった。「このアルバムほんとに悪くない、いや、これはポールの傑作の1枚に数えてもけっして悪くないほどの作品だ」と・・・。

今回のようなサウンド面での補正はアーカイヴ・シリーズ・プロジェクトがもたらしてくれた最大の恩恵であると僕は思っている。

それはアルバム全体の印象を簡単に一変させてしまうほどのものなのである。

ビートルズやイーグルス(後期)、フリートウッドマック等に代表されるプロデュース力、総合的なサウンド構成力がいかに聴き手にとって重要なファクターになり得るのかを僕は思い知ったのだった。真の名盤には常に「プラスアルファ」が必要なのだ。

というわけで、今後のアーカイヴリリースでも同様にポールのソロ作品が再評価されてゆくのは間違いないだろう。

参考:パイプス・オブ・ピース(スーパー・デラックス・エディション)(DVD付)

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僕の好きな曲:『初恋』 by 村下孝蔵

聴き放題のAmazon Musicは、買ってまでは聴かないというアーティストのチェックには大変重宝している。

ご本人にはたいへんに失礼な話だが、村下孝蔵という人は僕にとってそんなアーティストの1人であった。

なにしろ大ヒットした『初恋』と、『踊り子』ぐらいしか知っている曲がなかった。

しかしながら、この『初恋』という曲だけは時代にまったく左右されない超名曲なのである。

ほんの数カ月前、唐突にこの曲のメロディーを思い出して口ずさんでいる僕がいた。

そして、そのあまりにもすばらしい旋律と歌詞に、僕は1人涙を流していた。(年を取ると涙腺がゆるくなるのです、笑)

その感動は言葉では表せないほどのものだった。


というわけで、僕はAmazon Musicで彼の名前を検索し、オリジナルの『初恋』を何度も何度も聴いたのだった。

だが、それで終わりではなかった。

僕は村下孝蔵という人をいわゆる「一発屋」の1人だと思っていたのだが、それがとんでもない誤解であったことが判明したからである。

調べてみると彼はアルバムを14枚、シングルを21枚も出していた。

残念ながら、彼は46才という若さでこの世を去ってしまったのだが、中身の濃い実にしっかりとした作品を後世のためにたくさん残されていたのだった。

正直言って最初から彼のすべての作品を受け入れられたとは言い難い。だが、聴いては離れ、また戻っては離れを繰り返してゆくうにち、どんどん彼の作品が好きになっていったのである。

それにしても、実にいい曲が多い。ヴォーカルもすばらしいし、ギターの腕前も相当のものである。なにしろアコースティックギター1本で聴かせる力量といったらハンパではない。このあたりもCDにしっかり残されている。

今は50曲入りの編集版『夢の記録』に挑戦中だ。ああ、癒される・・・。

読者の中に、もしも以前の僕のように『初恋』ぐらいしか知らないという人がいたら、とりあえず『春雨』という曲を聴いてみることをおススメします。僕が仰天した曲である。

日本人の情感を表現できる稀有なるソングライターだったと思う。

彼の才能と偉大な作品すべてに感謝を込めて。

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ポールの曲:『レインクラウズ(Rainclouds)』

前回の続き。

クルマの中ではあったが、久しぶりにポールのアルバムを続けて何枚か聴いたことにより、僕の中で多くの気づきが起こったのである。

そのうちの1つが、『タッグ・オブ・ウォー』アーカイヴ・コレクションのボーナストラック、特に最後の3曲のすばらしさだった。

『エボニー・アンド・アイヴォリー』ソロ・バージョン

『レインクラウズ』

『アイル・ギヴ・ユー・ア・リング』

3曲全部について書いていたら長くなるので、今日は『レインクラウズ』のみについて書こう。


この曲は元々シングル『エボニー・アンド・アイヴォリー』のB面として発売された。

僕は当時19才。このアナログのシングル盤は持っていて、B面にしてはいい曲だなぁと思っていたものだ。何度も何度もレコードをひっくり返しては聴いたのをよく覚えている。

しかし、その後僕が知る限り長らくこの曲がCDフォーマットとして発売されることはなかった。

2015年、『タッグ・オブ・ウォー』のアーカイヴリリースのボーナスオーディオとして、こうしてリマスター&CD化されたのは本当に喜ばしい限りである。僕自身も約30年ぶりにこの曲をフルコーラスで聴いて胸が躍る思いがしたものだ。

そして、先日クルマの中でこの曲を聴き、いや~改めてホントにいい曲だよなと・・・。

しかしアルバムのアウトテイクにしておくには完成度が高すぎる気がする。

そして、僕があとから知ったのは、この曲がジョンが亡くなった日にレコーディングされたという事実だった。


ジョンの悲報を知ったその日に、ポールは予定通りエア・スタジオに現われた。

そして、ジョージ・マーティンがレコーディングを中止するかと尋ねたところ、ポールはやると答えたのだという。

当時レコーディングに関わった人々からの話では、ポールは見ていられないほど最悪の状態であった。

にもかかわらず、あえてレコーディングを決行したのは、きっと悲しみが深すぎて何かをやらずにはいられなかったからであろう。


そうして、改めてこの曲を聴くと、たしかに『レインクラウズ』には他の曲にはない荘厳な雰囲気というか、ピンと張り詰めた緊張感があるように思われる。

緑の山々、深い谷と銀色の川、そしてひんやりとした空気・・・。

気がつけば、いつの間にか立ち込める黒い雨雲(レインクラウズ)。

ポールの曲ではあまりないことなのだが、僕の脳裏には、かなりはっきりとした情景が浮かんでくる。


無理やり関連付けるつもりはないが、「雨雲」とはあまりに象徴的ではないか。

それゆえ、ポールはこの曲の再公開を長い間先延ばしにしていたのではなかろうか。

それにしても、この記事を書いていて思ったのだが、ジョンが亡くなってからもう37年も経つというのに、僕はまだあの悲しみから立ち直れていない。多くのファンもきっとそうだろう。

それでも、この曲を楽しむ心の余裕くらいはできたのかもしれない。

こうしてたまにでもジョンのことを思い出すことが、彼に対する供養になることを祈りたい。合掌。


参考:タッグ・オブ・ウォー(スーパー・デラックス・エディション)(DVD付)

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